プロレス統計

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2019年10月の新日本プロレス ツイート+大会動員数解析

ふと思い返せばブシロードのスターダム買収やAEW:Dynamiteの放送開始など今後の日米プロレス界を左右しそうな話題が多かった10月でしたが皆さんにとってはどんな一月でしたでしょうか。
まぁ新日本に関して言えば両国大会という年間でも大きい方のビッグマッチがありこそしたものの、その他は後楽園や地方大会の中継がほとんどで少し穏やかな印象を受けたりもしました。
まぁそういう期間だからこそいろんな解析もできたりしたんですけど、それはまた別の話。
今月も新日本プロレスについて各種数値で振り返っていきたいと思います。

先月の解析

www.pwanalysis.com

 

ツイート解析

総ツイート/リツイート/ユーザー数

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ツイート各数値ですが、2019年10月に#njpwに投稿された総ツイート数は35,254ツイート総リツイート数は125,076RTユーザー数は5,834人となりました。
これまでの月と同じく減少傾向は続き、ユーザー数については30%近くの大幅減になっていますね。
その一方でリツイート数は昨年を逆に上回っているのが不思議でもあります。

各月の数値推移

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10月の各数値の推移ですが、当たり前と言えば当たり前ですが両国大会のあった14日に最大値を取っており、その後ドームのカードが決定した翌日、そして続く後楽園二連戦などでは各種数値が高くなっているのが分かります。
またRT数において21日に大きくピークが出ていますが、この日は新日本プロレスのアメリカ支社NJPW:USの設立が発表された日ですね。
そういう意味ではリング外に関するニュースも多かったのか。

各数値推移

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2019年のこれまでの各数値の推移はこちら。
リツイートすについては1月8月に次いで多い一方、ユーザー数は5・9月に次いで少なく、ツイート数も4月に次いで少ない結果に。
中継大会数自体は多かったとは思うんですが、中規模のビッグマッチなどがなかったのがこうした結果につながったのかもしれません。

リツイート数上位ツイート

今月最もリツイートされたのは、このツイート自体は9月末のものですが、その後じわじわとリツイートされた上記のツイート、リツイート数は2712RTでした。
日本ではすっかり見慣れた「子供にはサービスの良い内藤哲也」ですけどそれも海外へ輸出された感じですね。
というか公式アカウントとかでなく一個人アカウントのツイートがリツイート数トップになるのは集計始めて以降でもなかなか珍しい気がする。
他には1.4ドームでのライガーの引退試合のカード発表や、先日の台風によって被った道場の被害に関するツイートなどがランクインしていました。

ツイート数上位10シーン

1. みのるの座礼
10-14_18:24 164tw/m

2. バトルライガー入場
10-14_18:04 125tw/m

3. ランス、IWGP US王座戴冠
10-14_19:44 117tw/m

4. オスプレイの入場曲ELEVATED解禁
10-14_18:30 89tw/m

5. オスプレイ、IWGPジュニアを防衛
10-14_19:01 86tw/m

6. オカダ、SANADAを相手に防衛
10-14_21:11 68tw/m

7. 飯伏、EVILから権利書防衛
10-14_20:20 57tw/m

8. 代打・アーチャー入場
10-14_19:26 49tw/m

9. 入場口上からのELPのダイブ
10-14_18:42 48tw/m

10. タイチも二冠騒動に参入
10-14_17:56 47tw/m

当たり前と言えば当たり前ですが、今月の瞬間ツイート数トップ10はすべて14日の両国国技館からの選出になりました。
その中でもライガー対みのるに関する瞬間が1・2フィニッシュな辺り反響の大きさを感じる。

 

大会動員数解析

同月の過去大会動員数推移

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新日本プロレスの2019年10月の大会数は16大会動員数は3万825人でした。
昨年比でいうと大会数は+2大会に対して動員は-288の微減となりました。
大会内訳でいうとビッグマッチは共に両国大会のみ(今年400人の微増)、後楽園大会は4大会→5大会と増加しているのに反しての微減。
その後楽園大会の動員をそれぞれ比較してみると2018年は平均1654人:合計6619人の動員に対して今年は平均1495人:合計7479人の動員になっています。
合計の動員については800人弱の増加になっているので、今回の減少については他の地方大会の動員が減少した結果と見えます。
それとはまた別に後楽園の平均動員が150人弱減っているのは少し気になるところではありますかね。
先日行った後楽園の動員解析について「月当たりの後楽園が増えるにつれ各大会の動員は減少する」という傾向はあったのでその影響が如実に出た、とも言えます。
しかしその解析だと1大会増に対して40人弱の減少と出ていたのでそれを大きく上回る減少幅なので他にも影響があったのだとは思いますが。

今年の大会動員推移

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気を取り直して2019年のここまでの各月の動員はこのようになっており10月は2月に次いで動員の少ない月になりました。
両国というビッグマッチがあり、今はその後のジュニアタッグリーグに直結する月なだけに何か新しくビッグマッチや海外興行を、ということもできないのではたしてどうするのが良いのか悩ましいとこです。
とはいえキャパ的にはジュニアタッグリーグで後楽園をきっちりと埋めるというのが課題になるんですかね。

年間総動員

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2019年これまでの大会数は147大会動員は41万8595人となりました。
よって先月で昨年の総動員(41万3834人)を超えました、ちなみに去年も10月までの動員で前年の動員を超えていましたね。
昨年の場合は前年から22大会少ない状態での達成になりましたが、今年は11大会少ない状態での達成になりました。
10月までの大会数は前年比で+12大会、11月以降の大会数は現段階で24大会が予定されているので2019年の総大会数は171大会となる見込みのようですね。
海外での巡業なども増えているので道理といえば道理でもありますが、気になるのは「実際のところ選手の試合数は増えているのか?」というところだとは思うので、そこについてはまた後日調べたいと思います。

 

所感雑感

ということで月例報告でした。
ツイート数値に関しては一度シャドウバンの影響を考え始めちゃうとなんとも判断しがたい感じになりつつありますが、まぁ一応続けねばな、という気分になりつつあります、せめてTwitter全体での利用者数の変化が分かればそれと比較して、ということができるんですが。
それはさておき、動員面では10月は中々奮わなかったようで、逆に言うとこういう時だからこそ「なぜだ?」と調べる意味合いが出てくるので面白かったりするんですが。

きょうはこれまで、それでは