さてある意味で新日本の季節の行事?でもありますが一足早い別れの季節となった後楽園大会、さっそく見ていきましょう。
本日1月29日(火) 18:30〜 生配信!Road to THE NEW BEGINNING!
— njpwworld (@njpwworld) January 28, 2019
メインは、KUSHIDAの“ラストマッチ”、棚橋弘至との初シングル戦が実現!! 会場に行けない方は #NJPWWorld で!登録&視聴▷https://t.co/Tj7UBJ4PjP #njpw #njnbg pic.twitter.com/aAUY5oePaD
集計結果
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。
◆トンガ版ゴジラ
【1.29後楽園大会・第5試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 29, 2019
オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI vsジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ!
今宵もファレがオカダにロックオン!
リング&場外で集中攻撃!
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時刻:19:46
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さて最初は昨日と同じく大阪で一騎打ちに向けたタッグマッチ、ではありますけどオカダとジェイに関しては1.4でのそして昨年下半期丸々かけての抗争の余韻も残る対決でもありますね。
さらにはオカダ、ジェイ、吉橋、リングイン・・・うっ頭が…となる組み合わせでもあります、ちなみに先日の試合後の吉橋のコメントが諸事情あって公式サイトで掲載されてないみたいなんですけど、例のことに関するコメントだったので知りたい人は調べてみると見つかるかもしれないですね。
まぁそれはさておきBULLET CLUBの中でもドヒールを行くジェイとファレに対してベビーフェイスのど真ん中を行くレイン棒という構図でいうとかなり対比はしっかりしている組み合わせなんですよね。
まぁそういう組み合わせはさておき毎度のことながらファレは強敵、そこに参謀の外道と悪のカリスマ(仮)ジェイが加わるとなぁ。
この日はバッドラックフォール被弾こそ避けられたものの罪のない上村君が犠牲に、なんて外道なんだぁ・・・
◆LIJと鈴木軍
【1.29後楽園大会・第6試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 29, 2019
L・I・J vs鈴木軍の10人タッグマッチ!
序盤から内藤がタイチに仕掛けていくと、さらには急所攻撃のお返しも……!
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時刻:20:11
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さて続いてはこれまた先日のイリミネーションマッチから引き続き抗争の続くLIJ対鈴木軍、レイン棒とBCが対局のタイプでかみ合うのに対してこっちは同種だからこそかみ合うって感じですね。
その証拠に先日奇襲されたのなら今日は両方が競うように先にけしかける荒れっぷり、プロレス興行においてこういうはちゃめちゃしっちゃかめっちゃかっぷりは実際重要。
でやっぱり主軸になるのは内藤とタイチ、先日のイリミネーションでの屈辱もあってか内藤さんが一手二手先に挑発をしかけている印象、その中でコーナーでの振り子式キックをフェイントにして着地してから低空ドロップキック、なんていう動きを見せましたけど何となくルーシュのやっているムーブっぽさを感じるやつ。
そういうわけで今回はLIJ側がペースを握ったか、昨日の金的の借りも返したうえでランニングデスティーノでタイチをノックアウトしたうえでのチーム勝利、これで中継的には1-1ですかね。
◆KUSHIDA壮行試合
Road to THE NEW BEGINNING後楽園大会、メインは@tanahashi1_100 vs @KUSHIDA_0904 初のシングルマッチ
— njpwworld (@njpwworld) January 29, 2019
1月末で退団するKUSHIDAはこの試合がラストマッチとなる。
旅立ちを見送る棚橋は、いったい試合でどんなメッセージを伝えるのか?
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時刻:20:18
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そしてなんといってもこの日のメインはKUSHIDA壮行試合。
壮行試合と名の付く試合は、ヤングライオンの壮行試合を除けばそんなに行われないものですけど記憶の限りでは2016年の中邑の壮行試合以来ですかね。
まぁこの試合については、棚橋とKUSHIDAの関係やらは詳しいteamKUSHIDAの方々に任せるとして、KUSHIDAの新日本入団の筋道をつけ、常に同じコーナーで戦ってきた二人による壮行試合なんですよね。
しかしKUSHIDAとしては長年唱え続けてきたものの叶うことのなかった「対ヘビー級」しかもその王者である棚橋との一戦とあってゴングが鳴ればいつも通り、いやそれ以上の集中度。
思えば、その技術の種類こそ違えど、KUSHIDAも棚橋もオーソドックスなプロレスやグラウンドでの技術を重要視するタイプ、だからこそじっくりとしたグラウンドを繰り広げ、さらに観客もそれを認め見守るという、KUSHIDAにとってはここ数年でも最高の舞台かもしれませんね。
しかもそのスタイルが今の棚橋弘至の良さを引き出すことのできる試合でもあった、っていうのがいかにKUSHIDAが棚橋を知り、リスペクトしているのか、の表れでもあります。
そして実際のところ、相手の良さを引き出したうえで勝つ、という新日本伝統の風車の理論を実践したうえでKUSHIDAが勝つぞ?!という場面もいくつも出ましたし実際バックトゥザフューチャーは2017年BOSJ決勝を思い起こす一発で決まったかと思いましたわ。
しかし、結果として棚橋によるテキサスクローバーホールドという”餞別”が送られ、凱旋試合は幕を閉じたのでした。
◆畜生道を征く男
Dammit, Jay!! BOOOOOOOOOOOOO @JayWhiteNZ #NJPW #njnbghttps://t.co/wRupFhxVAb pic.twitter.com/FdsUjgkcsb
— LARIATOOOO!! (@MrLARIATO) January 29, 2019
時刻:20:45
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まぁそんなこんなでteamKUSHIDAを筆頭にエモofエモな空間が醸成されるか・・・と思った矢先に乱入してきたのがジェイ・ホワイト。
まさかこのタイミングで、こんなやり方で乱入するとは・・・鬼か悪魔か、ジェイ・ホワイトか!外道邪道に続く畜生道を征く男か!
まぁ試合後の乱入ってのは褒められたものではないので反応は各自に任せるんですけども、それがどんな状況であれどんな相手であれ、狙った相手は消して逃さない、手を抜かない、容赦をしない、畜生道に落ちたとしても我を通す、それがジェイ・ホワイトという男なんでしょうね。
◆行ってきます
KUSHIDAの“ラストマッチ”は棚橋が激勝!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 29, 2019
試合後、なんとジェイ乱入!
最後は「行ってきます!」【1.29後楽園結果】
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時刻:20:51
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まぁそんな特大級ハプニングこそあれ、ジェイはKUSHIDAには指一本手を出さず帰っていったので、棚橋が若手に担がれて帰って行ったあと、KUSHIDAにはマイクをする時間がありました。
スピーチ、というにはあまりにも短いマイクでしたが最後は簡潔にして力強く、「行ってきます」という言葉を選びました。
もちろん「さよなら」という別れの言葉ではないですし「また逢う日まで」という再開を誓う言葉でもありませんでした。
一寸先はハプニング、何が起こるかはわからない、からこそ、送り出してくれる人々に言える言葉は「行ってきます」なわけです。
その行き先や未来についてはそれこそ我々の手からは離れるわけですが、だからこそ我々にできることは彼の行く先に幸多からんことを、というだけですね。
所感雑感
というわけでいろいろ前哨戦こそあれ、KUSHIDAの壮行試合でしたね。
まぁぶっちゃけ選手の流動が絶えない業界ですし、今後はより一層激しくなるんではなんていう話もあるんですが、その中でこうして壮行試合ができて満場一致で送り出されるっていうのも幸せなことですよねぇ。
とはいえもちろんKUSHIDAのレスラー人生もそのほかの選手のレスラー人生も今後も続くわけで、オタクとしてできることはそれを見守っていくことだけです。
きょうはこれまで、それでは