プロレス統計

「プロレスの数字とプロレスする」をテーマにプロレスに関連する数字を調べ、まとめ、考えるブログです。

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2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

選手主導で始まったタイトルたち

先日の会見で発表になった新タイトルKOPW2020*1。その試合形式などに注目が集まり賛だったり否だったりの反応が見受けられる*2わけですが、それとは別の特徴として挙げられるのは「オカダ・カズチカ発案タイトル」という点でしょう。 元々IWGPなんかは猪木さ…

特殊ルール王座で機運を高めるKOPW2020

つい先日からオカダさんがほのめかしていた「面白いこと」。ファンの間でいろいろと推測されていたもののおそらく誰もが考えていなかったであろうその正体がついに明かされました。 菅林会長同席のもとオカダの口から発表された「面白いこと」 (新日本プロレ…

各種数値で機運を高めるEVILvs高橋ヒロム

何もかもがイレギュラーな中決まった7.25愛知決戦、そのメインに据えられたのは新日本プロレスの生え抜きであり、オカダや内藤らを「現世代」と評するのならばいわば「新世代」となる両者によるIWGP戦。IWGPヘビー&IC二冠戦、EVIL対高橋ヒロムが控えています…

興行規模別メイン登場頻度から見るEVILショックの要因

物事が大きく動く時、得てして反発は大きいものです新日本プロレスのNEW JAPAN CUP開催前にはそう予想している人はあまりにも少なかったであろうEVILのIWGP二冠戴冠。この出来事に対して否定する人、賞賛する人、静観する人等反応は様々ですが、いずれも今回…

「WITHコロナ」下におけるプロレス地方興行に関する第1回フィールドワーク(7.18ドラゲー金沢)

少し前から「WITHコロナ」「新しい生活様式」という言葉が良く用いられるようになっていますが、それはプロレスの観戦様式においても同様です。全国諸団体がガイドラインを設けたり、注意喚起をしたりしながら有観客興行を再開しつつあるわけですが、その実…

興行的数値から見るCOVID-19第一波前後の日本プロレス界

COVID-19の到来は多くの場面でそれまでの形式を変え、あんまりうれしくない類の”新しい日常”を作ってしまった感があります。それは興行としてのプロレスにおいても同様で、無観客試合が多数開催され、最近になって有観客試合も再開されたものの、そのキャパ…

6.12 新日本プロレス Dominion 大阪城ホール大会 ツイート解析

ついに再開した有観客でのビッグマッチ、ここから新たな新日本プロレスが始まるようです。 (新日本プロレスワールド公式ツイッターより引用) 集計結果 大会中、専用ハッシュタグの#njdominionに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります…

プロレスにおける”格”の数値化試行:新日本プロレス編

プロレスにおいて頻繁に登場する概念であるものの実態がはっきりせず、人によってまるでとらえ方が異なるもの(というのは山のようにあるんですが、その中の一つ)に”格”というものがあります。つい先日のプロレス系のまとめサイトで”格”についての掲示板で…

週刊プロレスの表紙でみる日本プロレス界の変化

先日、プロレスリング・ノアの広報活動を行っているという花澤勇佑さんがnoteで以下のような記事を公開していました。 note.com 記事ではコロナ禍下での広報活動とその成果について書かれており、その成果の一つとして「週刊プロレスの表紙数」を挙げ、「表…

休業明けによるTwitter実況者回復度調査- #njpw 編

ここ最近は「帰ってきた日常」というのをヒシヒシ感じる日々ですが、子供向け番組でもこの数か月番組制作ができないこともあって再放送や総集編で間をつないでいたらしく、先日からようやく新作エピソードがお茶の間に流れるようになったようです。そんなタ…

新日本四天王時代は到来するのか?という話

「新日本プロレス34年ぶりの金曜8時生中継」として大々的に宣伝された先日のNEW JAPAN CUP2020の準決勝戦。中継時間が午後8時~9時と限られているのもあってこの準決勝の2試合のみが放送(といっても全然時間足りてなかったですが)されました。結果として34…

”内藤哲也に対するのは誰なのか?”で見るNJC優勝候補たち

新日本プロレス、まさかの復活を遂げたNEW JAPAN CUPも2回戦までの24試合が終了、残るは準々決勝、準決勝、決勝の7試合を残すのみとなりました。元々こういったトーナメントはその優勝自体に価値あるものともされていましたが近年のNJCは特に「IWGP王者に挑…