さて近年では恒例になりつつある冬の札幌、しかもその二連戦さっそく見ていきましょう
【本日も生中継!】
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集計結果
大会は18:00に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。
◆みのるinパラダイス
.@seiyasanada 'Paradise Lock'
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時刻:19:50
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さて今回の札幌2DAYSの1日目はタイトルマッチは一切ない、いつもの新日本としては珍しいビッグマッチになりましたが、その代わりとしていくつかの注目試合がラインナップされ、その一つが翌日のIWGPタッグをかけて使う2チームのシングルマッチでの前哨戦。
結構こういう「タッグの前哨戦としてシングルマッチ」っていう形式は新日本だと結構珍しい、というかタイトルマッチでもリーグ戦などの公式戦でもないシングルマッチ自体がかなりレアなのでこういうマッチメイクは新鮮ですよね。
その1戦目となったのはSANADA対鈴木、もちろん実力者同士なのは確かな両者ではありますが、一つの争点となっていたのは「鈴木みのるにパラダイスロックはかけられるか?」という点。
実際これまではその技術を駆使してその辱めを逃れてきたみのるですがここにきて、実に5度目のトライでついに被弾。
いやぁこのSANDA及びミラノ先生のどや顔よ、後が怖い・・・
◆強い鈴木みのる
情念溢れる二人のエルボー合戦に、会場騒然!
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SANADAvs鈴木みのるは、前哨戦を超えた“壮絶”マッチを展開…!
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時刻:20:07
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まぁ恐れていた通り、パラダイスロック以後のみのるの顔の怖いこと怖いこと、表情一つ変えることなくSANADAを場外に連れ込んでボコボコに制裁。
その後SANADAが一時は盛り返すも、腕のダメージでスカルエンドが不完全と見るやラウンディングボディプレスへ、と来たところを剣山で迎撃し動きをとめる。
ある意味で鈴木みのるの描いた作戦通りにSANADAの取りうる動きを限定し、誘導したうえで自分の得意な打撃合戦へ持ち込んだ感じですね、SANADAも特にハードヒットなタイプでないだけに。
終盤の得意技の切り替えし合いこそ、一進一退だったものの最後に自分のフィニッシャーを決めたのはみのる。
ある意味、相手を締め上げる必要のあるスカルエンドに、相手を寝かせてコーナーへ上がる間に隙のあるラウンディングボディプレスと「一瞬で決められる技」がなかったのが最後の敗因だったかもな、と思うほどの素早いゴッチ式パイルドライバーでした。
◆Everything is EVIL
因縁のEVILvsザック・セイバーJr.は、二人のパワーとテクニックが交錯!
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はたして勝敗の行方は?
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時刻:20:37
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で、続いては同じくIWGPタッグに向けた前哨戦ではあるんですけど思い返せば去年の10月両国に組まれていたもののジェリコの乱入で流れてしまったそのシングルがここにきてまさかの実現でもあります。
その時は12時間かけて日本まで来て試合もろくにせずとんぼ返りだった、という話ですしその時の恨みを今までため込んできたのかいつもに増してザックの攻撃がねちっこい。
それを一発一発の大技で何とか対等に戻して行ったわけですけどやはり終盤の多彩なまるめこみの連発がザックの恐ろしいところ。
しかし今回の対戦で幸いだったのはザックが最後に選んだ高角度のエビ固めからのヨーロピアンクラッチについては最近経験していたおかげで決まり切る前に脱出し、最後はEVILで辛勝。
先ほどのSANADAみのる戦との比較ではないですけどEVILの決まりの早さはやっぱり勝負において有利な部分は見えますね。
そういったEVILの決め手としての優秀さに救われたEVIL、はたして明日も決められるか。
◆世界で一番有名で世界で一番かっこいいタッグチーム、棚橋&オカダ、略してタナチカ
.@tanahashi1_100 & @rainmakerXokada 'Dream Tag'
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時刻:20:45
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さて続いては、この札幌2DAYSの1日目のメインであり3つ目の見どころでもあった大阪での一騎打ちを見越した前哨戦となるタッグマッチ。
正直言えばこれまでけして勝率こそよくないんですが今回に限ってはつい先日劇的な勝利を納め、本格的な協力関係開始も宣言したところ、というのもあって「今度こそはやるのでは?」という期待感があったような。
というかよくよく考えてみるとこの二人の純タッグは今日が初めて、そのお披露目が今日この時だったわけです。
まぁわりかしブーブー言っていた自分が言うのもなんですけど、こうしてみると絵になるなぁ、という。
まぁこれまでの関係性なんかは言わずもがなですけど、地味にこの二人の今回のコスチュームがそのキラキラ感だとかごちゃごちゃ感が似ていて、並んだ時に合うようにデザインされている気もするんですよね。
◆Tanahashi Tap Out
Inverted figure four from @JayWhiteNZ, Bad Luck Fall from @TOKSFALE! #NJPW #njnbg https://t.co/wRupFhxVAb pic.twitter.com/0DOmLuUOZv
— LARIATOOOO!! (@MrLARIATO) February 2, 2019
時刻:21:13
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で、実際に今回の棚橋オカダ略してタナチカタッグ、結構やる気が見えて、簡単ながらのタッグワークにお互いを助けるようなスリングブレイドとドロップキックの連携、そして裕二郎をオーバーキルしたあの連携も、となったんですがまだぎこちない部分もある感じ。
対するジェイとファレですけどそんなに実際のタッグ期間は長くはないはずなんですけど何故だかぴったりと組み合わさっているという印象なんですよね、それこそかつてのデヴィットとファレのタッグを見るかのよう(と言いつつそんなにチームワークがすごかったわけでもないけど)
まぁそれに加えて出番こそ多くないものの本当に要所で出てくる外道が巧い。
その最後も外道が差し出した椅子による膝へのチェアショットで動きを止めてからの裏膝十字でのタップアウト勝ち、止めに入ろうとしたオカダも外道が足を引っ張っている隙にファレにノックアウトですし、いや本当に外道がキーマンすぎる。
で、最後の技について試合後のコメントでジェイ自らいろいろ候補を出しつつもTanahashi Tap Out、TTOという名前になった模様、果たして大阪でもTTOでJust Tap Outなるか。
所感雑感
というわけで1年ぶりの札幌大会でした。
今回の大会に関しては前年がそれぞれタイトルマッチを開催する形で行われていたのが今回は前日がその後に向けた前哨戦、2日目のタイトルを集めた形で開催されましたけどそれでも去年とほぼ同数の動員となったのは興味深い感じはします。
これまでの新日本のマッチメイクの傾向的にタイトルを分散させてそれぞれ1つは防衛線をという形が多かったですし、それ以外でシングルマッチを組むこともあまりなかった。
そういう意味では今回の大会はそう言ったこれまでのマッチメイクからの変化を感じられましたね。
しかも、ツイート数値は昨年と比較してちょっと減ってはいますが、動員についてはほぼ同程度ですし。
この2連戦についてはまた後日いろいろ考えてみても面白そうですね。
きょうはこれまで、それでは