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1.30 新日本プロレス NEW BEGINNING 仙台大会 ツイート解析

 さてNEVER6人タッグがメインに組まれているとはいえ、結構珍しい非ビッグマッチの地方大会中継、今回も見ていきましょう。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njnbgに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は20:50ごろに終了しました。
今シリーズの専用ハッシュタグ#njnbgにおけるツイート総数は1,751ツイート、RT総数は3,986RT、呟いたユーザー475人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは1,912ツイート、6,555RT、818人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

マスクマンへの制裁

時刻:19:25
ツイート数:23tweet

さて最初は札幌で行われるジュニアタッグ戦に向けての前哨戦、その前哨戦として今回はそれぞれのシングルマッチが組まれました、結構ノアとかだとよく見るんですけど新日本だと結構珍しい気がしますね。
しかしそれに対して素直に挑む鈴木軍であるわけがなく、先に行われた金丸対鷹木に乱入する形でデスペラードが入場、そのままなし崩しでデスペ対BUSHIの試合が開始されるという荒れた展開。
マスクに人一倍のこだわりを見せる男、さらに言うと入場時におニューのマスクを披露することを何よりも楽しみにしている(?)男であるBUSHIだけに試合開始から怒り心頭、その怒りに任せて試合そっちのけでデスペのマスクをはがそうとしにいく。
しかしそうして躍起になると逆に隙が生まれるのかMXの隙を突いてデスペが逆にマスク剥ぎ、それに逆上してさらにBUSHIが試合後にデスペのマスクをマスク剥ぎ。
マスクマン同士の一戦ゆえの荒れ模様、はたして本番でどうなるやら。

棚橋ヒロム

時刻:19:32
ツイート数:26tweet

そして続いては第5試合の6人タッグマッチ、ですがその入場時から驚かされたのは棚橋の髪色。
先日の後楽園の段階では金髪のメッシュだったのが目に痛いほどの赤髪に、またキューティクルが・・・
というのはさておき、Twitter上だと「ヒロムっぽい」「棚橋ヒロムだな」なんて声も上がってたんですけど、何やらいろいろ調べるに楽天とのコラボで髪を楽天カラーにしたってことみたいですね。
ちなみに棚橋弘至(Tana”h”ashi Hiro”shi”)と髙橋ヒロム(Ta”k”ahashi Hiro”mu”)という風に日本語ではさておきローマ字表記だとかなり見間違いしやすいつづりになっていて、時々棚橋と髙橋を間違えてる海外ファンがいたりしますね。

オーバーキル

時刻:19:49
ツイート数:44tweet

閑話休題、対戦としてはこれまで煮え湯を飲まされていたオカダと棚橋、特に棚橋は先日の後楽園で沸騰しきった煮え湯を注ぎ込まれたようなもんですけど、ここまで煮え湯を飲まされたら本気を出さざるを得ない、ということなのかこの日はいつもとちがう感じ。
その筆頭はフィニッシャーとなったオカダと棚橋の連携、オカダのツームストンに棚橋のスタイルズクラッシュ、続けざまにオカダのダイビングエルボー、そして最後に棚橋のハイフライフロー。
まさに「お願いやめて!裕二郎のHPはもうゼロどころかマイナスよ!」って感じのオーバーキル連携でしたね。
まぁこの二人のタッグはこれまで何となくちぐはぐだった、とは思うんですけどそこについては前回組んだ時とは状況も違うとは思うんですよね。
以前はオカダはジェイに、棚橋はケニーにと戦う相手が違っている状態で、行ってみれば「必然性なく」組んでいる状態だった、であればこそ片方がいくら乗り気であってももう一方は乗り切れず、ちぐはぐになる。
しかし今は両者ともにジェイ率いるBULLET CLUBとの対戦が決まっているわけで、ようやく向く方向が一致した、だからこそ連携も生まれる、というわけでしょうね。
まぁぶっちゃけここまで散々文句言ってた身でなんですけど、オカダさんがやる気を出したならそれを推すのみで、ワシは(バックステージでの棚橋の物言いには腹立つけど)
それはさておき、連携の一部になったツームストンからのスタイルズクラッシュの連携はかつてヤングバックスとAJのトリオでやっていたことがあって、それをちょっと思い出したりしましたね。
奇しくもオカダにとっては親交が深かったヤングバックスが新日本を去ったこのタイミングでこういう連携を使い始めたのは何となく思うところがあったりもします、単純にパクったという可能性もあるけど。

ダークネス†ショック

時刻:20:23
ツイート数:27tweet

さて続いては1.28から燃え上がりっぱなしのLIJ対鈴木軍、ここまではお互いへの挑発しあいも込みで内藤とタイチがこのユニット対抗戦においても中心という感じで、IWGPタッグを争うEVIL SANADA対鈴木ザックはどちらかというと鈴木ザック組の日本での試運転を兼ねて様子見という感じは強かったですね。
その中で今回先制打を打てたのはザック、高角度の回転エビ固めからの得意のヨーロピアンクラッチというその技巧の高さを見せつけるような勝利。
実況でも言ってましたけどこういった切り返し合いでこれまでザックに勝てていないEVILだけに、その苦手意識が顕在化したのか思い出されたのか、いつぞやの敗戦後のようなダークネス†ショックを見せる闇の王でした(王の割に案外打たれ弱いなのはどうなのッて感じはしないでもないけど)

キープ・オン・ジャーニー

時刻:20:43
ツイート数:43tweet

そしてメインはNEVER6人タッグ王座、思えばこのベルトの設立時に「地方大会のメインとかに活用したらいいんじゃない?」という声もあったんですけどそれがここにきて実現した感じですね。
いやしかし、突如として”Good guy”と化したタマに、”キープ・オン・ジャーニー”で黒歴史をほじくり返す田口監督、そしていつもの矢野通と実に半数がまともに戦おうとしていないタイトルマッチっていうのも珍しいですねぇ、いや監督のは一応今度のシングルタイトルに向けての心理戦でもあるんですけど、一応。
しかし勝負どころとなれば1.5と同じく他のメンバーの介入も辞さない、ものの今回違うのは先ほどの試合でオカダさんが本体に歩みよったことでその介入対策も万全、ファレはオカダが、ジェイは棚橋が見事に排除。
いってみれば対等な戦力差での対決になれば、もしかすると試合巧者が二人もいるGBHジャパン(仮)が有利だったか、最後は田口の渾身のアンクルホールドでギブアップ勝利、今度のシングルに向けても良い勢いがついたかもですね。
試合後にはノリノリでのマイクに久々のタグダンス、さらにはキープオンジャーニーのダンスまで披露してまさにIWGPジュニア戦に向けて万全って感じですね。

 

所感雑感

というわけで地方大会と侮るなかれ、もしかするとサプライズは他の大会より多かったかもしれない仙台大会でした。
まぁ色々思うところがなかった、わけではないですけどまぁ面白かったし盛り上がっていたのでよし。
これを踏まえて札幌及び大阪へと話はつながるわけで、楽しみですね。

きょうはこれまで、それでは


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