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ツイッター予想と比較するG1 CLIMAX 29星取表:序盤戦編

新日本プロレスのG1 CLIMAX 29は3,4連戦と数日のオフを繰り返す巡業形態になっていますが、それはすなわち選手にとっては体を休めるインターバル、そしてファンにとってはこれまでとこれからに思いを巡らせる猶予の期間でもあります。
そういう時間こそ弊ブログはいろいろ集計するタイミング、ということで今回はすでに各ツイート解析でも紹介している#G129Sに投稿された各公式戦の勝敗予想の現状での結果まとめです。

と思っていたら海外のプロレス情報サイトVoice of Wrestlingも似たような企画やってたという、先越されたでこれは・・・

www.voicesofwrestling.com

 

集計したもの

www.pwanalysis.com

今回は上記記事でも紹介したG1 CLIMAX 29公式サイトにて行われている各公式戦の勝敗予想(#G129S)についての集計結果を用いました。
これまでのツイート解析でも投票結果を棒グラフで示していたとは思いますが、各公式戦について総投票数がより多かった選手の勝ちと換算して仮想の星取表(予想星取表)を計算しました。
下記のグラフは先日7.15札幌大会の勝敗予想結果ですが、実際の勝敗はさておきこの結果を踏まえて予想星取表では矢野鷹木は鷹木、ジュース後藤は後藤、コブMOXはMOX、石井ジェイはジェイ、内藤タイチは内藤の勝利として記入していきます。

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現在#G129Sの勝敗予想では7.20後楽園大会までの勝敗予想が行われていますが、今回はそれらの予想も含めて集計し、7.20後楽園大会までの予想星取表及び予想勝ち点(pre-total)を集計しました。
また答え合わせとして実際の勝敗と違っている予想は赤くまだ勝敗が決まっていない試合については薄い灰色で示しています。
(また参考として現在の”実際の”勝ち点(act-total)も表記)
つまりは赤く示された勝敗が多いほど予想を裏切ったまたは予想がつかない公式戦になっているといっていいでしょう。

集計結果:A

f:id:Rodyonsw:20190718002142p:plain

Aブロックの集計結果はこちら。
現状全公式戦で予想的中しているのはオカダ(2勝)とザック(2敗)のみという結果に。
ぶっちゃけザックの2敗は結構番狂わせじゃ?と思ってはいたんですけど多数派予想的には「2敗は順当」ということらしい、ソンナー
一方でこれまでの2戦でいずれも予想が外れているのがオスプレイにEVILでいずれも1勝1敗。
オスプレイの場合はベテランの域に入ったアーチャーに負け、逆にタイトルコンテンダーのSANADAに勝っており、
対するEVILもCagematchだとなぜか一人だけ公式戦評価がつけられないファレに負け、逆に優勝候補筆頭の飯伏に勝つという、まったく異なる2つのサプライズが早くも起きているわけです。

その他選手は1つは当たって1つは外れているわけですが、ファレ以外はいずれも一勝一敗で序盤戦を終える予想だった選手ばかりで、いわゆるバランス理論がこういう予想にも働いているのが見えますね。

後楽園3連戦終了時までの予想ではオカダが全勝、棚橋飯伏SANADAが1敗で追う形、というのが理想のようです(カテェといえばカテェ、当たってないけど)

集計結果:B

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続いてBブロックの集計結果。
こちらは予想全的中はコブの全敗とMOXの全勝とこちらも明暗分かれる形。
一方で予想的中なしはジュースと内藤の2名、しかもジュースは全敗予想が現在2連勝、内藤は全勝予想が現在2連敗と全くの逆、まさに予想を裏切る波乱の展開といえるでしょう。
Aブロックでもそうでしたが、その他の予想についてもバランス理論的な予想が一部外れて、実際は明暗分かれる形になっているのはBブロックも同じですね。

 

所感雑感

というわけで簡単にですが星取表を使って予想と現実の比較でした。
冒頭のVoice of Wrestlingの記事はちゃんとは読んではいないんですが、こちらもVoice of Wrestlingのサイト内で行った全公式戦勝敗予想(全部当たると景品が出るらしい)と照らし合わせて「如何に今年のG1が波乱なのか」について論じているようです。
今回Twitter予想と比較してみた感じやはりこちらでもファンの予想を裏切る結果が多く見え、このデータを見ても「今年のG1は波乱である」ということはできそうです。
ちらっと見た感じでは得票割合まで使って論じてたので今度ちゃんと読んでみたいところです。

きょうはこれまで、それでは