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7.14 新日本プロレス G1 CLIMAX 28 1日目 ツイート解析

さてついに始まったG1 CLIMAX 28、開幕戦についてさっそく解析していきましょう。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#g1usaに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(太平洋標準時、PST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。

今シリーズの専用ハッシュタグ#g128におけるツイート総数は11,543ツイート、RT総数は15,378RT、呟いたユーザー数は2,785人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは6,811ツイート、11,214RT、2,145人でした。)

流石に大阪城大会や東京ドームのような最大級のビッグマッチクラス、とは言えませんが、ツイート数1万超えはどんたくやSAKURA Genesisなどのビッグマッチを超える数値ですね、それだけに盛り上がりの度合いもわかるというもの。

また#G128Sのハッシュタグで行われている勝敗予想の結果は以下のようになってます、総票数は634票でした。
果たしてこの予想のうち何試合が正解となるのか。

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※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

G1開幕!真壁対YOSHI-HASHI

時刻:19:52
ツイート数:109tweet

まずはG1のオープニングマッチとなった真壁対吉橋。
正直に言えば今G1で最大級の逆風にさらされている吉橋だったんですけど、コスチュームを一新したのと同様に、試合運びも大きく変えてきた感じがしましたね。
これまでそこまでフィーチャーしていなかった逆水平チョップを一発一発大事に使っていって試合を構築し、派手に見える飛び技ではなく自身の”出世技”でもあるバタフライロックにつなげるような首攻めを中心にした構成。
おそらく使う技自体は大きく変わってないんでしょうけどその構成だけでここまで印象が変わるとは・・・とは割とびっくりしました、もちろんそれに対して真壁もペースを合わせるようなじっくりした攻防になったのも要因だとは思いますが。
いずれにしても、負けはしたものの、G1前と打って変わって好評なスタートを切った吉橋、まさに物事が変わるのは一瞬。

BC in not fine

時刻:20:04
ツイート数:100tweet

さて第二公式戦はいまだに内紛堪えぬBullet Club対決。
とはいえ一応ペイジはケニー派(一応放送ではBullet Club theELITEと呼称)、そしてファレはカウパレス大会で造反したトンガ派(Bullet Club OG)って感じで別れてる感じですね。
なんにせよペイジの気合の入りっぷりたるや、G1前の個別煽りVTRも一人だけやたらかっこいいし、入場曲もさわやかな感じに変えたし(前の奴のほうが好きだったなぁ)
そして試合も、序盤に場外で痛めつけられ、ロアの介入もあるも場外でのトップコーナーからのケブラーダにジ・アダムズアップルでファレをダウンさせるなど、やっぱ力量はあるんだよなぁこの人。
しかししかし、最後にはタマの介入によって反則勝ち、その後ケニー飯伏オーエンズらも入ってきてしまってどうにも個人としての活躍が薄れちゃうのは痛いなぁ。

EVIL対エルガン

時刻:20:27
ツイート数:168tweet

このAブロックに限っては一番の肉体派対決(ファレもいるけど)となったEVIL対エルガン。
実際この二人、身長こそないものの分厚い身体にテクニック、見かけによらないスピードと結構共通点があるんですよね。
それにしたって肉体改造したエルガンの迫力たるや、似たタイプとはいえやっぱりエルガンはEVILを軽々ぶん回しているのに対してEVILはエルガンを担ぎ上げるのも苦労しているように見えましたね。
思えばEVILは元IWGPタッグに(7日天下になったものの)NEVER王者ですけど、エルガンはNEVERにICもとってるわけで、やっぱりそこの地力の差はあったかなぁ、という。それであってもやっぱり働き盛りの二人が真っ向からぶつかり合う展開は嫌がおうにも盛り上がる、てことがわかりますねぇ。

棚橋対みのる

時刻:20:47
ツイート数:124tweet

続いてはセミメインとなる棚橋対鈴木、今年の2月のIC戦以来の再戦というかたちですね。
とは言えその後の二人の活躍はある意味対照的で、みのるはICこそ内藤に奪われるもののイギリスでRPWのシングル・タッグの獲得に大海賊祭りの成功など新日本ないに限らず新たな活躍の場を見つけ、広げてますが、棚橋はIWGP挑戦の機会こそ得るもののやはりコンディションの悪さが目立つ日々、という感じ。
この日の試合でも鈴木が早々に間接地獄に引きずり込み6分近く捕らえ続けるなど苦しい場面が多かったような。
なんとか掟破りの逆回転ドラスクとHFFで勝利したものの、運動量が落ちているからこその耐えて耐えての怒濤の畳み込み、だったのかなぁ、て感じがしました。
まぁでもそういうスタイルも何となく師匠の藤波さんのスタイルに近い、のかなぁって気もしたり、あとは丸め込みフィニッシュになればあるいは。

It's my CHAOS

時刻:21:20
ツイート数:178tweet

そしてメインは今年の初めから不穏な空気を漂わせ続けているジェイがついにオカダに刃を向ける一戦。
ある意味今年の1.6から寝かせに寝かせたカードではありますけど、いわゆる新日本の主流になってる「良い試合」を度外視したジェイの戦略が目を引いた感じ。
のらりくらりとしつつ相手のペースにしない、相手および観客の不意を突くっていう感じで最後までペースがよくわからんという不思議な試合ではありましたね。
それでも、数々のレインメーカー封じ、対策があったなかでレインメーカーで回転した際にレフリーに裏拳を当ててカウントを阻止するていうのは芸細だったなぁ。
ある意味「どうやってレインメーカーを返すのか?」が一つの試合の盛り上がりどころだったのを「いや、そういうオカダの土俵には乗らんよ?」と否定して見せた形でもあるのかも、やりおる。
しかしいかんせん、最後の椅子からみの攻防でもそののらりくらりとした感じのままフィニッシュに至ったあたり物足りなかったかな、という。あそこがピリッとするだけでもまた印象は違うんでしょうけど。
まぁいずれにしても大金星には違いなく、なおかつ試合後にはマイクに被るほどのブーイングを引き出したあたり、ジェイの計画通りっぽい、出来れば次の公式戦(棚橋戦)からは試合中もこのブーイングが引き出せればなおよし。

 

所感雑感

という訳でG1開幕戦でした。
オカダファンの自分が言うと何でも負け惜しみみたいになってあれですが、メインはやっぱりまだなんとかなったよなぁって思っちゃいますね。
帰国以来ジェイのやりたいこと、やりたいスタイルはつくづくわかってるものの、それが結実してない(望んだ観客のリアクションが得られてない、伝わってない)っていうのは常々モヤるところです。
オカダ戦ならあるいは…と思っていたんですが、試合後はさておき試合中はかわりなかったですし。

いずれにしたってG1はスタート、これから1ヶ月近く、怪我なく完走できることを祈ってます

今日はこれまで、それでは


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