プロレス統計

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8.2 新日本プロレス G1 CLIMAX 28 13日目 ツイート解析

いつぞやの横浜のような雨に見舞われたもののなおも暑かった熱かった福岡大会も解析していきましょう。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#g128に投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:10ごろに終了しました。

今シリーズの専用ハッシュタグ#g128におけるツイート総数は4,522ツイート、RT総数は5,660RT、呟いたユーザー1,295人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは3,094ツイート、5,507RT、1,121人でした。)

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続いて勝敗予想はこちら。
拮抗した予想こそないもののオカダ対みのるの引き分け予想の多さたるや。
実際の票数では109票でしたが、これはBブロック開幕戦の内藤対ケニーの99票を上回る数ですね。
まぁ去年のG1及び今年の大海賊祭りの2回、合計60分引き分けてますからね・・・3度目の正直となるか、2度あることは3度あるのか、という。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

い つ も の

時刻:19:55
ツイート数:34tweet

さて最初は今G1一の肉体派対決と言っても過言ではないであろうファレ対エルガン、この二人ってNJCだかで対戦してた覚えがありますけど見ていてリングがぶっ壊れないかハラハラした覚えが。
しかしその時と大きく違うのはファレが真っ向勝負をやめ、セコンドのタンガを駆使したダーティファイトに切り替えたところ、こうなってくるとさしものエルガンもやりづらいどころの話ではない。
というか序盤にエルガンのダイビングショルダーを弾き返したりする当たり真っ向勝負しても勝てたんでは疑惑もありますけど、初代リーダーのデヴィットも「如何に楽して勝つか」を考えてましたしね、まぁファレたちは反則負けしてるんだけど。
それでも真っ向勝負に行くエルガン、そしてついにはファレをラリアットでぶっ飛ばし、パワーボムは失敗したもののジャーマンで引っこ抜いたとこは爽快そのものでしたねぇ。
しかしやっぱりやってきたBCOG、終盤まさに肉体派対決で盛り上がってただけにブーイングもひとしお。

ハングマン大金星

時刻:20:08
ツイート数:56tweet

続いては今G1、それぞれに気合を入れてG1に挑んでいる気がする真壁対ペイジ。
ハングマンはそれこそ一レスラーとしての(新日本での)地位を上げるべく日夜奮闘してるって感じですけど、真壁はコンディションが振るわないもののそれでも”気合”を見せつけているって感じですかね。
まぁ両者ともに星取自体はあまり振るわないものの、逆にそれでテンションが下がっていないのがプロだなぁ。
逆に言えば星取がどうだとかを考える必要がないからこそ自分の全力を尽くせてる、のかもしれませんね。
そういう意味で真壁の現状をそのまま見せつける気迫のファイト、そしてハングマンの素質とガッツが見える思い切りの良い試合がかみ合った、小気味いい試合でしたね。
しかし勝負決まった直後のこぼれた笑顔がまぶしいな、ペイジマン先生。

ブーイングはジェイ・ホワイトの支配の証

時刻:20:24
ツイート数:40tweet

そして今シリーズそれぞれ別の方面でG1の話題を振りまいている同士の対決。
ヨシハシの場合はこれまでの活躍についてですが、先日の棚橋戦後の心情の吐露なんかで何かしら変化が見え始めている感じはありますが、
一方でジェイは開幕戦以降全くブレることなく反則殺法も辞さないダーティファイトを続けてます、しかも全く悪びれることなく、そこがジェイの凄いとこではあるんだけど。
まぁなんにしても継続することで、プロレスに関してはその一挙手一投足に対して「あ、あの技、ムーブだ!」という反応が生まれるようになるので継続は大事。
実際BCOGのような介入なしで毎度毎度ブーイングを発生させてるんですよね、さらにはそこから相手が攻め込むことで勧善懲悪な雰囲気を悪側から作ると。
そしてそうして攻め込まれたのを今回はかつてのケニー戦とかを思い起こさせるようなカルマを切り返してのブレードランナーで勝利。
反則絡みでの勝利でなく、最後はこういう巧さを見せられると「ジェイって良いレスラーやん」となるんですよね。
それにしてもヨシハシの変形フィッシャーマンバスターはちゃんとがっつり落としてる感が良いのか早くも定着している感ありますね。

掟破りの逆EVIL

時刻:20:44
ツイート数:63tweet

そしてセミは太陽の天才児対闇の王、光対闇の対決。
コンディションでいえば疑う余地もなくEVILのほうがいいわけですけど、今回の棚橋は普段の戦法にこだわるわけでなく(やらないわけではないですけど)、本人曰くの「やんちゃなひらめき」を活用するようになった感じがありますね。
EVILのスキをついての丸め込みや、フィッシャーマン狙いに組んだところにツイストアンドシャウト、そしてロープ越しのドラゴンスクリュー、どれもベテランならではの巧さが発揮されていた感じが。
それの最たるものはフィニッシュにもつながった掟破りの逆EVIL。
そもそもこの「掟破りの逆○○」って棚橋の師匠である藤波さんが長州戦でやり始めた「掟破りの逆サソリ固め」が元祖ですしね、まさにドラゴン殺法。
結果的に現在トップ独走の棚橋ですけど、Bのケニーはそもそものフィジカルの強さが根拠って感じですけど今回の棚橋に関してはキャリアからなる巧さ、って感じですかね。
うーん、油断ならない。

決着までの78分20秒

時刻:21:10
ツイート数:56tweet

さてメインは去年のG1、そして今年の大海賊祭りの直近2戦が両方とも30分時間切れに終わっているオカダ対鈴木、ケニー戦ではないですけどあの60分の続きって感じですかね。
ふと思い出せばこの二人の最初のIWGP戦も2013年のレスリングどんたくですからなんか縁があるなぁ。
とはいえ今回の試合、開始直後のみのるは場外でのラフなどを徹底してきていて「卑怯な手を使っても勝つ!」みたいな戦法かと思ったんですが、途中でオカダが「楽しもうぜ!」といった時点からリング上でのしばきあいにスイッチした感じ。
なんかここの時点でオカダの掌に載せられたっていう感じもするんですけど、これまでの横浜での2戦はどれもしばき合いが主でしたし、みのるもニッコニコだったからやっぱこういう試合好きなんですかね。
しかしそうしてしばき合いに持ち込んだオカダの方がスキをついての丸め込みやツームストンや掟破りのスリーパーホールドなど、それこそ自由奔放な攻め方をしてたのが印象的でしたかね。
ある意味「前回と同じ闘い」に誘っておきながら自分だけ戦法を変化させてきたというか、そう考えると非道いな。
と言いつつもそういう自由な戦い方をみのる相手にできたってところも、試合後コメントで言っていたような30代になっての変化なんですかね。

 

所感雑感

というわけで博多大会でした。
今回の会場は写真とか見る感じ結構なTHE体育館、というのもあって照明がガンガン焚かれてて熱そうでしたねぇ。
しかも試合前にそこそこの雨も降ってたので湿度も高い、道理で試合開始してすぐに汗だくになっているわけだ…
まぁそれで倒れる選手とかはいなかったもののみのるは結構フラフラしてたのでちょっと心配ではあります、デスペがついてるから大丈夫だろうけど。

きょうはこれまで、それでは


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