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ツイート詳細解析-コメント比率編 : #njSG を題材に

先日、Twitterでのコメント集計にまで手を出し、その内訳を報告したわけですが、そちらでは丸一日のコメント全体を解析していたわけですが、プロレスの興行はn試合ぐらいに分かれているわけで。
各試合の中の盛り上がり、話題の推移なんかも見れると面白いかなぁと思ったわけです。
特にプロレスだと2チームが争うわけで、コメント内容を見ることで「どちらが(話題・試合の)主導権を握っていたのか?」なんかも見れるかと思ったので。
今回は2021年4月4日の新日本プロレスSAKURA GENASIS(#njSG)を題材に解析です。

前回の

www.pwanalysis.com

 

集計・解析方法

前回と同じくリツイートを除く通常ツイートのコメントをそれぞれ集計しています。
その後タイムライン上の話題を見ながら大まかに各試合の開始と終了を設定し、その間のコメントについて以下の解析をします。
試合は入場の開始ぐらいから次の試合の入場が始まる前まで、もしくは休憩が始まった段階・マイクが終わった段階をイメージしていますが如何せん適当なので開始・終了付近は結構適当です。

各試合時間内のコメントについて各対戦チームの選手名(日本語と英語)の登場回数を集計します。
例えば4.4のメインでいえば飯伏側の登場回数として「飯伏」と「Ibushi」を検索、オスプレイ側であれば「オスプレイ」と「Ospreay」にしています。
もちろんファストネームなんかも入れられる気はしたんですが簡単のために一般的に使われる名前の日本語・英語名という感じにしました。
何を隠そう、この「どの単語を集計するのか」の設定が面倒くさいので簡単にせざるをえなかったのだ。
で、検出できた総単語数の内何%がその選手を占めていたのかを以下では色分けして示します。

第1試合

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第1試合のコメント割合を示したのが上図。
簡単に鈴木軍側が赤系、BULLET CLUB側が青系になっています。
全体の傾向としては序盤BC側が優勢も後半に連れて鈴木軍側が増えるといった感じですね。
特に終盤でザックの割合がかなり増えている辺り、ザックがかなり活躍・注目を受けたということがうかがえます。
実際ザックはこの試合を決めていたわけですし。

第2試合

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続いては第2試合、こちらは10人タッグなのでかなり人が多い。
結果としてみると序盤と終盤にCHAOS側(赤)が優勢、特に矢野さんの活躍があったように見えますかね。
一方中盤ではディック東郷とKENTAを軸に大きく盛り返した感があったり。

第3試合

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続いて第3試合、大会前からXの登場に注目を集めていたようですけど、LIJ勢を相手にしてもコメント割合が常に優勢になっているという。
特におそらく登場してから以降はほとんどX=ヘナーレが大半を占めていた辺りこれに関しては新ヘナーレお披露目の試合だったと言えるでしょう。

第4試合

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続いて第4試合、NEVERの前哨戦としての棚橋とジェイのタッグマッチですけど、
序盤はBC側優勢に対して徐々に棚橋側が持ち返して5分ぐらいになった感じ、全体を通してみるとBC側の方が優勢だったという感じでしょうか。

第5試合

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そしてセミメインのIWGPジュニアタッグ選手権。
まぁYOHの復帰戦というテーマもあったので序盤からしてYOHのコメントが多い感じでコメント数では終始優勢、中盤では一時押し込まれた感がありますが、テーマとしてはYOHの試合だったかなぁと。

第6試合

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そしてメインイベントの飯伏vsオスプレイ。
序盤はほぼ互角か中盤にかけて飯伏が優勢になるも終盤に盛り返したという感じが見えますかね。

 

所感雑感

というわけで簡単にですが各試合ごとの解析になりました。
まぁ常にTLを眺めていればイメージは付きそうなもんですけど誰しもがそうできるわけでもないのでこういうツールがあるのは良いのかなぁと思ったり。
一応界隈では所謂Statsみたいなのを使ってる人もいますがそれはマネできそうにないので自分なりの、試合中の動向を探るツールとして使えたらなぁという感じです。
とはいえこれもどう解析に繋げるのかは考えもんですね、図としてはわかるけども、という。

きょうはこれまで、それでは