まぁよく考えなくてもそれらを催す側が一番大変な目にあっているはずなので隙を見つけて何か支援はしたいところ。
その一環が棚橋選手も行っていたような「プロレス観たい貯金」なんでしょうけどブロガー的にはやはりなんだかんだと記事を上げ続けることが機運を損なわない助けになるのかなぁと思ったり。
というわけで今回も2020年2月の新日本プロレスについて振り返りです。
ツイート解析
ここでは自作ツイート集計プログラムを用いて集計した1か月分の#njpwに投稿されたツイート情報について解析をします。
総ツイート/リツイート/ユーザー数
ツイート各数値ですが、2020年2月に#njpwに投稿された総ツイート数は4万5139ツイート、総リツイート数は16万1521RT、ユーザー数は6944人となりました。
ユーザー数意外の数値は昨年と比較して大きく数値を伸ばした形になりました。
ビッグマッチの構成(札幌二連戦+大阪大会)は変わっていないんですが、昨年は中継が7回だったのに対して今年は中継が10回あり、中継回数の増加の影響があるものと思われます。
特に今年は3回のビッグマッチと7回の後楽園ホール大会となっていたので、地方大会中継よりもツイート数値が増えてもおかしくはない。
とはいえ上記の数値を見るとユーザー数は転じて大きな変化はなし。
これを見ると、ビッグマッチなどを見ている人々の中の一部が後楽園中継を見ていたという感じもあるのかもしれません。
ツイートこそ増えれど、観ている延べ人数は変化がないというか。
各月の数値推移
2020年のこれまでの各数値の変化ですが、1月から比較すれば数値は減少。
今年は特にドーム2DAYSだったので当たり前と言えば当たり前か。
2月中各数値推移
2月中の各数値の推移はこのように。
各数値最も大きかったのは2.9の大阪城ホール大会、次いでは2.1,2.2の札幌大会、それに次ぐのが2.22の中西さんの引退記念大会ですかね。
その後、26日には政府要請による3月前半の11大会中止の発表があったためリツイート数が増えているようで。
これを見るとユーザー数は普段よりも多少多くなっているものの、ツイート数自体はそれほどではなく、「大会中止」という情報のみが広く拡散されたということが見て取れます。
リツイート数上位ツイート
【特報!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2020年2月9日
4月からBS朝日の金曜日8時枠にて『ワールドプロレスリングリターンズ』放送を記念して特別キャンペーン開始!
この投稿をフォロー&リツイート頂いた方の中から、抽選で棚橋弘至選手のサイン入りTシャツを3名様にプレゼントします!#njpw #金曜夜8時 #ワールドプロレスリングリターンズ pic.twitter.com/iY20w2VzB5
2月で最もリツイート数が多かったのは上記のワールドプロレスリングリターンズの「金曜8時」復帰を祝うキャンペーンのツイートで4751RTを確認。
やはりこういうリツイートキャンペーンは異様に伸びるのだ。
私はてっきり大会中止のツイートが最も多いのでは?と思っていたんですがそちらは次点で4348RTされていた模様。
ツイート数上位10シーン
1. ザック、モクスリーを襲撃
02-09_19:13 130tw/m
2. 内藤、KENTAを相手に二冠王座初防衛
02-09_20:05 108tw/m
3. ヒロム、ドラゴン・リーを相手にIWGPジュニア防衛
02-09_18:42 85tw/m
4. 鷹木、後藤からNEVER無差別級奪取
02-01_21:22 78tw/m
5. 旗揚げ記念日で内藤vsヒロム決定
02-09_20:13 74tw/m
6. ワールドプロレスリングリターンズの放送時間が金曜8時に
02-09_17:15 73tw/m
7. ドラゴン・リー、鉄柵越えのドラゴン・スイシーダを披露
02-09_18:26 61tw/m
8. KENTA、大ブーイングとともに大阪城ホールに入場
02-09_19:23 61tw/m
9. オカダの猪木発言
02-02_18:29 58tw/m
10. オカダ、タイチに勝利する
02-02_18:23 57tw/m
最後に瞬間ツイート数が多かったTOP10ですが、最も多かったのは数々の出来事を押しのけてまさかのザックによるモクスリー襲撃の瞬間(130ツイート)とは・・・
その前にあるみのるvsモクスリー自体の盛り上がりに加えて「なぜにザックが襲撃を?」という謎が衝撃となりツイート数が伸びたか。
大会動員数解析
ここではWebスクレイピングの手法で集計した新日本プロレス公式サイト上の試合結果情報から1か月間の大会・動員について解析します。
2020年これまでの動員・大会数推移
新日本プロレスの2020年2月の大会数は12大会、動員数は3万5371人でした。
上述したように政府によるイベント自粛要請を受けて11大会が中止発表されたものの中止されたのは3月以降の旗揚げシリーズから。
というわけで2月中の大会は平常通りの開催がありました。
2月は狂気の7連続後楽園ホール大会なんかもあったんですが、その中にはタイガー服部元レフリー、中西学元選手の引退記念興行もあったので、それが(一応騒がれつつある時期ではあったものの)無事開催されたのは良かったのかもなぁと思うところです。
同月の過去大会動員数推移
同月の2012年以降の比較を見てみるとこのように。
こうしてみると東京ドーム大会~NEW JAPAN CUPに至る間に位置することからなかなか動員が伸びなかった2月ですが、2019・2020年は目に見えて動員が増加。
2019年は札幌大会二連戦が1月から2月に移動し(札幌2DAYS自体は2018年から開催されていたものの1月開催だった)、2020年はそれに加えて大阪大会の会場がエディオンアリーナから大阪城ホールへと変更。
これらの変化により大幅に動員が増えたと言えるでしょう。
実際にその大阪大会だけを見ても2019年の5570人から2020年は1万1411人と約6000人増加しており、2月の総動員の増加分とほぼ一致。
そういう意味では他の大会の動員自体はほぼ同じか微減といったところでしょうか(実際札幌2DAYSは4868+6089=1万957人から4569+5690=1万259人へと減少を見せた)。
大阪城ホールが大会場というのもあって札幌で組まれるタイトル戦が少なめだったというのはこれを説明する一つの可能性でしょう。
年間総動員
2020年これまでの大会数は31大会、動員は12万8855人となりました。
昨年2月時点での総動員は9万1062人、3月時点で13万8647人であったので昨年の3月時点に迫る勢いではあります。
この増加分はドーム+1大会と大阪城ホールのおかげかとも見えますが、ご存じのように現在敷かれている自粛要請もいつまで続くのかはわからないもの(記事作成時点では15日まで)、実際3月初めからのNJC1回戦が行われる予定だったベイコム総合体育館や愛知県体育館は文句なしの大会場、その中止による影響は今後にも響きそうです。
所感雑感
というわけで2020年2月の新日本プロレスについて月例報告でした。
まぁ2月末はコロナによって騒がしくなっていたんですが興行上に影響はなく、むしろ影響が色濃く出るのは3月なのではないか?という予感が今からひしひしとしています。
一ファンとしてはただたださっさとこの騒ぎが収束してプロレス貯金を早期解放できることを祈るのみです。
きょうはこれまで、それでは