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各種数値で振り返るG1 CLIMAX 30:Twitter数値編

次期シリーズも始まってしまいましたが振り返るべきことはまだまだあるわけです。
例年だと毎大会ツイート数の推移なんかを紹介していたんですが、最近とてもじゃないけどそこまでする時間がなかったので、今年は最終結果のみの報告になります。
Twitter数値に関してはファンのリアルタイムのリアクションなんかを探ることができるツールなので便利ではあるのです。

というわけで簡単にですが#G1CLIMAX30におけるツイッター実況についてまとめです。

 

各大会ツイート・リツイート・ユーザー数

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まず各大会中継があった日のツイート数(nonRT)、リツイート数(RT)、つぶやいたユーザー数(user)の推移がこちら。
例年もそうでしたが開幕戦数試合がいずれも数値が高く出て中間は落ち着き、最後の3連戦にかけて大きく数値が伸びる傾向にあることが今回も現れました。

最多リツイートツイート

そういえば最近になってリツイートの仕様が変わって引用ツイートとの選択式になったらしいんですがとりあえず集計時点では旧仕様のまま、今後どう変わるのかは楽しみではあります(単純に考えれば絶対数は減る?)
で、リツイート数に関してはニュース性であったりバズに関連したもので盛り上がりというよりは話題性に関する数値だと思うんですが、#G1CLIMAX30のツイートでもっともリツイートが多かったのが下のツイート。

まさかの試合詳細でも何でもない高橋ヒロムのツイートで1043RTを記録。
一応Bブロック最終戦で解説につき、仲間のSANADAをアシストしてーなんてこともあったんですがこのツイートからわからんですね、超特別リングサイドからの観戦ツイート感。

ちなみに2位がオーカーン襲撃、3位が来年のドーム二連戦、で4位がG1優勝についてのツイートでした。
話題を作るというのもなかなか難しいもんです。

瞬間ツイート数

続いては瞬間的な盛り上がりの指標としての瞬間ツイート数
瞬間と言いつつ毎分のツイート数でランキングですがそのトップ5は以下の通り。

1. 飯伏連覇

2020-10-18_17:44 549tw/m

最もツイートが多かったのは流石にG1優勝決定戦、飯伏優勝の瞬間。
飯伏に関しては「史上3人目の2連覇」という追加要素もあったので話題性も強かったと思います。

2. SANADA Bブロック突破

2020-10-17_19:21 433tw/m

続いてはBブロック最終公式戦だったSANADAvsEVILの一戦。
上記のツイートの通り、このG1どころかその前の前のシリーズから悪行三昧だったEVIL&ディック東郷に対して胸のすくような鮮やかなオコーナーブリッジでの勝利。
そこまでの溜めもあったとは思いますけど、その溜めに負けないテクニシャンなSANADAらしい勝ち方だったのはなお一層の事良かったですね。
この勝利があったからこそ決勝でもオコーナーが出た時に多っとなったわけですし、順調にオコーナーブリッジの箔がついている感がありますね。

3. 石井ジェイを粉砕

2020-10-16_20:52 364tw/m

奇しくも?両ブロックの最終公式戦はBULLET CLUB対ベビーフェイスな様相でしたが、テクニシャンが一矢報いる形だったBに対して、Aはまさに鉄槌を下すような試合。
シリーズ通してずっといてめていた石井の膝をジェイが狙うも、そのお株を奪うかのような膝攻めを見せつつ、最後はそれをこらえて持ち上げた石井のブレーンバスターでの勝利。
こちらもこちらで石井らしく勝った、爽快な試合という印象。

4. THE EMPIRE始動

2020-10-16_19:54 361tw/m

そういった本戦とは関係ないところでも今後に繋がる新たな流れが埋まるのもG1の常です。
今年は特にそんなそぶりが全くなかったと言っても良い、G1最終戦のオカダvsオスプレイでそれが起きるとは、いやまぁ「この組み合わせが第4試合とか正気か?」とか思っていたので今思えば…ってもんですけど。
白熱しつつあった試合の途中、突如としてオスプレイの相方であるビー・プレストリーが出てきたかと思えばさらに背後からもがもが頭から弁髪に変わったもののその体格と目つきの鋭さは変わらないグレート・O・カーンが現れる。
まさかのオスプレイのCHAOS裏切り、そしてのちにTHE EMPIREと名付けられるユニットの誕生であるという。
少なくともドームまでかけてオカダとオスプレイの対戦がくみ上げられるんでしょうけど、その後がまぁわからない、果たしてその後に本戦に絡んでいくのは誰なのか…

5. ザックEVILを丸め込む

2020-09-20_15:45 308tw/m

打って変わってBブロック開幕戦でも大きくわいた瞬間があったようで、それまで悪行三昧だったEVILをザックが見事なヨーロピアンクラッチで丸め込み出ばなをくじいた瞬間。
これまではどっちかっていうとテクニシャンではあるものの嫌われがちだったザックが、この日を境にベビー寄りに受け入れられたような感じもしましたね。
思えばEVILは初戦がザックにヨーロピアンクラッチで、最終戦はSANADAにオコーナーブリッジで丸め込まれて負けてたので、今のEVILを相手には丸め込みで鮮やかに勝つ、というのが結構ハマってるんだろうか。

 

所感雑感

というわけで簡単にですがTwitter数値について報告でした。
そういえば先日Amazon Prime Videoでビデオを他のユーザーとチャットしながら同時に見れるサービスが発表されたり*1してましたが、
元々はTVや映画館と比較して「好きなものを好きなタイミングで」が売りだったサブスクサービスにタイミングを共有させるサービスが出てくるのは意外だったりもします。
とはいえ逆に言えばこれまでサブスクに無かった「体験の共有」という旧メディアの強みを取り込もうとしている証左でもあります。

新日本プロレスワールドでも似たようなシステムが導入されたらいいなーと思うんですが、多分今の比じゃないサーバ性能が要るんでしょうね。
現状としては大体としてLIVE配信とTwitterでの実況が変わっていますが、LIVE以外にも過去コンテンツで実況会なんかは需要あると思うので(実際ファン間でやっている人らもいますし)何とかやってみてくれんかなぁという感じです。

きょうはこれまで、それでは