プロレス統計

「プロレスの数字とプロレスする」をテーマにプロレスに関連する数字を調べ、まとめ、考えるブログです。

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”日本プロレス協会”について所感と振り返り

先週、新型コロナウイルスによる長期の興行自粛の影響を受けて国内7団体による要望書が馳浩衆議院議員に提出された*1のは弊ブログでもお伝えした通り*2ですが、それを踏まえてなんとなくの機運が高まっているのが日本プロレス業界をまとめるコミッション団体…

国内プロレス7団体による要望書について所感

去る2020年4月15日はある意味で「プロレスと政治」というものについて世界規模で稀有なイベントが起きた日になったようです。 早朝にはアメリカ・フロリダ州知事が「全国の観客を対象にしたプロのスポーツとメディア制作は”必要不可欠”な仕事である」と声明…

プロレス団体におけるフォロー&RTキャンペーンの効果について

「このツイートをRT、アカウントをフォローで○○をプレゼント」という文言を見かけたことがない、と言うTwitterユーザーはあまりいないでしょう。いたとしても1か月もTwitterをやっていればいずれ目にする文言だと思います。それほどまでにすっかり浸透した、…

WrestleMania36ツイート数値調査

気づけば1週間近く前の話になりますが、WWEでは年間最大のビッグイベントWrestlemaniaが開催されました。とはいえアメリカは現在まさにコロナウイルスが猛威を振るっている状況、それもあって通常通りの開催とは程遠い「無観客」かつ「二日間」での開催とな…

2020年3月の新日本プロレス ツイート/大会動員数報告

毎月初めに「月例報告」として行っていた新日本プロレスのツイート・大会動員数報告なんですが果たして興行の一切を自粛していた3月はどうするか・・・と思っていたんですけど良いも悪いも含めてその時の情報をアーカイブしておくことに意味はあると思うので…

動員大会数から見るCOVID-19影響下の日本プロレス界:2020年3月編

最初に政府からの興行自粛要請が出てからはや1ヶ月、一時は雪解けムードも漂いましたが今日からは一部地域での緊急事態宣言発令を伴ってさらに追加での興行中止が引き続きそうな日本プロレス界です。色々と経済対策はされるらしいとは言うものの気が滅入る一…

COVID-19による日本プロレス主要5団体への影響概算【4/8版】

(この記事は新型コロナウイルスCOVID-19による日本プロレス界への影響概算 - プロレス統計のデータ改訂版です。各団体の発表に基づいて随時更新していきます) 【4/8 データ追加修正】 COVID-19の影響は現状まで収まるところを知りませんが、現在その感染拡大…

COVID-19による全世界のプロレス業界に対する影響調査

まさかこんな状況で新年度を迎えることになるとは思っても見なかったんですが、しかもこの状況がいつ収束するのかも目下不明というのがなんとも恐ろしい。私の場合は今年度から大きく環境が変わることもあって時々刻々とそのスケジュールが変更・更新されて…

収益分布とみるWWEと新日本プロレスのCOVID-19対策とその違い

先日、新型コロナウイルスCOVID-19による日本プロレス界への被害を概算したわけですが、こと今回の出来事を考えるときにその被害のみを書くのでは片手落ちの感があります。こと日本に限ってもプロレス界はCOVID-19によってただ一方的に被害を被ったわけでな…

新型コロナウイルスCOVID-19による日本プロレス界への影響概算

新型コロナウイルス(COVID-19)は実社会に大きな影響を及ぼし、その対象はプロレス界も例外でない、どころか下手するといろんな分野の中でもかなり重大なダメージを与えたような気がする昨今です。2月末に要請された政府からの2週間の大型イベントの自粛要請…

WordCloudで見る「内藤哲也、かく語りき」

プロレスとその他の格闘技・スポーツの大きな違いとして挙げられる要素がリング内外での「言葉」を重要視、または有効活用するということがあります。プロレスラーはその言葉によって観客を扇動し、またファンは言葉を使って試合を解釈し、そうしてプロレス…

プロレス技の使用頻度変化調査:新日本プロレス編

プロレス興行が世界的に自粛されているこのプロレス空白期間(©92サイトー)は何かを振り返るのに持って来いのタイミングでもあります。そんな最中、先日の92サイトーさんのプロレスの事「好きな技の事」回を聞いていて、以前から気になっていた疑問を思い出し…

棚橋弘至はどれぐらい疲れていないのか

それはつい先日のこと、中京圏を放送対象域にしているCBCのローカル情報番組チャント!での一幕。チャント!といえば中京圏・岐阜県出身選手である棚橋弘至がリポーターとしてレギュラー出演している番組である。その番組中、プロレスファンの目を疑う光景が放…

フォロワー数変化で見る自粛期間中の国内プロレス団体たち

3月から始まった様々な分野における大規模イベント自粛、政府からの要請時はかなりそこかしこが慌ただしかったような気もしますが、開始から1週間経ち、相変わらず良いニュースは中々ないですがなんとなく世は落ち着きを見せ始めたような感じもします。一応…

各種数値で見る日本国内シングル王座

これまでも各種データベースサイトから情報を集計して記事を書いてきた弊ブログ。その中でも使用頻度が多い海外のプロレスデータベースサイトCagematchなんですが、先日集計プログラムを一新しまして、これまで通りの試合・選手情報に加えて各タイトル・王座…

日米プロレスファン評価の相対性について諸検証

インターネットの普及によって、少なくとも趣味の面において国境の存在感は薄くなってきた感もある昨今ですが、その趣味においても思わぬところで文化の違いを目の当たりにするものです。ことの発端は昨日発表されたWrestling Observer Awards(以下WOA)とい…

各種数値で振り返るWRESTLE-1

春は別れの季節、ではあるんですが今年は特大級の別れが訪れるようで。 【活動休止のお知らせ】「WRESTLE-1」は、2020年4月1日(水)の東京・後楽園ホール大会を最後に、無期限の活動休止とさせていただきます。ファンの皆様、また団体、選手を支えていただい…

2020年2月の新日本プロレス ツイート/大会動員数報告

すっかりイベント業界が大変なことになっている昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。まぁよく考えなくてもそれらを催す側が一番大変な目にあっているはずなので隙を見つけて何か支援はしたいところ。その一環が棚橋選手も行っていたような「プロレス…

”Togethr”の対極として思い出す”巌流島”・無観客試合

【3/10 追記あり】 プロレスファンのみならず多くのジャンルにおいてリアルイベントの中止が引き起こされた昨今、なんか今度は学校も早めの春休みに・・・なんて話も見かけてこりゃ大ごとだ…という実感を強める日々です。 とはいえ、大事な事態にただただ「…

各種数値で機運を高めたかったNEW JAPAN CUP2020

【2/26 追記】 【お詫びとお知らせ】3月1日(日)~3月15日(日)までの11大会を開催中止とさせて頂きますhttps://t.co/kT79sMq6iV#新日本プロレス #njpw pic.twitter.com/RmJHKiG3K2 — 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2020年2月26日 上記の通り…

オカダ・カズチカと柴田勝頼の物語

最近すっかり更新が滞っておりましたが、まぁ「粗製乱造は避けよう」という方針と「次期シリーズ(NEW JAPAN CUP)に向けての情報がなかなか出てこない」というダブルパンチでどうすっかなーとなっていたわけです(年度末でなかなか忙しかったというのもありま…

各種数値で見る国内主要タイトル

先日新日本プロレスのIWGPヘビー級についてまとめたんですが、その直後にふと「これCagematchのデータをまとめたほうが汎用性高いんでは?」と気づきました。ということで前回からそう日は空いていませんが国内主要団体の主要タイトルについて集計してみたの…

各種数値で見るIWGPヘビー級歴代王者

つい先日これまで行われたIWGPヘビーvsジュニアの王者対決についてまとめたんですが、各王者の過去の成績についてまとめるのが手動でちょっと難儀したんですよね。ということで思い立って新日本プロレスの各王座の歴代王者についても集計してみました。その…

IWGPヘビーvsIWGPジュニア、王者対決を振り返る

先日、公式に発表になったように2020年の旗揚げ記念日のメインのカードは内藤哲也vs高橋ヒロムの初シングルにしてL.I.J.同門対決に決定しました。そういった宣伝の仕方が為されているわけなんですけど、ここ数年の新日本プロレスを見ている方々の中ではこれ…

各種数値で機運を高める内藤哲也vs高橋ヒロム

1972年3月6日に旗揚げした新日本プロレスにとって、48回目の「旗揚げ記念日」が迫ってきました。近年では直後にNEW JAPAN CUPが控えているのもあって、その開幕戦になったりすることもありますが、通常のシリーズではあまり見られないスペシャルな試合が組ま…

新日本プロレスはWrestle DynastyでMSGを満員にできるのか?という思索

東京オリンピックの開催によって俄かに景色が変わりそうな夏の新日本プロレス。例年でいうと文句なしのドル箱シリーズであるG1 CLIMAXが開催されている時期ですが、都内の多くの会場が使えないことを鑑みてか、G1 CLIMAX事態を秋口にずらすことが先んじて東…

2.9 新日本プロレス NEW BEGINNING OSAKA ツイート解析

1.5の因縁が結実すると同時に今後を占う大阪、冬の陣です。 (新日本プロレスワールドより引用) 集計結果 大会中、専用ハッシュタグの#njnbgに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。 縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日…

ツイート詳細解析:1.4新日本プロレス東京ドーム編

これまでも何度か行ってきたツイート解析においては興行全体を通して瞬間ツイート数が最も多かったいくつかのシーンについてのみ紹介していたんですが、それはあくまでもそのシーンの盛り上がりであり、興行のハイライトを押さえるという役割は満たしていま…

3つの共通項から唱える「NEXTREAM=超世代軍」説

日本プロレス界の一つの課題として「若手の育成」というのは一つの大きなテーマとして語られるものである。少し前でいうと「若手は基礎を固めるべき」か「最初から伸び伸びやらせるべき」かなんて言う方法論の議論がTLをにぎわせたこともあったりしました。…

2020年1月の新日本プロレス ツイート+大会動員数解析

気づけば大規模なプロレス企業戦争が勃発した2020年の1月、そのインパクトに押されたのもあって忘れていましたが、今回はいつもの新日本に関して月例報告です。新日本プロレス的には経営陣的には御の字で終わったドーム二連戦後、ファンタスティカマニアなん…