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G1 CLIMAX 28 Twitter予想など推移 前半戦編

さてG1 CLIMAX 28も全19大会中10大会を終え、つまりはいよいよ後半戦という様相になってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
個人的には、前半戦もすげぇ試合も多々あった(石井後藤とかSANADAザックとか)んですが割と後半戦に楽しみな試合がいくつかあったりするのでこれからも楽しみです。

まぁそれはさておき、1日オフがあったので今シリーズ行われているG1 CLIMAX 28に関するTwitter予想についてのまとめをアップデート報告です。
前回の報告は7.19、札幌大会直後なので推移も何も・・・って感じでしたけど今回は前半戦編ということでそこそこな変化が見れています。

初期推移のまとめはこちら

www.pwanalysis.com

前回の推移まとめはこちら

www.pwanalysis.com

 

各公式戦勝敗予想 的中率推移

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まず初めに#G128Sのハッシュタグで行われていた各公式戦の勝敗予想、各大会の予想結果については各大会のツイート解析で紹介していますが、
上に示したのは投票された全予想の内正解率について示したもの、横軸は各大会になっており、赤色は全公式戦で予想的中した人の割合、緑が全5公式戦中2試合で予想が当たった人の割合、といった具合になっています。

こうしてみると2試合程度までの的中であれば80%以上をキープしていますがそれ以上になると結構大会ごとにムラがある感じですね。
全試合的中率(赤)に関して言えば7.197.20の後楽園2大会で20%近い的中率を示してます、結構下馬評通りに近い結果だったってことかな?

その反対でいえば7.22についてはまさかの全公式戦的中率正真正銘の0%という結果になってます、まぁTweet集計の性質上鍵付きアカウントでの結果やブロックされているアカウントの結果を集計できていない可能性はあるので厳密にはそうでないかもしれませんが、自分が集計しているデータの中では唯一の「正答者0」です。
勝敗予想を見るとおおよその試合で予想多数派が勝利しているものの唯一エルガン‐吉橋戦でそれをひっくり返す結果に、クマ殺しでなく予想殺しだな。

決勝カード予想

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続いて#G128Kのハッシュタグで行われている優勝決定戦カードの予想。
ここでは現時点でのトップ10のカードの投票数の推移を示しています。
こうしてみてみても開始時点からトップ3のオカダ対飯伏オカダ対内藤棚橋対飯伏の3つのカードは安定というか固定って感じですね、特に1番のオカダ飯伏は現状2位にダブルスコアですから流石にここは覆らないかなぁ。

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上記のグラフの内4位以下を取り出したのがこの図、各プロットの色が上の図と変わっているのは気にしないでください(直すのが面倒くさい)。
こちらを見てみるとG1の開幕した7.14以降に大きく数値が変化しているのが見て取れるんですよね。
現状第4位になっているジェイ対飯伏のカードは当初は7位だったんですが開幕戦の7.14、そして7.16、ちょうどジェイがオカダ棚橋のAブロックの2トップを下してから一気にジェイの決勝進出予想が増えたって感じですかね。

またちょっとわかりにくいですが現状7位のオカダ対ケニー、8位の棚橋対ケニーというケニー絡みのカードも他と比較して増加の仕方が急になっていますね。
現状ケニーは負けずの5連勝、ということで「これはケニーが決勝に行くんでは・・・」という予想が増えたのかと。

Aブロック代表推移

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続いてAブロックの各選手の優勝決定戦進出予想推移、こちらではオカダが2位棚橋にトリプルスコアという感じ。

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上図は2位以下について拡大したもの。
決勝カード予想でもあったように開幕以降のジェイの伸びが顕著ですね、当初5位だったのがEVILと鈴木を抜いての現在3位ですからねぇ。
他の選手については大きな変化が見られませんがここ数日はにわかにEVILの票数が結構伸びていますね。
EVILについてはジェイのようなインパクトはないもののエルガン、真壁、ハングマンなどの選手と好勝負を繰り広げて評価を上げ、そしてこれからはみのるやオカダという大物食いを狙うという状態なだけに期待感が高まっているんですかね。

Bブロック代表推移

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続いてBブロックの代表推移。
こちらもトップ2の飯伏内藤についてはほぼほぼ比率は変わらずという感じ。

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で、同じように3位以下の推移を拡大したものがこちら。
こうしてみると、普通はG1開幕以降ほとんど票数が変化しないのに対してケニーは着実に日々票を伸ばしているのが見て取れますね。
まぁそもそも人気・実力両面で優勝筆頭候補だったのが”IWGP王者”という肩書があって「まぁ優勝はせんだろ」という予想に繋がっていたような気がしますけど。
それに反してG1開幕してからの安定したパフォーマンス的に「やっぱりケニー!」という感じになってきたんですかね。

それに加えて明確な変化が見えているのが4位のSANADA。
ケニーに及ばないものの徐々に票を伸ばしていたのが7.26、ちょうどSANDA飯伏戦があった長岡大会以降その伸びが顕著になっている感じですね。
やっぱりあの勝利で「SANADAいけるかもしれない!」となってた感じですかね。
しかしその伸びも7.28にSANADAがケニーに敗れた翌日から伸びが収まってるのが「やっぱりだめか…」となったってことなんですかね。

おまけ:G1 Cブロック

考案した本人が参加していないものの今年も開催?されているG1・Cブロック、現状のトップ6はこのメンツ

タンガ・ロア 勝ち点: 38 (9直接勝・1チーム勝/10試合)
デビッド・フィンレー 勝ち点: 20 (4直接勝・2チーム勝・4敗/10試合)
SHO 勝ち点: 20 (4直接勝・2チーム勝・4敗/10試合)
YOH 勝ち点: 14 (3直接勝・1チーム勝・6敗/10試合)
チェーズ・オーエンズ 勝ち点: 12 (2直接勝・2チーム勝・6敗/10試合)
エル・デスペラード 勝ち点: 12 (1直接勝・4チーム勝/5試合)

(勝ち点は、直接勝=4点、チーム勝=2点、引き分け1点、敗北=0点)

思えば去年Cブロック優勝したデスペラード(勝ち点50)はその後IWGPJrタッグを戴冠、BOSJでも活躍、IWGPJrに挑戦など自分の分野で活躍しているあたりこのCブロック優勝は来年の活躍にもつながるという可能性が・・・

 

所感雑感

というわけでG1 CLIMAX 28の前半戦について一部まとめでした。
まぁ予想についてはその時々の雰囲気・気分も反映されるものですけど、だからこそその時のファンの間での空気を調べることのできるツールなのかなぁって気もしますね。
普段は大会名ハッシュタグで数値を調べているだけなので各選手への期待感を調べるってことができる今の時期はいつもと違う面白いデータが取れて楽しいです。

きょうはこれまで、それでは。


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