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G1 CLIMAX 29 ツイッター予想調査:7.11時点版

つい先日から2週目のG1公式戦の勝敗予想もスタートしましたけど、まさか勢いのあまりトレンド入りするとは・・・
ちなみにTwitterのトレンドはそれまでのツイート数とその日のツイート数の差が大きいものが選ばれるので、ダラス大会が終わってしばらく勝敗予想がなされていなかったタイミングで一挙3大会で解禁はその条件を満たしたんですね。

それはさておき、公式で行われている2種のTwitter予想についてさらに解析ができましたので経過報告もかねて報告です。

前回の解析

www.pwanalysis.com

 

総投票数推移

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G1 CLIMAX 29の決勝カード予想が始まった7月2日から昨日10日までの間の予想ツイート投稿件数の推移がこちらになっています。
10日までの9日間の合計で2080件が取得できていますが、ごらんのように日にちが経つにつれ投稿件数が減少していっています、まぁ基本的には1度しか投稿できないものなのでどんどんと投稿件数が減っていくのは道理なんですが。
ちなみにいずれも日本時間での集計ですので、開幕戦のあった7日までの間に投稿されたツイートは1585件、全体の76%弱を占めています。
昨年の集計結果を見てみると、投票が締め切られる直前に駆け込みで一気に投票数が増えるんですが、終盤になるまではこの開幕前に出た予想による票数順位は変化しなさそうですね。
昨年でいうと徐々にジェイが順位を上げていくなんて言うのが見えましたが、果たして今年は誰がそうなるのか。

昨年の集計結果↓

www.pwanalysis.com

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おまけとして各公式戦の勝敗予想に関する予想ツイートの件数です。
開幕戦は結構長い間投票されていたのもあって圧倒的に多いですが、先日解禁された大田区2連戦+札幌の3大会に関して言うと少し札幌の票数が多いあたり、注目大会ということですかね。

決勝予想:総票数推移

下記2つのグラフは各選手の決勝進出予想の獲得票数の推移になっています。
各日の総獲得票数をプロットしている形ですね。

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Aブロックについては開始から飯伏の独走が続き、それをSANADAとオカダが追走している状況のままですね。
一応公式戦が1試合終わりましたが総票数を見ると大きな変化はないように見えます。

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続いてまだ公式戦が始まっていないBブロックですが当たり前ながら大きな変化はなし。
しかし当初ほぼ同じぐらいの票数だった内藤とジェイの差が徐々に広がり始めている感じですね。

決勝予想:獲得票割合推移

続いては各日に投稿された予想ツイートの内、各選手が何%の票を獲得したのか、というものの図になります。
最初にお見せした通り、各日の投稿数自体は後になるにつれ減少しているのはご注意ください。

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このプロットにすると大きな変化が見えるのがAブロック。
開幕戦までの間獲得票割合でも1位飯伏が独走、SANADAオカダが追走という形だったのに対し、開幕戦があった7日からオカダが割合を大きく増やし、一方で飯伏の獲得割合が減っているのが見えます。
開幕戦を快勝で終えたオカダと、惜敗及び負傷か?とも疑われた飯伏の違いですかね。
一方のSANADAはほとんど変化がなく支持が安定しているように見えます。
9日の時点では獲得割合において飯伏、SANADA、オカダの3者がほぼ等しくなるところもあったんですがけて10日は飯伏が大きくポイントを伸ばす結果に、この日はケガの現状と無事をアピールしたツイートなんかもあったので今後の公式戦継続に希望が見えたってことなんですかね。

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つづいてBブロックですが、公式戦はまだなものの、上位陣として内藤が徐々にポイントを伸ばす一方でジェイが徐々にポイントが下がっている感じ。
これに関してはなぜだかよくわからないですけど

言語別決勝進出順位

続いて、先日TwitterAPIの仕様変更でツイートからユーザーの言語情報が取得できなくなったという話をしましたが、その後APIにユーザー情報を取得する機能があることを知り、それによって各ユーザーの言語情報も取得できるようになったので
それを用いての解析として、言語別に各ブロックの決勝進出者予想順位を出してみました。
とはいえほとんどが日本語(ja)=1048件、それに次ぐのが英語(en)=262件で、他の言語については10件以下だったので今回は省きます。

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まずAブロックの結果はこのようになっており、左が日本語ユーザー、右が英語ユーザーの結果になっています。
いずれもトップ3(飯伏・SANADA・オカダ)及びワースト2(ファレ・ランス)については同様になっていますね。
とはいえ日本語ユーザー間では飯伏:SANADA:オカダ≒9:5:2ぐらいなのに対し、英語ユーザーではもっと極端に≒9:1:1ぐらいと飯伏への支持が偏っているように見えます。

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続いてBブロック。
こちらもトップ2の内藤・ジェイに関しては同様な結果になりましたが、日本語ユーザーではかなり僅差なのに対し、英語ユーザーでは少し内藤側に偏っている感じがしますね。
そして日本語ユーザーでは3位にLA DOJOで鍛えなおした後藤さんが入り、英語ユーザーではWWEから”解放”されたMOXがランクインしているのがユーザーの好みの違いが見えて興味深かったりします。
とはいえわりと意外なのが元々米インディのスターだったコブが英語ユーザーの順位でもかなり下位なあたり、もう少し上にくるかと・・・

 

所感雑感

というわけでTwitter予想について追加解析でした。
こうしてやってみておいてなんですけど、今回は各ブロック別に獲得票数を見ましたが、決勝カードごとに票数の推移を見ても面白いかもなぁ、と思うので次回時間があるときにでも解析して紹介したいと思います。
今回は決勝カード予想を中心にした解析でしたが各公式戦の勝敗予想でも何かできないものか…アイデア募集中です。

きょうはこれまで、それでは