プロレス統計

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6.3 新日本プロレス Best of the Super Jr.26 14日目 ツイート解析

全90公式戦、終了です。 

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njbosjに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
このハッシュタグにおけるツイート総数は2,811ツイート、RT総数は2,716RT、呟いたユーザー766人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは1,532ツイート、2,716RT、572人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

テッャタン

時刻:19:36
ツイート数:39tweet

説明しよう!テッャタンとはティタンのマスクをかっぱらって勝手に被った内藤哲也のことである!
ちなみにティタンのマスクは口元を覆う形なので他人が被るには中々ハードルが高そうだと思った。

新日本の未来へ

時刻:19:53
ツイート数:23tweet

26年に及ぶBOSJの歴史においても度々あった、エントリー選手の欠場による代打出場、今年久しぶりにその枠に選ばれることになったのは成田蓮でした。
自分も過去の例をすべて見ていたわけではありませんが、かつての髙橋広夢や小松洋平の場合と比較して格段に”備え”を用意して望めていたような気はします。
それは各成田スペシャルの存在もですが試合に臨む姿勢。
言ってみれば急遽出場の結果活きの良さやがむしゃらさだけでも出せれば合格、だったのがそれらの”備え”を見せつけ、「いつでもヤングライオンを飛び出す準備ができている」ことを見せたように思います。
それはすなわち成田に対して「期待感」を抱くファンを増やせたということで。
そういう意味で、勿論全敗だったのは悔しいところでしたけど、それもまた成田にとっての糧となる1エピソードになったことでしょう。

同年代の膝攻め対決

時刻:20:27
ツイート数:28tweet

奇しくもこれまでジュニアタッグを主戦場とし、タッグの中でもパートナーのサポーター気質が見え、しかも膝攻めが共通項という二人が最終戦で激突。
もうこの時点で個人的にはこの試合はYOHが何かを学ぶための試合なんじゃと思いながらの観戦です。
年齢的には共にアラサーで同年代ではあるもののデビューはロビーが4年も先輩でもあります。
つまりはこの両者を比較するところでYOHに足りないものが見えてくるわけですが、それはやはり試合の戦略性ですかね(技のキレとか正確性なんかもあるだろうけど)。
YOHの標榜し始めたドラゴン殺法は勿論膝攻めではあるもののグラウンド技のチョイスから痛め技、そして大技にフィニッシュまで一貫してるかといえばまだ足りず、対するイーグルスは飛び技まで膝攻めに特化させる徹底っぷりが戦略性を高めているわけで。

とはいえ試合は膝に始まり膝に終わるロビーに対して、あくまで膝を相手の動きを止めるのに用いて、若手時代から定評のあるブリッジを活かしたドラゴンスープレックスで決めたYOH。
ライガーの言ったように学ぶもののあった試合なのは確か、それをきちんと身にできたか、そしてそれを使うかどうかはまた別問題でもあります。
とはいえ、相方のSHOも鷹木との戦いの中で吸収し、糧にし、取捨選択をして成長したわけで、ロビーがYOHにとってのソレにならないかなぁと思ったりもした試合です。

This is Headbunga

時刻:20:46
ツイート数:46tweet

今BOSJのBブロックはまさに悪党の集い引っ掻き回したブロックでもありました。
主にタイチの介入があった鈴木軍チームのDOUKIに、息をするような反則攻撃を毎試合のようにやっていたELP、まさにBブロックの悪党決定戦がここに。
とはいえこの日の実況席にはライガーポリスが陣取っていたためにDOUKIは比較的正攻法で挑むことになりましたが、ELPはいつものごとく反則殺法。
それに耐えて耐え抜くDOUKIにコールが発生するってんだからその試合っぷりの対極差がわかります。
しかも最後はDOUKIのマスクを引っぺがした隙に下腹部へのパンチからのカナディアンレボリューション2。
BOSJ26の1番の悪党はELPだったか。

両国で上陸し、そして初のメインへ

時刻:21:14
ツイート数:108tweet

そしてメインは田口対オスプレイ、言わずと知れた2016年のBOSJ決勝カードでもあります。
その当時の対戦も見ていたんですが、3年の時を経て向かい合ったのを見るとオスプレイの変化を実感しますね。
それは勿論実際の肉体的変化もですけど、その3年間に身につけた風格、そして3年間に重ねた実績に関する記憶がオスプレイにオーラを見出させているような感じもして、ありていに言えば「絶対王者的風格」を見るという。
それに対すると田口監督自体の変化は無いに等しかったとは思うんですけど、そういった自身の変化ではなく、対戦相手に応じた攻め手を大きく変化させてきたようにも見える。
それはかつて新日本退団直前の中邑とシングルで対戦した時にも見せたような、隠れた実力をいかんなく発揮する姿にも似て、そういった攻め手の多彩さこそがベテランの強みでもあるという。
そういった両者の変化があったからこその一進一退、熱戦、ここまで真っ向勝負でオスプレイが追い込まれたのも久々なんではなかろうか・・・

そして結果としてBOSJ26の優勝決定戦は鷹木慎吾vsウィル・オスプレイに。
この両者、タイミングこそ違えどともに新日本の両国大会で初登場しており、その両者が初めて両国のメインに立つことに。

 

所感雑感

というわけで長かったBOSJ26、全90公式戦が終了しました。
まぁ大会としては両国大会も残っているわけですが、初となる20人開催、初となる全戦中継もこれで終了です。
まだまとめをするには2日早いわけですが、いろいろと準備をしつつ決勝戦の日を待ちたいと思います。

きょうはこれまで、それでは