G1 CLIMAX 28も終盤に突入した昨今皆様いかがお過ごしでしょうか。
流石に終盤とあってほぼほぼ決勝進出の可能性のある選手は絞られつつある感じですけど今度の大阪2連戦でほぼ各ブロック2択ぐらいまで絞られるんですかね。
まぁそれはさておき中継の合間のタイムラインなんかを見てたら何となく興味が沸くようなつぶやきがちらほら。
ということで今回はG1 CLIMAXの試合時間と実況者の推移について調べてみたので途中経過ですがご報告です。
公式戦試合時間
試合時間分布
まず初めに試合時間、8月3日現在まで公式戦の試合時間のヒストグラムです。
横軸は秒単位の試合時間で、縦軸は正規化した試合の個数です。
青い棒グラフが実際の試合時間の分布なわけですけど10分前後が多い、とはいえ結構幅広く分布している感じです。
オレンジ色の線はこのヒストグラムを正規分布でフィッティングしたものになってます。
実際の試合時間の分布には少なからずノイズがあるのでこうしてフィッティングの方が全体の傾向がわかるかなぁと思ってやってみたのですけど、こうしてみると平均値は大体850秒、14分ぐらいのところにありますね。
試合時間分布推移
続いて上のグラフは先ほどのように各年のG1の公式戦の試合時間のヒストグラムに対するフィッティングになっています(ピンク色が今年のもの)。
こうしてみると明らかに2012~2014年までと2015年以降で分布の傾向が大きく変わっているのがわかりますね。
簡単に言えば2014年以前は短い試合時間に固まっており、一方で2015年からはより長い試合時間の試合が増え、分布も広がっている感じに。
2015年と言えばG1公式戦のA・Bブロックの交互開催が決まった年なのでそれによって各公式戦の試合時間が長くなったってことですかね。
とはいえ分布がそのまま長い方向へずれるのではなく、分布が広がっているのは短い試合もそこそこの数あるってことですかね(主に矢野のおかげだろうか)
平均試合時間・分布推移
とはいえちょっとわかりづらいので各分布の平均値及び標準偏差(分布の広がり)を集計するとこんな感じ。
こうしてみても、各年のバラツキはあるものの2014年と2015年で両数字が大きく増えているのがわかりますね。
ちなみに2018年については現状試合数が少ないので見かけ上偏差が減っているものと思われます。
ちなみに各選手の平均試合時間でいうと最長はオカダの1125秒、最短は矢野の462秒でした、何と2.5倍の差が・・・
実況者数推移
続いては各大会のあった日に、#g128のハッシュタグで実況したユーザー数の推移になります。
黒線は各日の合計のユーザー数を示しており、現状合計で8645人がつぶやいています。
また各中継日ごとに異なる色のマーカーが付いていますが、そこから延びている同色の点線はその日につぶやいたユーザーのその日以降の大会でつぶやいた人数を示しています。
つまり7.14につぶやいたユーザー2785人の内1121人がその翌日の7.15にもつぶやきその後500~1000人の人がつぶやいているわけです。
こうしてまとめてみると各大会でいずれも1000人以上つぶやいているわけでけどその翌日以降もつぶやいている人数は500人かそこらなんですよね。
さらには各大会で同じようにその日以降のツイート人数を調べているんですがどのデータをみても大体同じ人数で推移しているのが見て取れます。
おそらくこの点線で示している500人程度の人々が毎大会のように実況を行うマニア層と言えるかもしれません。
逆に言うとこのマニア層(500人程度)と全体(1000~2000人)の間にいるのがライトユーザー層という見方ができるかもしれません。
で、灰色の実線は全大会でつぶやいているユーザーの推移で、当たり前ですが徐々に減少しつつあり初日につぶやいたのが2785人だったのが8.2時点では87人にまで減っています、最初の3%ですね。
所感雑感
というわけで試合時間と実況者数についてでした。
実況者数については「G1は1大会見逃すと二度と追いつけない・・・」なんて話があったので実際に継続してる人数は減ってるんだろうか?と思って調べたんですけど、
まぁ確かに全大会でつぶやいている人は3%まで減ってますけど単純にその後もつぶやいた人、となるとそこまで大きく減少はせず、安定しているように見えますね。
まぁつぶやき=視聴とも限らないのですけど自分の調べられる数値からはこんなデータが取れたということで。
実際実況者の推移に関してはパッと見カッコいい図が作れたのでそれだけで満足です。
きょうはこれまで、それでは