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G1 CLIMAX 29 Twitter決勝カード予想:最終結果編

遂にG1 CLIMAX 29も最終盤、武道館三連戦を残すのみとなったわけですが、それに先立って7月2日から行われていた優勝決定戦予想の投票も締め切られました。
昨年もこの終盤になって、流石に可能性ある選手も限られたのもあってかなり変動があったんですがはたして今回はどうだったのか、見ていきたいと思います。
後おまけとして実際にどの選手が可能性が残っていてどうなればだれが決勝進出なのかも最後に乗せているのでぜひ。

今大会のこれまでの集計結果はこちら、集計方法もこちらに記載しています。

www.pwanalysis.com

 

#G129K総投票数

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まず初めに#G129Kに投票された予想の総票数は3578票でした。
昨年の集計結果を見ると3449票だったのでわずかに上回りましたね(とはいえ今回の方が数日投票期間が長いのもあるとは思いますが)
上図は各日の投票数の推移ですが、昨年と比較して最終日の予想の伸びが鈍かった感じはしますね。

Aブロック決勝予想

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まず初めに最終結果ですがこのようになりました。
当たり前といえば当たり前ですが上位2人は最後まで可能性の残った飯伏とオカダ、とはいえ両者の間には倍近い差がありましたね。

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投票開始から最終日までの各選手の総投票推移が上左の図になっています。
ごらんのとおり、当初飯伏・SANADAが上位2人だったものの徐々にオカダが得票を伸ばす一方でSANADAが伸び悩み、中盤あたりで逆転。
右図は各日の獲得票割合になっていますが、こちらでも序盤SANADAの得票率が飯伏に迫っていたのが中盤以降減少、その後連勝していたオカダがかなり得票を伸ばしていることが分かります。
しかし終盤になって変動があり、オカダのSANADA戦敗北+飯伏の連勝もあって得票率が再逆転することに。
最終的には飯伏がさらに得票を伸ばす結果になりました。

Bブロック決勝予想

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続いてBブロックの最終結果ですが、やはり最終的に決勝進出の可能性が残った4人(内藤・ジェイ・MOX・後藤)が上位4人で票数も5位以下とは桁が違う数値になっています。
その中でも票数が多いのは内藤、次いでジェイ、この関係は序盤から変わってなかった感じがしますね。

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続いてBブロックの得票推移ですが、当初は内藤とジェイがかなり接戦だったんですよね。
それがあれよあれよと差が開き…といいつつ両者ともに開幕から連敗してたのでなにでこういう差がついたのかは謎であります。
一方で大きく順位を変えたのはモクスリー、最初は4位に甘んじていたのが連勝街道と思わぬ新日本への適応性もあってか終盤にかけて得票を伸ばし3位になっています。

各日の得票率を見てみると内藤さんが結構安定して高くはあったんですがモクスリーとの直接対決で負けたところでガクッと得票を下げ、一方でモクスリーがかなりの得票をしています。
しかし最終的にはその後モクスリーが連敗したのもあって内藤及びジェイが再び得票した形。

決勝予想カード

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これまでは各ブロックの得票でしたが実際に得票した予想決勝カードの上位10個はこちら。
トップは可能性が残っているものばかりか、と思いきや3位に残ったSANADA対内藤はもう可能性が残ってないのに残ったあたり、序盤の得票が多かったんですかね。
ちなみに可能性が残っていないのは3位のSANADA対内藤、6位のSANADA対ジェイ、9位のKENTA対内藤、10位のEVIL対内藤、内藤さん相手ばっかや。

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上記トップ10の得票推移はこちら。
トップ3に関しては序盤から全く変わっていませんがさすがに3位のSANADA内藤はSANADAの決勝進出が望み薄になっていこう伸びていない感じですかね。
一方で大きな順位の変化が見えたのは4位に食い込んだオカダ対MOX、この10カードの中だと当初最下位だったのが中盤以降ググっと順位を伸ばしてついに4位まで。
伸び率はそれほどでないものの5位のオカダ内藤も地味に票数を伸ばした口ですね。

おまけ:各ブロック決勝進出者早見表

というわけで各ブロックの決勝進出者も最終公式戦の試合順も決まったのでどの段階で誰が脱落するのか、というのもわかりました。
とはいえAブロックはメインを争うオカダと飯伏のみなのでメインで決定、それまでは純粋に試合を楽しもうってなもんですが、Bブロックはかなり複雑。
可能性が残っているのは内藤、ジェイ、後藤、MOXの4名ですが11日の武道館ではこの4名がセミ前・セミ・メインを争います。
で、以下の図がその試合の勝敗ごとにフローチャートをとり、どのルートをたどると誰が決勝進出に至るかを示したものです。

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 都合8通りの可能性が有るわけですが、そのうち2パターン決勝進出の可能性が有るのが内藤・後藤・ジェイの3名、そういう意味だとMOXだけ少し不利ですね。
そして一番興味があるのはMOX・後藤・内藤が勝利した場合。
この場合、後藤がMOXに、MOXが内藤に、内藤が後藤に勝っているため三竦みになり優劣がつかない結果に。
その場合はどうなるのか知らないですけど、過去のチャンピオンカーニバルなんかだと巴戦なんてのをやったりしてましたね(シングルを3度して2勝したら勝ち)。
可能性とかジンクス云々はさておきこの展開はちょっと見たい。

 

所感雑感

というわけで決勝カード予想について集計結果でした。
こういうものは初動は前評判というか下馬評、人気が現れるものですがその後の変化はその大会で各選手がどういう活躍をしたのかを表す指標でもあるので面白いところでもあります。
そういう意味でいうと大きく順位を変えたオカダ・MOX両名はこのG1で、結果はまだわからないですけど一つ結果を残したといえるんではないかと。
しかしどうせならこの両者の決勝戦が見たいって中盤以降ずっと言っている気がします、だって見たいんだもの。

きょうはこれまで、それでは