今回はサクッと行きますが私のネット界隈唯一の知り合いと言っても過言でもないトペブロのコバさんがこんな記事を
まぁ主題に関してはノーコメンツとして置いて気になったのは以下の下り
後楽園ホール大会が多い理由に配信数を増やすという部分もありますが、他団体が後楽園ホール大会を減らしている分、新日本がこれを補っているとも言えるでしょう。
まぁ確かに新日本は後楽園めっちゃ多いが「他団体が減っているは本当か?」と思わないでもなかったのでちょろっと調べてみました。
データベースはいつもの通りCagematchから、2月18日現在までの興行を扱っています。
各月後楽園ホール大会数
通常年の例として2019年、コロナ下例として2020年、そして2021年のデータをそれぞれ示しますが、各月の後楽園ホール大会数を示したのが上図。
1月は2019~2021にかけてあまり変化がなく、20~25大会と盛況だったようですが、2月は1月よりは例年少なくなる傾向が例年あるようなのですが2021年は18日時点で14大会開催*1で19日以降に7大会開催の予定(薄い赤で表示)なので21大会となる予定。
というわけで全体としてはかなり大会数が増えることになるようです。
新日本プロレスの場合
さて本題として新日本プロレスの後楽園ホール大会の回数を同様に示したのが上図。
例年と比較して2020年は結構多い7大会だったのですが2021年はさらに増えて18日までに8大会、19日以降に2大会が控えているのでなんと月に10大会を開催する予定。
言ってみれば3日に一回後楽園ホールで興行があるわけです。
図を見てわかるようにここ2年で最多の後楽園ホール大会開催数なので、ここ数年見ていたファンの中でも「めっちゃ後楽園ホールやるやんけ」と思うのは道理ですかね。
とはいえ「コロナで~」という理由づけをしたくなるのはわかるんですが、2020年2月のコロナ以前の時点で大幅に増やしていたので、そういうのとは全く関係なく後楽園ホール大会を増やそう!という方針があった感はありますね。
新日本プロレス以外の場合
続いては新日本プロレス”以外”の団体の合計値を見てみたもの。
2021年2月はこれまで6回開催され、19日以降に5大会が予定されているので全11大会の予定でほぼ例年並みという感じですね。
余談:平日/休日比
上記のような話を先にコバさんとしていたら「平日・休日比とかは?」なんて話があったので追加で調べてみるとこんな感じ。
weekendが所謂休日(土日、祝日は含まず)なのですが新日本の休日興行の割合は23%に対して新日本以外は48%とかなり差が出ている感じ。
そもそも1週間の内の土日の割合が28%ぐらいなので新日本は「曜日を問わず興行を入れる」に対して、それ以外は「週末を狙って興行を入れる」という傾向がある感じがしますね。
結論
まぁ調べてみた結果でいうと「特に(新日本プロレス以外の)他団体の興行が減っているわけではない」「新日本はめっちゃ増えている」ということですね。
事情についてはプレスリリースも何もないのでわからんのですがとりあえず冒頭の記事の引用部分に関しては当たってないなぁという感じでした。
きょうはこれまで、それでは