1972年3月6日に旗揚げした新日本プロレスにとって、48回目の「旗揚げ記念日」が迫ってきました。
近年では直後にNEW JAPAN CUPが控えているのもあって、その開幕戦になったりすることもありますが、通常のシリーズではあまり見られないスペシャルな試合が組まれる傾向にあります。
それはすなわち見る側も期待しているということでもありますが、その期待通りに決定したのは・・・
【夢の“初シングル”が正式決定!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2020年2月10日
3月3日(火)『旗揚げ記念日』大田区大会で、内藤哲也vs高橋ヒロムのスペシャルシングルマッチが実現!!https://t.co/09RSWIqI1u#njpw48th #njpw #旗揚げ記念日 pic.twitter.com/h5Pmq9n2fp
現・IWGPヘビー級&ICの二冠王者内藤哲也 vs 現・IWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロム。
共にWrestle Kingdomで圧倒的支持の元で王座奪還を果たした者同士、その勢いのままの対戦という感じ。
上述の通り初シングルとなる両者なんですが、それ以外の経緯についてまとめてみたいと思います。
ヒロムヤングライオン時代のタッグも1度だけ
割と調べてて驚いたんですが、内藤とヒロムはこれまでシングルがないのは勿論、L.I.J.に加入するまではタッグで組んだことも1度しかなかったんですよね。
ヒロムのデビューは2010年8月ですが、この時既に内藤はCHAOSに所属しておりタッグで組むことも対戦することも経験をせず。
その後、2011年5月にCHAOSから追放されることで本隊に復帰したため、その年の10月30日(G1 TAG LEAGUEシリーズ)において内藤・本間・ヒロムというタッグを組んでいます*1。
試合レポートを見るとタッチするシーン自体はあったと見えますが、内藤にとってはIWGPへの再挑戦を急いでいる時期というのもあって言及はなし。
その一方ヒロムは
高橋「(前略)特に内藤さんは自分にとって特別な存在なんで、今日は凄く組めて嬉しかったです。次は闘って鍛えてもらいたいです」
とコメント、この時から意識していたのは確かなようですね。
それにしたってまさかその”次”が8年近く後になるとは・・・
その後、高橋”広夢”は2013年6月9日をヤングライオンラストマッチとして、無期限の海外遠征へ出発。
L.I.J.”第5”の男へ
L.I.J. ”第1の男”と”第5の男” (2016.12.10)
それから時は流れに流れて3年5か月後、2016年11月5日に高橋”ヒロム”は新日本に凱旋帰国。
そこから少し間をおいて(もしくはもったいぶって焦らして)、翌月12月10日にL.I.J.に加入。
思えば唯一のタッグ経験も年末のタッグリーグですし、この際もWORLD TAG LEAGUEシリーズ中のスペシャルタッグマッチに乱入し、内藤をアシストする形での登場となったのは奇妙な縁という感じもしますね。
所感雑感
というわけで各種数値、というよりは「調べてみたけど全然対戦ないやん!」というまとめでした。
一応この両者が出ている試合をざっと目でチェックしたんですけど、おそらく「今まで一度も対角に立ったことがない」んですよこの両者。
なので初シングルどころか初対決になるんでそういう意味ではL.I.J.ファン的には要注目なのかなぁと思ったり。
きょうはこれまで、それでは
*1:このタッグリーグで内藤&本間で参戦していた、参照:G1 TAG LEAGUE 2011 – 愛知・西尾市中央体育館 – 第2試合 20分1本勝負 | 新日本プロレスリング