プロレス統計

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2020年1月の新日本プロレス ツイート+大会動員数解析

気づけば大規模なプロレス企業戦争が勃発した2020年の1月、そのインパクトに押されたのもあって忘れていましたが、今回はいつもの新日本に関して月例報告です。
新日本プロレス的には経営陣的には御の字で終わったドーム二連戦後、ファンタスティカマニアなんかもありましたが、ビッグマッチなどはなかったのでなんとも静かな印象はありましたね(まぁファンタスティカのツイート解析一切やんなかったってのもあるんでしょうけど)。
時系列的には既にNEW BEGINNINGシリーズの中継も始まった頃合いではありますが、先に1月を振り返っていきましょう。
 

 

ツイート解析

まず初めにTwitterAPIを用いたプログラム*1で新日本プロレス公式ハッシュタグ#njpwに投稿されたツイートについて集計した結果について紹介します。

総ツイート/リツイート/ユーザー数

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ツイート各数値ですが、2020年1月に#njpwに投稿された総ツイート数は6万6250ツイート総リツイート数は22万3183RTユーザー数は1万851人となりました。
ほとんどの数値がドーム二連戦で稼がれたものではあると思いますがいずれの数値も昨年を大きく上回る結果になりました。
ちなみに一昨年との比較になると2018年の各数値が6万4941/14万2324/1万1510だったので、ツイート・RT数は上回り、ユーザー数では下回った形のようですね。
というかドーム2DAYSよりもユーザー数が多かった2018年凄いな・・・

各数値推移

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1月中の各日の各数値の推移を示したのがこのようになっています。
勿論ドーム2DAYS+NEW YEAR DASHが各数値で頭一つ抜けてるようです。
この二日間の各数値を見るとリツイートでは1.4<<1.5、ツイートでは1.4<1.5なのに対してユーザー数ではわずかにですが1.4>1.5になっていたようです、#njwk14のハッシュタグでは1.4<1.5になっていたので誤差みたいなものか。

リツイート数上位ツイート

1月中に#njpwで最も多くリツイートされていたのはかさま歯科クリニックさんのライガー選手のペーパークラフトのツイートで4775RT
一瞬この結果だけ見て「えっ・・・誰・・・?」となってたんですがなるほど凄い作品だ・・・そりゃあバズる。

ツイート数上位10シーン

1.内藤哲也、2冠王者となる 
01-05_19:10 229tw/m

2.オカダ・カズチカ、飯伏に勝利しIWGPヘビー防衛 
01-04_21:11 179tw/m

3.高橋ヒロム、新IWGPジュニア王者に
01-04_19:30 157tw/m

4.鈴木みのる、ジョン・モクスリー襲撃
01-05_16:38 147tw/m

5.内藤哲也、ジェイ・ホワイトに辛勝
01-04_20:18 137tw/m

6.KENTA、deJaponを妨害
01-05_19:19 127tw/m

7.モクスリー、ランスからUS王座奪取 
01-04_18:53 122tw/m

8.新コスチュームでオカダ・カズチカ入場
01-04_20:29 114tw/m

9.ライガー引退試合、レジェンド続々入場 
01-04_17:06 110tw/m

10.2020年のG1は秋開催決定
01-05_17:13 108tw/m

ツイート数が多かった上位10場面はこのようにドーム2DAYS関連の話題がほとんどを占めることに。
そんな中でも頭一つ大きかったのは1.5のメイン、内藤が勝利の瞬間、現地にいても凄いお祭り騒ぎでしたからねぇ。
ちなみにこの数値(229tw/min)は既に昨年の最速ツイート速度(164tw/min:みのるのライガーに対する座礼のシーン)どころか、私がこの集計を始めて以降最速の数値なのでそのインパクトの大きさを推して知るべし、という感じがします(2位は2018年のDominionでのケニーIWGP初戴冠のシーン)。

 

大会動員数解析

ここでは新日本プロレス公式サイトの試合結果ページからWebスクレイピングで集計した動員データを用いて解析を行います。

同月の過去大会動員数推移

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新日本プロレスの2020年1月の大会数は19大会動員数は9万3484人でした。
ドーム2連戦の動員がちょうど7万人ぐらいなのでそれ以外の動員が2万3千人程度だったという感じですかね。
昨年のドームの動員が3万8千人程度なのでそれ以外の動員が2万2千人程度、そういう意味ではそれ以外の動員については同程度もしくは大会数が増えた分平均動員は減っているかもしれません(アメリカ大会も数百人台の動員ばっかですし)。
そして大会数は昨年から3大会の増加、これに関しては1月中のアメリカ大会が昨年1大会だったのが今年は4大会に増加しているのでその分が増えたようです。
ふと思えば昨年はビザの問題で日本人選手が参戦できなくて荒れてたりしてましたね…今年は飯伏がインフルで欠場になりましたけど棚橋やコジが行けたようで良かった・・・

年間総動員

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2020年これまでの大会数は上述のとおり。
上図のように2019年の2月末までの総動員が9万1千人だったので今年は1月時点で2月までの動因をすでに上回る結果となったようです。
とはいえ今年は大きく大会のスケジュールが変わることが発表されているのではたしてドル箱シリーズG1の異動によってどうなるのか・・・

 

所感雑感

ということで月例報告でした。
今年に関してはドーム2連戦という大きく異なる点があるので例年と単純比較が難しいのは間違いないんですが、それを踏まえてもドーム二連戦は凄いお祭りだったんだなぁと振り返るばかりです。
まぁそんなこと言うと2月にはNEW BEGINNING大阪が大阪城ホールで開催なんてのもあるので異例続きなんですが、こういう異例なスケジュールもオリンピックでG1がズレること(による動員減)への対策なのかなぁと思ったり。
そういう意味では全然違う傾向が今年は見れるかもしれません。

きょうはこれまで、それでは