プロレス統計

「プロレスの数字とプロレスする」をテーマにプロレスに関連する数字を調べ、まとめ、考えるブログです。

MENU

7.30 新日本プロレス G1 CLIMAX 28 11日目 ツイート解析

さてG1も後半戦に入り西日本ツアーに突入する香川大会を解析していきましょう。

集計結果

f:id:Rodyonsw:20180731001211p:plain

大会中、専用ハッシュタグの#g128に投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は新日本としては遅めの19:00に開始され、試合自体は22:00ごろに終了しました、ちょっと遅めだったためかマイク終了後の実況席後ろもすっきりしてましたね。

今シリーズの専用ハッシュタグ#g128におけるツイート総数は5,212ツイート、RT総数は4,470RT、呟いたユーザー1,419人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは3,590ツイート、4,310RT、1,224人でした。)

f:id:Rodyonsw:20180731001414p:plain

勝敗予想はこちらですがEVIL対みのる、ジェイ対ペイジ、真壁対ファレでかなり拮抗。
特にジェイペイジは昼間ぐらいまでは数票の差だったんで本当に拮抗してましたね。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

解説・裕二郎に沸き立つTL

時刻:20:27
ツイート数:59tweet

 さて最初のピークはまさかまさかのゲスト解説に登場した裕二郎。
ここまで試合を終えたSHOやYOHが解説してきましたけどこうしてバレットクラブの一員である裕二郎が開設の席に着くってのもなかなかレアですねぇ。
そもそも最近はシングルの舞台に立つことも少なく、その言葉に注目される機会がないだけあってなおのことレア。
ちなみにこの後のことになりますけど吉橋の「物事が変わるのは一瞬」というフレーズに関して「一瞬じゃない」とぴしゃりと言い払ったのはなんか重みがあるなぁ・・・まさに苦労してきただけに。

ペイジ対ジェイ

時刻:20:44
ツイート数:54tweet

そして公式戦第2試合は今G1の初出場対決、そして20代の若手外国人対決にもなったペイジ対ジェイ。
こうして同じ立場にありながらも今G1での過ごし方、生き残り方はほぼ真逆と言っていいでしょうね。
ペイジはその身体能力を生かした攻めを徐々にファンに浸透させ、支持と歓声をを着実集めてきた。
一方でジェイは初戦のオカダ戦からのらりくらりに反則混じりの戦法で観客の神経を逆なでに逆なでを重ねてきたおかげで見事なブーイングを得るまでに。
さらに言えばBCOGにリンチされても解説席にいたYOHに見殺しにされるジェイに対して、ジェイの攻めに苦しむやすぐに開設席の裕二郎が声をかけるペイジ、うーん正反対。
しかしこうして共通項があるものの正反対であることで、決して新日本が頻繁に来ている土地とは言えない香川の地でもちゃんと勧善懲悪の構造ができていたって感じはしますね。
そういう構造ができていたからこそペイジ残念だ・・・蝶野さんも期待してたのになぁ。
逆に言えばジェイはこうして各選手のファンのヒートを手に入れながらG1を進んでいくという、BCOGもだけどジェイも視線の先はG1後に向いてるのかなぁ。

闇の王対プロレス王

時刻:21:02
ツイート数:54tweet

続いてはタイトルホルダーではないけど”王”対決、闇の王EVIL対プロレス王鈴木みのる、そういえばそういうキーワードが共通してたねこの二人。
つい先日みのるの50歳記念&デビュー30周年記念試合としてオカダさんじゅっさいとの試合があったりしましたけどEVILもオカダさんじゅっさいと同年代なのでそれぐらいの年の差、キャリアの差があるんですよね。
そういうキャリア差がある場合の格上の選手の圧のかけ方って結構凄くて下手をすると格下の選手はその圧に良い様にやられてしまう部分があるんですけど、今回のEVILはエルボーの打ち合いにローリングエルボーで対抗したりと対策を練ってきていた感じはあったんですけどまだまだ鈴木相手にダークネスワールドを貫くには経験値不足だったか。
それでも「鈴木の土俵で戦って」なおかつ「良い様にやられたい放題ではなかった」のは成長なんですかね。

奥の手とはこう使うもの

時刻:21:22
ツイート数:57tweet

そしてセミイベントは気づけばAブロック首位の棚橋対先日のオカダ戦で思うように結果を残せなかった吉橋。
ある意味で吉橋に対しては、パートナーであったオカダから突き放された上に棚橋からも追い打ちになるような状況にもなりかねない状況。
しかもゲストの裕二郎から「物事は一瞬で変わらない、積み重ねあるのみ」なんて言われるとなおさら説得力が(裕二郎も苦労しているだけに)
とはいえ試合自体は何となくお互いのテンポがあっているようにも見えたんですよね、吉橋は元々間を取りがちな気はしてましたけど棚橋も最近は、膝の故障なんかもあって間が多めになっている、まさかこんな形で噛み合うとは。
いやしかしだからこその一進一退の白熱なんてことも。
しかし最後の最後は”新日本のエース”としてはなかなか見せてこなかったかに挟み式の丸め込み、ある意味でその姿って「恰好つけるのをやめ、恥も外聞もなく勝ちに食らいつく」という姿勢で、たぶんある意味で今の吉橋に、少なくとも自分が”見たい”と思っていた要素かもしれませんね。
それを棚橋が見せたことでそれが一瞬で吉橋に伝播したような、感じもするんですよね。
オカダ戦で突き放されて、棚橋戦で気付きを得て・・・となっていれば吉橋にとってこの2戦は何よりも重要なものになるかもしれませんね。

推しがすげぇ試合をするのが一番うれしい

時刻:21:51
ツイート数:57tweet

そしてメインはオカダ対エルガン。
この試合については冒頭でゲスト解説についていた裕二郎の語った「オカダはプロレスの天才、エルガンは筋肉の天才」という表現がまさに的を射てますね(しかし裕二郎めっちゃゲスト解説の仕事してるな)
エルガンはガウンを脱ぐだけで会場がどよめく見事な肉体とそれが発揮するパワーでプロレスのセオリーを断ち切る攻めを見せ、それに苦しみつつも無数のプロレスの引き出しでエルガンをいなし切り返し優勢に持っていくオカダという構図。
終盤のエルガンのパワーに防戦一方・・・かと思ったところで丸め込みに入ったり雪崩式BTボムを巻き投げで切り返すところは本当にセンスって感じ。
最後は、奇しくも吉橋戦でも形勢逆転のきっかけになったバーニングハンマーを切り返してのツームストン・ローリングレインメーカー・レインメーカーの3連弾で決着、と言っても最後のレインメーカーの前に普通にエルガン立ち上がってた当たりマジでバケモンだ・・・

いやしかし、試合ぶち壊すマンが二人いるブロックなだけに消化不良になりがちなAブロックでしたけどなんか久々にすっきりできた心地がありますね。
やっぱり・・・推しがすげぇ試合を・・・すると・・・最高やな!

 

所感雑感

というわけで香川大会でした。
何となく調べたところG1香川大会は2015,2016年にも開かれていてその時はそれぞれ2070人、2144人、そして今回が2555人となったみたいですね。
新日本的にはあまりおなじみとはいかない地ではありますが、実は今回のオカダエルガンだったり以前は石井柴田なんていうとんでもないカードが組まれたりしてる地だったりします、四国侮りがたし。

きょうはこれまで、それでは


プロレスランキング