プロレス統計

「プロレスの数字とプロレスする」をテーマにプロレスに関連する数字を調べ、まとめ、考えるブログです。

MENU

新日本プロレス

国内全興行データでみる2023年の日本プロレス界

プロレスというジャンルに限らず、スポーツや観劇など一つの会場に人を集めることによって成り立つジャンルにおいて重要な数値として動員数が挙げられます。プロスポーツなどではリーグや各団体だけでなく、試合が開催される会場ごとでもその動員数を計測し…

合同戦略発表会資料から見る新日本プロレス&スターダムの売り上げ+動員推移

先日、ブシロード傘下の2つのプロレス団体、新日本プロレスとスターダムが合同戦略発表会を実施してました。詳細は下記の記事に譲りますが、その中のスライドで両団体の売り上げについての数字が発表されてましたね。実はプロレス団体の売り上げの数値ってあ…

新日本プロレス・G1 CLIMAXでのコロナ後動員回復率について

つい先日、新日本プロレスの夏の*1恒例シリーズG1 CLIMAXが終了しました。私も大阪大会1日目とかは現地まで見に行ったりしていたんですが、そういった内容面はさておき、今回はG1 CLIMAXの動員について少し調べました。いいタイミングだったというのもあった…

各種数値でみるネットプロレス大賞2022

今年もブラックアイ3さんが主催されているネット・プロレス大賞が行われ、1月20日のその結果が発表されました。今回も公表されている投票結果を用いて、2022年ネット・プロレス大賞について解析を行います。 手法としては公開されている全投票者リストから独…

国内全興行データでみる2022年の日本プロレス界

2022年の日本プロレス界がどうだったのか、全興行データから今回も見ていきます。 注)今回のデータは海外のプロレスデータベースサイトCAGEMATCHに掲載されたデータを独自に集計・解析した結果のため各団体の独自発表とズレ・抜けなどあると思いますので参…

コロナ以後の国内プロレス団体の動員回復率について

先日、新日本プロレスのG1 CLIMAXが終了しました。試合についてはさておき少し目を引いたのは優勝者オカダ選手が試合後のコメントで大会の動員について言及したこと*1。以前から会場の入りに関しては目標を掲げることが多い選手でしたが、G1優勝の場でもそう…

国内全興行データで見る2021年の日本プロレス界

2020年がCOVID-19という大きな変化に振り回された年だったとすれば2021年は一時の混乱期を経て、良くも悪くもCOVID-19と共にあることが常態化した1年でした。その結果が興行的数値にどう表れているのかをちょっと見ていきます。 参考:2020年の結果 www.pwan…

試製新日本プロレス戦績検索システムの使い方

最近に限った話ではないんですがプロレス界隈においてシングルマッチが決まった時には「過去の対戦経験が・・・」という話はよく出てきます。通常であれば記憶をたどって公式サイトを辿ったりしなくちゃいけないんですが、データベースがあればなんとか調べ…

ツイート詳細解析-コメント比率編 : #njSG を題材に

先日、Twitterでのコメント集計にまで手を出し、その内訳を報告したわけですが、そちらでは丸一日のコメント全体を解析していたわけですが、プロレスの興行はn試合ぐらいに分かれているわけで。各試合の中の盛り上がり、話題の推移なんかも見れると面白いか…

ツイート詳細解析ーコメント内訳編: #njcupfinal を題材に

弊ブログだと(最近はあんまり記事にしてませんが)ツイート解析というのをやっていまして単純な毎分のツイート数の推移なんかは報告していました。 例えば上図は3.21の新日本プロレスNEW JAPAN CUP決勝での#njcupfinalにおけるツイート推移で、瞬間的なツイー…

各種数値で機運を高めるNEW JAPAN CUP 2021

お久しぶりですね。例年ドーム後は因縁抗争的な流れが多かったりで数値をまとめる機会に恵まれない傾向なのですが、それを超えるとまとめがいのあるヤツが毎年やってくるわけです。 【『NEW JAPAN CUP』1回戦の組み合わせが決定!】今年は計30選手が出場!“…

ちょっと最近の後楽園ホールの話

今回はサクッと行きますが私のネット界隈唯一の知り合いと言っても過言でもないトペブロのコバさんがこんな記事を tope-suicida.tokyo まぁ主題に関してはノーコメンツとして置いて気になったのは以下の下り 後楽園ホール大会が多い理由に配信数を増やすとい…

緊急事態宣言下における大都市圏への興行集中に関して諸考察

すっかり時期を逸した感じもありますが、少し前には新日本の後楽園ホールの動員が少なかったーということで杞憂民が多数発生していた模様。すっごい既視感を感じるなぁーと思ってたのは一昨年10月にも似たようなことがあり杞憂民が多数発生しており、それを…

各種数値で見るネットプロレス大賞2020:最優秀団体編

年始のこの季節の風物詩と言えばそうネット・プロレス大賞。各マスコミ媒体の大賞ものが発表された後に行われることもあってそれを反映した結果が現れるとも言われる、同大賞。その特徴はなんと言っても投票者の投票内容がすべて赤裸々に公開されているとい…

新日本プロレス「アイツを倒すのに何年かかったと思っているんだ」ランキング

全然タイムリーな話ではないんですが、先日以下の動画がシェアされているのを見かけまして。 www.youtube.com 正解は2013年1月4日~2016年1月4日の3年間で合計3度東京ドームのメインで対戦していますが、オカダさんが勝ったのは2016年のみで2013年、2015年の…

過去退団選手で類推する契約と選手プロフィールの関係性

年始からここまできな臭くなっては落ち着きを繰り返している新日本プロレス界隈ですが、先日も新たな燃料が投下された模様。ありていに言えば「ジェイ・ホワイトの今後」についてのあることないことですが、発端は今年の1.5東京ドーム大会後のバックステージ…

各種数値で振り返るWRESTLE KINGDOM15

早くも年始のWRESTLE LKINGDOM15から1週間ほどたちましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。私は年始にまさかの法事が発生し、合計1000㎞近く運転する羽目になってえらい疲れたかと思いきや大雪で日に2度の雪かきをしなければ車が埋まるという状況にもなり、…

国内全試合データで見る2020年の日本のプロレスラー

さて世の中は風雲急を告げている感がある昨今ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。なんだか風潮的にはしばらくはゆっくりせざるをえんなぁという感じがしているので色々大規模なまとめをすべくアイデアを捏ねたりしている最中です(ものになるかはさておき)…

国内全興行データで見る2020年の日本プロレス界

皆さんあけましておめでとうございます。今年は諸事情で実家にも帰らず、自宅でいつも通りに過ごしていたのもあって新年感が一切ない正月を迎えていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。まぁとりあえず5日までは休みを取っているので色々調べたりまとめたり…

試合成績で振り返る2020年の新日本プロレスのレスラー達

先日は一足早く2020年の新日本プロレスの興行的数値についてまとめたところですが、今回は各選手の試合数値についてまとめです。 www.pwanalysis.com 全体試合数 タイトルマッチ数 選手数 選手別総試合数 シングルマッチ数 メインイベント数 合計勝利数・勝…

興行的数値で見る2020年の新日本プロレス

例年であれば年内最終興行が終わり次第さっさといつものフォーマットでまとめている「○○年の新日本プロレス」なんですけど、如何せん今年はイレギュラーなことが多く、これまでのような単純比較が難しいためちょっと表示手法を考えねばならんかったのです(そ…

ABEMA視聴数ランキングでみる格闘チャンネルとK-1とプロレス その2

その1から引き続き、ABEMAの視聴者数ランキングを元にABEMA、そして格闘チャンネルの現状を考えます。前回はABEMA全体についてのデータを中心としましたが、今回はスポーツ系・格闘チャンネル、そのなかでもプロレス系番組についてまとめます。詳しい集計法…

ABEMA視聴数ランキングでみる格闘チャンネルとK-1とプロレス その1

歴史を振り返ってみればプロレスと映像の関係は常に密接なものだったと言えます。日本に限っても力道山の日本プロレスと言えば街頭テレビでの中継がその地位を確固たるものにし、力道山亡き後は弟子たる馬場と猪木をTV局が奪い合ったのもあって全日本・新日…

新日本プロレスCOVID-19対策ポリシー変化点について

気付けば年の瀬も迫ってきた昨今ですが、個人としてもブロガーとしても思い返されるのはCOVIDのてんやわんやの事ばかりという感じがします。とんでもない有様になったのは確かですがそれでも人間って何とか生活していくんだなぁとその適応力?にも驚くことに…

各種数値で比較するWTLとBOSJ:暫定版

こういう考えは正直言えばあまり良くない考えだとは思うのですが、人は比較したくなる生き物なのです。それこそ仲の良い兄弟だったシルバーマンとゴールドマンに「どっちが強いの?」と聞いてその後の長い禍根を生んだりするのも人の悲しい性なのですが。そう…

週刊プロレス選手名鑑2021から見るプロレス界2020年の変化

週刊プロレスの毎年恒例の企画ではありますが、今年も選手名鑑が発売になるようで先日その表紙が下記の通り発表になってましたね。 お待たせしました! 週刊プロレス「プロレスラーカラー選手名鑑2021」(12月28日増刊/No.2097)の表紙を先行発表!! 12月2日(水…

BOSJ&WTLについて諸解析

新日本プロレスのBOSJ&WTLがすっかり開催しており、私も先日地元のWTL公式戦大会を見に行ったりしているんですが、割といろんなことが急遽決まってしまったのもあり、普通に忙しかったのもありいろいろ解析をせずにいましたね。まぁやらなければならないも…

第5回プロレスフィールドワーク 10.16 新日本プロレス 小松大会

年末も近づきつつあるわけですが、私事としては仕事に慣れてきたと見るやドンドン仕事を投げられるようになった時期も重なりなんだか忙しくなりつつあります。とはいえ趣味を犠牲にするつもりもなく、今回は月曜日とはいえ県内で新日本プロレスの興行がある…

挑戦権利証システムとは忌み子だったのか?

「IWGP王座挑戦権利証」とは一体何だったのか? これまでもファンの中、特にマニアの部類に入るファンの中で度々議論されてきた話題ではありますが、ここにきて俄かにマニアよりも表層のファンの間で議論が、と言うよりも撤廃論が説かれるようになっています…

3大リーグ戦前後のTwitter実況者数及び動員変化調査

様々な偶然が重なった結果新日本、全日本、ノアの三団体のシングルリーグ戦がほぼ同時期に重なった2020年。全部を全部追いかけてた人はかなり大変だったんではないかと思うところですが、いずれにしたって各リーグ戦事件もなく完走できたのは傍から見ていて…