さてついにいよいよG1 CLIMAX 28の開幕が目前に近づいてきました。
とはいえ公式戦以外のカードが未発表だったりしてますけど、これ当日発表になるんでは疑惑が早くも(2018/7/12現在)。
それはさておき先日から公式でTwitterでの勝敗・決勝カード予想が始まってます、そしてさっそくその初動を集計したりしました。
上の記事ではとりあえず開始直後の書道の報告として、今後は各数値の推移や変化なんかを各大会のツイート解析で報告出来たらな、と思っています。
で、今回はというと、上記集計で現状の決勝予想カードのトップ10を報告したんですが、観客の期待値としてはそうだとしても果たしてどのカードが実際に決勝カードになるのか、その可能性について今回は2012年以降の決勝カード、その過去対戦から考えます。
調べたもの
今回調べたのは2012~2017年のG1の決勝カード、その直近の過去対戦の日時です。
というのも、最近の感覚としてその年抗争を行っていた二人で決勝で・・・というパターンてあまりないな、という気がしたんですよね。
例えばほぼ初対戦だったり、「〇年ぶりの対戦」となったりしていることが多いような、という。
というわけでいつものCagematchのデータベースをもとに過去の対戦を調べました。
調査結果
以下が調査結果です、対戦カードはAブロック代表対Bブロック代表の形で勝者側に下線を引いてます。
また前回対戦の日時及び試合結果、前回対戦からのスパンも併記。
2012年 カール・アンダーソン対オカダ・カズチカ
前回対戦:2009/6/7(試合結果 アンダーソン勝利 7分40秒 ガンスタン)
スパン:3年2か月
2013年 棚橋弘至対内藤哲也
前回対戦:2012/4/5(試合結果 棚橋勝利 18分21秒 スモールパッケージ)
スパン:1年4か月
2014年 中邑真輔対オカダ・カズチカ
前回対戦:2012/8/5(試合結果 中邑勝利 16分16秒 ボマイェ)
スパン:2年
2015年 棚橋弘至対中邑真輔
前回対戦:2014/8/3(試合結果 棚橋勝利 17分 ジャパニーズレッグロールクラッチ)
スパン:1年
2016年 後藤洋央紀対ケニー・オメガ
前回対戦:なし
スパン:なし
2017年 内藤哲也対ケニー・オメガ
前回対戦:2016/8/13(試合結果 ケニー勝利 28分12秒 片翼の天使)
スパン:1年
というわけで、正真正銘の初対戦になった2016年の後藤ケニー以外は、いずれのカードも1年以上の期間を空けての再戦になっています。
前回対戦の勝敗と決勝での勝敗の関係でいえば、2016年及び2015年の棚橋中邑以外は、前回敗者がリベンジを果たす形になるものが多いか。
いずれにしても決勝カードは「1年以上の対戦空白がある」もしくは「正真正銘の初対戦」になる傾向があるといえるでしょう。
決勝予想カードの前回対戦及びスパン
というわけで前回集計した決勝予想カード上位10個に関して前回対戦及びそのスパンについてまとめると以下のように。
順位 | A | B | 前回対戦 | スパン |
---|---|---|---|---|
1 | オカダ・カズチカ | 飯伏 幸太 | 2014/3/6 | 4年5か月 |
2 | オカダ・カズチカ | 内藤 哲也 | 2018/1/4 | 7か月 |
3 | 棚橋 弘至 | 飯伏 幸太 | 2017/11/5 | 9か月 |
4 | 棚橋 弘至 | 内藤 哲也 | 2017/8/11 | 1年 |
5 | EVIL | 飯伏 幸太 | -- | -- |
6 | EVIL | 内藤 哲也 | 2016/8/7 | 2年 |
7 | ジェイ・ホワイト | 飯伏 幸太 | -- | -- |
8 | オカダ・カズチカ | ケニー・オメガ | 2018/6/9 | 2か月 |
9 | 鈴木 みのる | 飯伏 幸太 | 2013/8/10 | 5年 |
10 | オカダ・カズチカ | SANADA | 2018/2/10 | 6か月 |
上記の傾向に合致するのは以下の6カード
1年以上のスパン
オカダー飯伏、棚橋―内藤、EVIL-内藤、みのる―飯伏
初対戦
EVILー飯伏、ジェイ―飯伏
ちなみにスパンが空く、とはいえ2年以上のスパンが空いていたのは2012年のアンダーソンオカダのみで、他の決勝カードは1~2年のスパンのカードばかりなので、そういう意味では1年以上のスパンのアルカードの中でも棚橋内藤、EVIL内藤の可能性は高そうではあります。
(ちなみにオカダ飯伏については飯伏が中身とうわさされるタイガーマスクWとの対戦もありましたけどこちらからは1年5か月のスパンになっています)
所感雑感
というわけで前回対戦からのスパンに注目しての優勝カード予想でした。
なんかいろいろ情報をまとめていくと「あーこれはオカダ飯伏ですわ間違いない・・・」となっていく不思議、いや自分もこのカードが見たいから良いんですけども(その後のことについてはさておき)
いずれにしたってG1開幕前最後の予想記事でした、今回も例年のごとくネット観戦ですが頑張って追いかけたいです。
きょうはこれまで、それでは