プロレス統計

「プロレスの数字とプロレスする」をテーマにプロレスに関連する数字を調べ、まとめ、考えるブログです。

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2020-01-01から1年間の記事一覧

試合成績で振り返る2020年の新日本プロレスのレスラー達

先日は一足早く2020年の新日本プロレスの興行的数値についてまとめたところですが、今回は各選手の試合数値についてまとめです。 www.pwanalysis.com 全体試合数 タイトルマッチ数 選手数 選手別総試合数 シングルマッチ数 メインイベント数 合計勝利数・勝…

興行的数値で見る2020年の新日本プロレス

例年であれば年内最終興行が終わり次第さっさといつものフォーマットでまとめている「○○年の新日本プロレス」なんですけど、如何せん今年はイレギュラーなことが多く、これまでのような単純比較が難しいためちょっと表示手法を考えねばならんかったのです(そ…

ABEMA視聴数ランキングでみる格闘チャンネルとK-1とプロレス その2

その1から引き続き、ABEMAの視聴者数ランキングを元にABEMA、そして格闘チャンネルの現状を考えます。前回はABEMA全体についてのデータを中心としましたが、今回はスポーツ系・格闘チャンネル、そのなかでもプロレス系番組についてまとめます。詳しい集計法…

ABEMA視聴数ランキングでみる格闘チャンネルとK-1とプロレス その1

歴史を振り返ってみればプロレスと映像の関係は常に密接なものだったと言えます。日本に限っても力道山の日本プロレスと言えば街頭テレビでの中継がその地位を確固たるものにし、力道山亡き後は弟子たる馬場と猪木をTV局が奪い合ったのもあって全日本・新日…

2020年東スポプロレス大賞新人賞について所感

今年もこの季節がやってまいりました、年末の風物詩、東スポ制定プロレス大賞。まぁ風物詩というと「今年ももう年末だねぇ」としみじみするイメージがしますが、どっちかっていうときな臭さと香ばしさ漂う戦いの火ぶたが切って落とされるイベントという感じ…

新日本プロレスCOVID-19対策ポリシー変化点について

気付けば年の瀬も迫ってきた昨今ですが、個人としてもブロガーとしても思い返されるのはCOVIDのてんやわんやの事ばかりという感じがします。とんでもない有様になったのは確かですがそれでも人間って何とか生活していくんだなぁとその適応力?にも驚くことに…

各種数値で比較するWTLとBOSJ:暫定版

こういう考えは正直言えばあまり良くない考えだとは思うのですが、人は比較したくなる生き物なのです。それこそ仲の良い兄弟だったシルバーマンとゴールドマンに「どっちが強いの?」と聞いてその後の長い禍根を生んだりするのも人の悲しい性なのですが。そう…

週刊プロレス選手名鑑2021から見るプロレス界2020年の変化

週刊プロレスの毎年恒例の企画ではありますが、今年も選手名鑑が発売になるようで先日その表紙が下記の通り発表になってましたね。 お待たせしました! 週刊プロレス「プロレスラーカラー選手名鑑2021」(12月28日増刊/No.2097)の表紙を先行発表!! 12月2日(水…

BOSJ&WTLについて諸解析

新日本プロレスのBOSJ&WTLがすっかり開催しており、私も先日地元のWTL公式戦大会を見に行ったりしているんですが、割といろんなことが急遽決まってしまったのもあり、普通に忙しかったのもありいろいろ解析をせずにいましたね。まぁやらなければならないも…

第5回プロレスフィールドワーク 10.16 新日本プロレス 小松大会

年末も近づきつつあるわけですが、私事としては仕事に慣れてきたと見るやドンドン仕事を投げられるようになった時期も重なりなんだか忙しくなりつつあります。とはいえ趣味を犠牲にするつもりもなく、今回は月曜日とはいえ県内で新日本プロレスの興行がある…

挑戦権利証システムとは忌み子だったのか?

「IWGP王座挑戦権利証」とは一体何だったのか? これまでもファンの中、特にマニアの部類に入るファンの中で度々議論されてきた話題ではありますが、ここにきて俄かにマニアよりも表層のファンの間で議論が、と言うよりも撤廃論が説かれるようになっています…

3大リーグ戦前後のTwitter実況者数及び動員変化調査

様々な偶然が重なった結果新日本、全日本、ノアの三団体のシングルリーグ戦がほぼ同時期に重なった2020年。全部を全部追いかけてた人はかなり大変だったんではないかと思うところですが、いずれにしたって各リーグ戦事件もなく完走できたのは傍から見ていて…

各種数値で機運を高めるBOSJ27

空前そして絶後であってほしいCOVIDの猛威によって”史上初”がバーゲンセールになった2020年ですが年末までもその例に違わず、史上初の年末開催、そして史上初のWTLとの同時開催になったBOSJ。ジュニアのファンとしてはヒロム筆頭に「中止でなく延期!」と言い…

新日本プロレスにおける”急所攻撃”登場数簡易調査

最近でもないんですがTwitterなんかを見ていると時々ですが新日本プロレスに関して何やら怒っている人を見かけるわけです。そんな腹立つなら見なきゃ良いのに…と思いつつ見てみると「急所攻撃が多い!」とのこと。まぁ確かにジェイにしろEVILにしろ内藤さんに…

共通項で機運を高めるグレート・O・カーンvsオカダ・カズチカ

毎年恒例、秋の大阪ビッグマッチまで残り10日と迫っております。まぁG1後のこの時期、というかG1直後はドームに向けての遺恨整理月間という感も例年あって、遺恨があるということは対戦の記憶も新しいカードが多数組まれる傾向があります。今回は全6試合、す…

各種数値で振り返るG1 CLIMAX 30:Twitter数値編

次期シリーズも始まってしまいましたが振り返るべきことはまだまだあるわけです。例年だと毎大会ツイート数の推移なんかを紹介していたんですが、最近とてもじゃないけどそこまでする時間がなかったので、今年は最終結果のみの報告になります。Twitter数値に…

各種数値で振り返るG1 CLIMAX 30:興行成績+α編

前回から引き続き史上初だらけだったG1 CLIMAX 30について振り返っているわけですが、今回は興行的数値(と前回集計し忘れた個人成績)についてまとめです。弊ブログだと毎月新日本については動員の変化を報告していたんですが、COVID-19の影響によって例年と…

各種数値で振り返るG1 CLIMAX30:個人成績編

元はと言えば今夏に予定されていた東京オリンピックを避けるために秋開催が予定されていた第30回G1 CLIMAXでしたが、そこにCOVID-19という未曽有の非常事態が重なったため「史上初の秋開催」というだけでなく興行形式から観戦形式まで、ありとあらゆる点で史…

共通項から考えるTHE EMPIREはBULLET CLUBの再来なのか?という話

G1 CLIMAX 30も閉幕し、誰しもがそれを振り返りつつ今年もまさかの二連戦が発表されたドーム大会に向けて憶測を巡らす昨今ですが、本来統計ブログとしては色々数値のまとめを始めるべきなんですがそれはじっくりやるとして今回も少し思い付きではありますが…

出会い、成長、決別で振り返るオスプレイとオカダの物語

G1はまだ最終戦を残していますが最終戦を待たずして一つの事件が起きたわけです。ウィル・オスプレイのグレート・O・カーンとの結託、それによるオカダとの敵対。ユニット制が色濃い新日本のリング上では自分のユニットを率いることがそのまま活躍の幅を広げ…

【悲報】オカダ・カズチカ、また裏切られる

うん、「また」なんだ。済まない。仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。 でも、この記事を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れな…

ユニット別にみるG1 CLIMAX

G1 CLIMAX 30も残るは両国3連戦のみ、まごうことなく終盤戦になりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は久々に、というか多分初の遠征をしたりして珍しく満喫したなという感が漂っていますが、弊ブログとしてはこれからこそが結果の解析に取り組む…

第4回 フィールドワーク 10.10 新日本プロレスG1 CLIMAX 大阪大会

前回、前々回は一応「コロナ禍の~」という題目にしてましたが気づけばコロナ禍での新たな対策も日常となってきた感があるので外しましたが、今回もその辺に気を付けつつ現地参戦もといフィールドワークに行ってきました。今回は表題の通り新日本プロレスのG…

地域別勝率でみる選手との相性:G1大阪直前編

主要三団体のリーグ戦が一挙に開催になったこの9・10月、つい先日全日本チャンピオンカーニバルが終了し、ノアのN-1も今週末に優勝決定戦が行われ、新日本のG1もようやく折り返した感があり、秋が深まると同時に祭りが徐々に終わりつつある感じがあってさみ…

2020年の内藤さんが頑張っているという話

新日本プロレスのG1CLIMAXはまだまだ序盤という感じですが、その中でプロレスデータマニアの間で指摘されているのは「内藤さんの試合時間がえらい長い」という話。公式サイトで見てみると開幕から4戦はいずれもかなり長い感じ。まぁ開幕してすぐというのもあ…

G1 CLIMAX 30 各大会勝敗予想的中率解析:序盤戦編

こと近年の新日本プロレスにおけるファン文化というのは、試合を見て味わう・試合後に反芻するということもありますが、試合を前に考える想像するということに比重が高まっている感もある昨今です。それこそ内藤さんが数年前に「想像する時間は贅沢な時間で…

G1 CLIMAX 30初戦を終えてのTwitter決勝カード予想変化

ついに始まった新日本プロレスG1CLIMAX30。毎年恒例であるからこそ「今年も開催に至った」ことへの感謝が実況席からも漏れ出る開幕戦でした。まぁこういう「開催してくれてありがとう!」という気持ちは開幕戦ぐらいで今後はやっぱりどんな試合が行われるか、…

三十にして立つ、しかして惑えよオカダ・カズチカ

表現は人によって様々でしょうけど、今現在新日本プロレスのオカダ・カズチカ32歳は”惑い”の中にあるのは確かでしょう。少し前にもコスチュームを大幅に変えて「オカダはどうしたんだ?」と心配されたのも記憶に新しい中、2020年にはその代名詞でもある必殺技…

G1 CLIMAX30 Twitter予想:初動調査報告

今年はいろいろとイレギュラーな状態ということもあって今年はないかなぁと思っていたんですが、ちゃんと今年もありましたTwitterでのG1各種予想。もう何回目になるかという感じですが私がプロレスに関する集計を始めたのはG1の決勝カード予想が始めだったの…

試合順別勝率から見る「G1のGは”下剋上”のG」説

少し遅れはしましたが今年もこの季節がやってきました。「G1のGは何のGなのか?」を問う季節が。GreatなのかGodなのかといわれている中「G1のGは後藤のG」というセンセーショナルな新説が出されたのが2008年、あれからはや12年も立っていますがいまだに結論…