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『G1 CLIMAX 28』Twitter予想の初動について集計しました

先日、G1前最後の大会となったカウパレス大会が終了したことでついに本格的にG1モードに突入、ということなのか去年も行われたTwitterでの各大会の勝敗予想及び決勝カード予想が始まりましたね。

実をいうと自分がPythonでツイート集計とかをやり始めたきっかけが去年のこの企画で、最初は添付された画像を解析してなんとか勝敗予想を集計できないかと思ってやったものの断念した思い出が・・・。

まぁそれはさておきツイート集計1周年も兼ねて、今回行われたTwitter予想の初動についてまとめてみました。

 

集計方法

まず集計方法ですが、今年からの仕様として決勝カード予想のツイートには「#G128K」というタグが、勝敗予想のツイートには「#G128S」というタグがそれぞれつくようになりました。
多分「決勝」のKと「勝敗」のSなんでしょうけど、これらのタグで検索をかけることで数あるツイートの中から各予想のツイートのみの選別が可能になります(去年までだと「#g128予想」とかが使われてた気がするんですけど、これだと普通の個人的予想も混じってきてめんどくさそうだから変えたんだろうか、あと英語と日本語交じりはプログラミング的にはやっぱり気持ちが悪そう)

で、各予想ツイートには予想内容を示すハッシュタグがそれぞれついているのでその個数を今回は集計します。

決勝カード予想

決勝カード予想ではAB各ブロック10人から1人ずつ選ぶわけですが
予想サイトでは各ブロックの選手に01~10の番号を(多分上から順番に)振っていて、「各ブロック何番の選手を選んだか」という情報が「#G10812_(Aの番号)(Bの番号)」というタグで表現されています。
例えば下のツイートのように決勝カードを「オカダ(Aブロック上から4番目)対飯伏(Bブロック上から6番目)」と予想した場合はツイートに「#G10812_0406」というタグが付きます。

勝敗予想

勝敗予想では各対戦結果で「左側の選手が勝つ=1」「右側の選手が勝つ=2」「引き分け=0」という数字が割り当てられていて、
各対戦において選んだ数字がその大会日程を示すハッシュタグの後に上から順番に並べられて表現されることになります。
例えば下のツイートでは大会日程を示す「#G10714」の後に「_」を挟んで、右左左右右という勝敗を予想しているので「21122」がついて「#G10714_21122」というタグがついています。

ツイート中についているハッシュタグについては、TwitterAPIでは「ツイートについているハッシュタグ」という情報が("entities"の中の"hashtags"の中に)まとめられているのでそれを参照すれば簡単に調べることができました。
といいつつ、TwitterAPIでは長文のツイートは本文が省略表示され、省略された部分のハッシュタグも表示されないという問題があったりしてちょっと困りはしましたけど、
TwitterAPIでツイートを検索するURLの末尾に”tweet_mode=extended”とつけることでツイート本文の全文が得られるようになるのでこの問題は解決しました。
(とはいえそれまで”text”タグだった本文が”full_text”に変わるので修正は必要になりますが)

集計結果

勝敗予想

7.14 大田区総合体育館(Aブロック)

7.14については7月10日時点で197票の投票をありました。
最も票数が多かった予想は下記予想で28票(14%) 、勝者を太文字で示しています。

名前 勝敗 名前
棚橋 弘至 〇-× 鈴木 みのる
真壁 刀義 〇-× YOSHI-HASHI
マイケル・エルガン ×-〇 EVIL
オカダ・カズチカ 〇-× ジェイ・ホワイト
バッドラック・ファレ 〇-× ハングマン・ペイジ

また、各対戦における獲得票数は下記のようになりました。

名前 引分 名前
棚橋 弘至 120 1 76 鈴木 みのる
真壁 刀義 140 0 57 YOSHI-HASHI
マイケル・エルガン 70 0 127 EVIL
オカダ・カズチカ 115 4 78 ジェイ・ホワイト
バッドラック・ファレ 147 0 50 ハングマン・ペイジ

票数的にはどの対戦もそこそこの差がついているわけですけど、棚橋対鈴木はわかるにしてもオカダ対ジェイに引き分け予想がついているのが結構意外。

7.15 大田区総合体育館(Bブロック)

7.15については同様に141票となっています。
最も票数が多かった予想は下記予想で11票(8%)

名前 勝敗 名前
飯伏 幸太 〇-× ザック・セイバーJr.
ケニー・オメガ ×-〇 内藤 哲也
石井 智宏 ×-〇 矢野 通
後藤 洋央紀 ×-〇 SANADA
ジュース・ロビンソン ×-〇 タマ・トンガ
名前 引分 名前
飯伏 幸太 96 0 45 ザック・セイバーJr.
ケニー・オメガ 64 14 63 内藤 哲也
石井 智宏 73 0 68 矢野 通
後藤 洋央紀 37 0 104 SANADA
ジュース・ロビンソン 51 0 90 タマ・トンガ

引き分け数でいうとケニー対内藤がダントツで多いですね、一昨年はブロックの最終公式戦、去年はG1決勝戦で組まれたカードだけに開幕戦で組まれると勝敗の予想が付きづらいのかも。
基本的には総票数での結果と最も多い予想結果で結果がずれないものだと思うんですが、ケニー対内藤及び石井対矢野では上記2つの予想で食い違いが起きてますね。
票数で見るとどちらも接戦なんですけど石井矢野は1個も引き分けがないのが面白いところ(流石にこの二人で30分フルタイムはあるまい、場外リングアウトも)

決勝カード予想

決勝カード予想では全部で921票が投票、流石に勝敗予想よりも大分多い。
具体的な各組合せの票数のTOP10はこんな感じ

順位 A B 票数 割合%
1 オカダ・カズチカ 飯伏 幸太 295 32.03
2 オカダ・カズチカ 内藤 哲也 150 16.29
3 棚橋 弘至 飯伏 幸太 75 8.14
4 棚橋 弘至 内藤 哲也 36 3.91
5 EVIL 飯伏 幸太 32 3.47
6 EVIL 内藤 哲也 29 3.15
7 ジェイ・ホワイト 飯伏 幸太 26 2.82
8 オカダ・カズチカ ケニー・オメガ 25 2.71
9 鈴木 みのる 飯伏 幸太 23 2.5
10 オカダ・カズチカ SANADA 21 2.28

他の組み合わせと結構な差をつけてのオカダ対飯伏が一位、道理でタイムラインを見ていてもよく見かけるわけだ。
単純なカードでいえば4位まではAではオカダか棚橋、Bでは飯伏か内藤という感じなんですけどAでそれに次ぐのがEVILというのが面白いとこではありますね、This is EVIL...

Aブロック内順位
順位 名前 票数 割合 %
1 オカダ・カズチカ 522 56.68
2 棚橋 弘至 143 15.53
3 EVIL 80 8.69
4 鈴木 みのる 68 7.38
5 ジェイ・ホワイト 45 4.89
6 バッドラック・ファレ 26 2.82
7 マイケル・エルガン 18 1.95
8 YOSHI-HASHI 8 0.87
9 真壁 刀義 6 0.65
10 ハングマン・ペイジ 5 0.54

ブロックごとに獲得票数でソートをしてみるとこんな感じに。
カードでの順位からわかるようにオカダ棚橋の2TOP、とはいえオカダが過半数越えの状態で、予想としては「Aブロックはオカダがカタい」って感じですかね。

Bブロック内順位
順位 名前 票数 割合 %
1 飯伏 幸太 471 51.14
2 内藤 哲也 253 27.47
3 ケニー・オメガ 62 6.73
4 SANADA 48 5.21
5 タマ・トンガ 30 3.26
6 ザック・セイバーJr. 21 2.28
7 石井 智宏 12 1.3
8 後藤 洋央紀 11 1.19
9 矢野 通 7 0.76
10 ジュース・ロビンソン 6 0.65

一方のBブロックも飯伏が過半数越えでカテェ状態ですけどAと比較すると内藤もまだ食いついている状態か。

 

所感雑感

というわけで、G1のTwitter予想の初動についてまとめでした。
1年前は数週間かかってもできなかったことがモノの数時間でできてしまったあたり圧倒的な成長を感じる・・・まぁ1年間で作ったプログラムをそのまま流用できたからっておかげでもあるんですが。
とりあえずこの集計についてはG1数量まで随時やりつつ、途中経過については各大会のツイート集計とかでやろうかなぁと思ってます、何か推移がわかりやすい様にまとめる予定ですがはたして。

きょうはこれまで、それでは

 


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