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新日本プロレス「アイツを倒すのに何年かかったと思っているんだ」ランキング

全然タイムリーな話ではないんですが、先日以下の動画がシェアされているのを見かけまして。

www.youtube.com

正解は2013年1月4日~2016年1月4日の3年間で合計3度東京ドームのメインで対戦していますが、オカダさんが勝ったのは2016年のみで2013年、2015年の2度は敗北を喫していました。
この両者に関してはドーム以外で結構な頻度で対戦しているので普通に振り返るとそういうイメージも薄いんですが実は乗り越えるのに時間がかかった壁だったんですねぇ。

まぁこういう「同一会場で」というのは他にあんまり例がない気はするんですが、他の選手でも「アイツを倒すのに〇年かかった」という事例はいそうだなーと思い立ったので今回は「アイツを倒すのに何年かかったと思っているんだ」ランキングを作ってみました。

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集計方法

今回はお手軽に新日本プロレス公式サイトの試合結果ページにある試合結果から抽出したデータを用い、シングルマッチでの初試合~初勝利にかかった日数及び試合数を各組合せで集計し、それぞれの長かった上位10名について紹介します。
新日本プロレスの試合結果ページは2007年以降のデータしかないのでそれ以前の対戦については伺い知ることができないので2007年のころの結果については厳密には初試合~初勝利の日数・試合数にはなっていないことをご注意ください。*1

日数部門 トップ10

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というわけでさっそく調べてみた結果が上の表。
最も長かったのはタイチvs石井智宏両選手の対戦で、初対戦が2009年11月30日で初勝利はなんと10年後の2019年8月11日に初勝利、その間実に3541日間
確かにG1優勝したかのようなタイチ陣営の喜びようだった気もしますが10年掛けでの勝利となれば納得も行きますな。
他には2007年6月10日に初対戦し、9年後の2016年8月13日に初勝利を収めた本間朋晃vs永田裕志(3352日)、
2007年6月14日に初対戦し、2016年6月6日に初勝利をした田口隆祐vs外道などが入ります*2

試合数部門

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続いては視点を変えて試合数でトップ10を見てみたのがこちら。
1位になったのは断トツの試合数24をたたき出した2012~2013年ごろのヤングライオンだった小松洋平vs田中翔の現ロッポンギ3K対決。
この24戦の内訳を見てみると実は初対戦があった2012年12月6日から22戦目までは全てが引き分けで23戦目となった2013年12月21日に田中(現SHO)選手が初勝利を収め、その2日後の2013年12月23日の24戦目に小松(現YOH)選手の方が初勝利を収めたようです。
まぁヤングライオンだからこそ起きうる減少ですかね、特にこの二人の時は若手が少なかったから只管対戦していたというのもあるだろうし。
ちなみにこの両者の若手時代の戦績は49試合して田中が10勝、小松が17勝、22引き分けと小松選手が上手に行っていましたね(なお凱旋帰国後の対戦はまだなし)。

 

所感雑感

というわけで久々の思い付きランキングでした。
パッと思いついた割には結構集計が面倒くさい上に再度データベースの不完全さを痛感したりしました。
まぁお遊びということでちょっとご参考にしてください。
しかしタイチvs石井を見るとオカダvs棚橋@ドームもなんだかんだすぐだったなぁ…と思ってしまうのは逆に良くないのでは?感もあります。

きょうはこれまで、それでは

*1:他のデータを参照することも考えましたが面倒くさい上にCagematchも過去のデータに関してはあまり網羅的とも思えないのであきらめましょう

*2:ちなみにCagematchを参照すると2003年、2006年にも対戦がありそれぞれ外道勝利、田口勝利となっていたので厳密には967日が記録と見られる