プロレス統計

「プロレスの数字とプロレスする」をテーマにプロレスに関連する数字を調べ、まとめ、考えるブログです。

MENU

2.1 新日本プロレス NEW BEGINNING in SAPPORO 1日目 ツイート解析

新年シリーズ、地方大会はもう1週間くらい前から始まっていましたが中継は2月から開始です。

大会中、専用ハッシュタグの#njnbgに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:00に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
このハッシュタグにおけるツイート総数は6235ツイート、RT総数は5998RT、呟いたユーザー1084人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは3557ツイート、7140RT、991人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

ドリームタッグ結成(3年連続)

時刻:19:56
ツイート数:89.0 tweet/min
概要:オカダMOX組

ふと思い出せば札幌ニュービギニングは「ドリームタッグ」と縁が深い地なのです、2018年にはケニーを飯伏が救出に来て、2019年はオカダ棚橋タッグ、そして2020年はオカダモクスリータッグという具合に。
・・・全部そのあと長続きしとらんやんけ!となりますけどまぁ人の夢は儚いものなんです、仕方ないね。
WWEではタッグというかトリオでの活動も多かったモクスリーですが脱WWE後は制御不能なアウトローと化し、オカダさんもタッグではからっきしという感じなので試合自体はシングル×2という感じはあったんですけど試合開始時にはこうして「ドリームタッグ結成!」っぽい絵面を提供してくるあたりしっかりしてる(なお試合内容)

みのるIWGP US王座へ王手

時刻:20:14
ツイート数:71.0 tweet/min
概要:みのるが前哨戦を制す

そんな1対1×2な試合だったんですけども、中でも新日本参戦前から戦いたい相手に挙げていたみのるとのマッチアップのモクスリーは中々にやる気満々でしたね。
新日本に登場してからのモクスリーはそれこそ殴る蹴るが主体のタイプ、ちょうど昨今のみのるのスタイルと合っているっていうのもあるんでしょうけど。
しかし個人的にはパンチと見せかけて中指を立てるシーンが良かった、実況の「ほ、放送禁止だ~~~!」も面白かったけど。
まぁそんなこんなもあって一体だれが負けるのか?というのが気になってはいたんですけど、まさかみのるがモクスリーからとるとは。
元々モクスリーも闘いたかっていたところにみのるがやってきた形ですけど、これでみのるにも抽選するに足る理由ができたってことでもあるんですかね。

メインイベント延期宣言

時刻:20:23
ツイート数:70.0 tweet/min
概要:タイチオカダを追撃

そんなこんなでドリームタッグ戦は敗戦で始まったわけですけど、タイチにとっての本番はこっからだったか。
まぁぶっちゃけオカダモクスリーのタッグ結成と鈴木モクスリーのマッチアップに注目が集まっちゃっていた感はあって、翌日の前哨戦としてはタイチが目立つスポットは少なかった。
だからこそリング上で、リング外の花道でそしてマイクでオカダを甚振ること甚振ること。
まぁそういう暴行で湧いたブーイング以上に「明日のメインイベント延期してやってもいいぞ!」の時の方がブーイングがデカかったのはやっぱ観客って自分勝手よね、と思ったり(まぁ私でもそういう反応しそうだけど)

北海道の雪全部溶けた

時刻:20:52
ツイート数:101.0 tweet/min
概要:石井EVILを跳ね返す

ある意味セミメインまでは客席もおとなしい感じでしたけどここにきて一気に熱が上がった感は確かにありましたね。
EVIL対石井、共にわかりやすくパワフル、それでいて巧い両者の対戦ですから見ていてやっぱり面白い一戦なんですよね。
とはいえ今回で4度目の対戦、気づけば多くのトップ選手から勝利を奪っているEVILですけどこと石井相手には全敗というあたり見る側としては「今度こそ!」という思いはあったでしょうね。
思い返せばEVILのトップ選手、例えば棚橋やオカダ相手の勝利はそれこそ色々策を講じた上でワンチャンスをつかんだ形、ある意味で真っ向勝負・実力勝負での勝利ではなかったのかなぁと。
逆に言うとEVILがここまで負けてきた石井にはそういった策が通じない相手なのかもしれません。

ナンバーワンよりオンリーワン

時刻:21:22
ツイート数:179.0 tweet/min
概要:鷹木NEVER初挑戦初戴冠

そしてメインイベント。
やはり試合前からのコメントやマイクなどでの発言を見ても鷹木に期待する部分は大きかったんですけど、やっぱり試合になってもやっぱすげぇ、強い、巧いと感心するばかり。
個人的に鷹木の良いところはスピードやパワーの両立、もあるんですけど試合の進め方に「勝とうとしている」感があるのが良い、勝つために攻め、勝つために受け、という。
それに対したときの後藤さんもまた、鷹木の攻めを受けてぶっ飛ぶようなシーンがあっても動きが鈍ることがないのが改めて恐ろしい、というか実際タフネスは馬鹿にできんなぁと。
最後はある意味で鷹木が攻め切っての勝利。
いやぁいい試合観たなぁという満足感とともに、その後のマイクで「今後何をするんだ?」という期待感を高めることを忘れない辺りが、伊達に一団体のトップに君臨した経験があるわけではないな、と感心する次第。
実際鷹木政権、いつまで続くのかはわかりませんけど、何が見れるのかは楽しみですね。

 

所感雑感

というわけで久々の中継でした。
今シリーズは各ビッグマッチにうまくシングルマッチを分配した、という印象があったんですけどこの2.1はゴツゴツ系の2マッチがラインナップし、見事にそこで興行にも火がついた印象があります。
さてあしたはどうなるか。

きょうはこれまで、それでは