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2019年6月の新日本プロレス ツイート+大会動員数解析+α

さてある意味、Best of the Super Jr.からG1へと新日本を象徴するシングルリーグ戦をつなげる月となった6月ですが、 つなぎといいつつBOSJ初の両国大会、そして波乱に過ぎた大阪城、そしていつものごとく盛り上がったG1カード発表と盛りだくさんでもありました。
というわけで今月も2019年6月の新日本プロレスについて振り返りなんですが、実はちょっと気になる情報があったりもして、それについては後述します。
【2019/8/2追記】

ツイート解析

はじめに:Search Suggestion Banについて

まずわりと最近の話ですがTwitterにおいてSearch Suggestion Banというものがあるということを知りました。
その知ったきっかけとなった記事は以下の記事なのですが、ありていに言うとTwitterで検索した場合に、Search Suggestion Banされているアカウントのツイートは検索キーワードを含んでいても検索結果に表示されない、というもの。
ちなみに似たものでSearch Banなんていうものもあったりして細かい違いをまだ理解できていないんですが、詳しくは下記記事と関連記事を参照してください。

xckb.hatenablog.com

このBANについてはそのアカウントが自分のフォロー相手であれば通常通りTLにも検索結果にも表示され、いわゆる日常生活ではあまり影響はないんですが、
こと弊ブログで行っているようなツイート解析には関係が大有りなんですよねぇ・・・
いってみれば、今回でいうと、#njpwをつけて呟いたユーザーが10人いたとしても、そのうちに上記Search Suggestion Banを受けているユーザーがいる場合、そのユーザーおよびそのツイートは検出されず「#njpwをつけて呟いたユーザーは8人」というように、実態よりも少なく見積もってしまう可能性があるという。

正直に言えば、このSearch Suggestion Banが実際にあるとしても、その影響が実際どこまであるのかはわかりません。
しかし2019年に行ってきた集計結果を見たときにいずれも昨年と比較して各数値が減少していることの原因になりうるな、というのは考えてしまうんですよね。
このSearch Suggestion Banがいつから開始されたのかは定かではありませんが、Google Trendを見るに話題になり始めたのは昨年末から、特に今年に入ってからは検索件数が上昇しつつある様子が見えます。
仮にSearch Suggestion Banが昨年末から始まり、それによって一定割合のユーザーが検索上で見えなくなっているのであれば昨年と比較して毎月のように各数値が減少している理由づけになるんですよね。
もちろんその影響が微々たるもので、実際にツイート数値が減少しているという可能性も否定はできませんが。

今回の結果を踏まえて、昨年の数値と比較することにあまり意味はないのかなぁと考え始めています。
とはいえ1年前のデータとの比較、というような長期的比較はさておき月内、年内での数値の比較についてはまだ意味があると信じつつ解析はしていきたいと思います。
ちなみに自分のアカウントがSearch Suggestion BanをはじめとするShadow Banになっているか否かは下記のサイトで調べることができるらしいのでぜひ。

shadowban.eu

【2019/8/2 追記】
SSBについて追加で解析をしましたが、とりあえずSSBによって集計結果に影響は与えないということが判明しました。
よかったよかった(まぁ別の仕様変更がかなり厳しいんだけど)

www.pwanalysis.com

総ツイート/リツイート/ユーザー数

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ツイート各数値ですが、2019年6月に#njpwに投稿された総ツイート数は43,455ツイート総リツイート数は100,145RTユーザー数は7,863人となりました。
上述のとおり昨年との比較はあまり意味がないとは思いつつも今回は昨年との比較を載せておきます。
今回に関して言えばツイート系の数値はいずれも微減に対し、リツイートに関してはほぼ半減と大幅に減っています。
もしこれがSearch Suggestion Banの影響によるものとすると、ハッシュタグでツイートするユーザーよりもリツイートをするユーザーの方がこのBanを受けている人は多いのかもしれません。

各月の数値推移

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2019年のこれまで6ヶ月間の数位はこのような形でした。
1月以降減少傾向だったユーザー数が一気に跳ね上がりましたが、やはりBOSJ決勝・大阪城・G1エントリーの影響は大きかったか。
昨年の結果を見ても6月はユーザー数が増加する傾向がありますね。

各数値推移

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各数値の推移についてはこのようになっています。
各数値でいずれも大阪城、BOSJ決勝、そしてG1 CLIMAX 29エントリー選手発表で多くなっていますね。

リツイート数上位ツイート

6月に最もリツイートされたのは新日本参戦を自ら告知するKENTAのツイートで1269RTでした。
他にもG1の各ブロックエントリー選手を告知する公式アカウントのツイートなどがランクインしてました。

ツイート数上位10シーン

1. BOSJ26、優勝者はウィル・オスプレイ
06-05_21:47 116[tw/min]

2. 大阪城にKENTA現る
06-09_18:07 112[tw/min]

3. G1 CLIMAX 29出場選手発表
06-16_19:50 95[tw/min]

4. ジョン・モクスリー、US王座を戴冠す
06-05_21:02 84[tw/min]

5. モクスリー、G1への参戦表明
06-09_16:14 81[tw/min]

6. オカダ、ジェリコ相手に防衛するも不完全燃焼
06-09_19:48 75[tw/min]

7. ミラノ先生、トペに巻き込まれる
06-09_18:20 73[tw/min]

8. オスプレイ、IWGPジュニア王座奪還
06-09_18:33 70[tw/min]

9. 大阪城不完全燃焼
06-09_19:55 69[tw/min]

10. オスプレイ、日本に引っ越すってよ
06-05_21:53 68[tw/min]

大阪城での数々のサプライズやG1エントリー選手発表を差し置いて最もツイート数が多かったのは今年のBOSJ優勝者決定の瞬間。
昨月は鷹木やSHOが話題面でBOSJを引っ張った印象だったのに対し、翌月はヘビー関連の話題に打ち勝つ形でオスプレイ関連の話題が4つも、話題性も無差別級ってやつですかね。

 

大会動員数解析

同月の過去大会動員数推移

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新日本プロレスの2019年6月の大会数は15大会動員数は41,570人でした。
昨年比でいうと大会数は2大会増えていますが、月末にオーストラリアでの2大会があったのでその分増えたっていう感じですかね。
平均値としては昨年が2297人、今年が2771人なので500人ほど動員は増加したようです。
まぁ何よりも今月の動員増についてはBOSJ決勝が後楽園から両国に変わったおかげというのもありますかね。
今年は残念ながら満員マークがつく動員ではありませんでしたが、今回の盛り上がりを経て来年も開催できればさらなる向上もできますかね。

今年の大会動員推移

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2019年のこれまで6か月の動員と大会数の推移はこちら。
大会数としてはこれまでの中間程度、動員数としては1,4月に次ぐ3番目になりました。
6月はBOSJとG1に挟まれる結果大会数が少なめ&小規模になりがちなのですがやはりBOSJ両国の動員が大きく影響している感。

年間総動員

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2019年これまでの大会数は91大会動員は24万5920人となりました。
今月で1年間の半分が終わったわけですが大会数も動員数も昨年の過半数を大きく超す形になっています。
昨年を鑑みるに下半期は上半期よりもわずかに少ない動員になりそうですが、昨年突破した大台、年間40万人を超すのは間違いなさそうですが次の大台50万人にはいくかどうか微妙な感じですね。

 

所感雑感

というわけで6月の月例報告でした。
正直言うと冒頭に説明したSearch Suggestion Banの存在が嫌が応にも悩ましいという感じです。
観客動員や大会数なんかはほかのサイトとかでも調べてるとは思うんですがTwitterについては弊ブログのい独自集計、ある種オリジナリティだったんですけどここにきてその信頼性が揺るがされることになるとは…
とはいえここまで来て集計を止めるのもなので今後も行う予定ではありますが、上記のような事情があることは今後も周知するつもりですが、覚えておいてほしいところです。