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7.26 新日本プロレス G1 CLIMAX 28 8日目 ツイート解析

さてG1 CLIMAX 28の第3クールは”北陸の聖地”長岡で開幕。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#g128に投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。

今シリーズの専用ハッシュタグ#g128におけるツイート総数は4,932ツイート、RT総数は5,100RT、呟いたユーザー1,412人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは3,180ツイート、5,449RT、1,191人でした。)

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今大会の勝敗予想の結果は上記の通り、初対戦となったSANADA飯伏、RPW王座をかけて幾度もぶつかっている石井ザックは結構拮抗している感じに。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

フェアプレーはどこ・・・?ここ・・・?

時刻:19:48
ツイート数:50tweet

まず最初は今シリーズ矢野”フェアプレー日大”通として話題を呼んでいる矢野対後藤、と思いきや前回の公式戦でついに我慢の限界に達したのか今回は序盤からアンフェアプレー前回でしたね。
しかしそうなると普通に真っ向勝負で対抗するのが荒武者、途中2016年のNew Japan Cupで猛威を振るった後藤二式をあっさり丸め込みで切り返すというテクニックを見せつけたりもしますがあっという間(ものの2分)で後藤の勝利。
うーん試合時間的にもシリーズ的にももうちょっとフェアプレー矢野が見たかった・・・

LIJ対BCOG その2

時刻:20:05
ツイート数:54tweet

続いては前回のEVILファレ戦でも交錯があったタマ対内藤、一応はLIJとBCOGのトップ同士の対決ってことになるんですかね?
とはいえこの試合でもタマは兄弟たるタンガの介入を序盤から駆使、それに対してEVILが出てくればファレが、ファレが出てくればBUSHIがという総力戦の様子に。
全体的には軽量なLIJふぁ不利かと思いきやこういう介入時のBUSHI(というか毒霧)の有効さよ。
思えばLIJも序盤も序盤、結成当初はBUSHIの介入や急所攻撃などを駆使したユニットだったんでそこの経験値が出た形ですかね、ゆうてBCOGは今シリーズからこういう戦法を取るようになったわけですし。

日英を股にかける名勝負数え歌

時刻:20:28
ツイート数:70tweet

そしてセミはRPWにおいて熱戦を繰り広げたこともある石井対ザック。
石井ちゃんは言わずもがななんですけどザックの歓声も結構(他の会場と比較しても)大きいのはやっぱり今年同会場でNJCを制したことも関係あったりするんですかね。
しかし、RPW王座をかけての対戦もなんだかあったりした関係もあってか、タイプとしては対極にあるはずなのに読み合いの高度なこと高度なこと、スライディングラリアットを受けての何かの技、を読み切ってバックに回ってのジャーマンとか思わず変な声が出ましたよ。
実際、何度か行ってますけどザックが関節技特化型なら石井はバチバチ特化、と見せかけて何でもできる万能型なのでザックにも、対抗こそしないまでも対応できるんですよね、だからこその一進一退の攻防、たまらん。

US王者対決

時刻:20:50
ツイート数:50tweet

続いてはIWGPのUS王者対ヘビー王者、もしくは第3代US王者対初代US王者対決となったケニー対ジュース。
いつぞやはそれこそUS王者をかけて対戦したこともある両者ですけど、同じ北米出身しかもWWEのファームにいた者同士とはいえ試合のリズムというか戦法が全く違うのも面白いですね。
ジュースは言ってみればアメリカンプロレスの中でもクラシカルな間を持ちつつダイナミックな動きを使うタイプで、ケニーは間を置かずに相手を攻め立てるスピーディな形。
実況でもあったようにジュースは骨格・体格からして純正のヘビー級なのに対してケニーは元ジュニアヘビーで体をビルドアップすることでヘビーと渡り合ってる、っていう経緯の違いも試合スタイルに現れてるのかもしれません。
そういう全くタイプの違う者同士の対戦ではあり、以前の対戦と比較してもジュースも実力実績的にケニーにかなり近づいたとはいえ、やはりケニーとの差は大きかったか、とはいえ絶望的?な差ではない印象。

マイクするだけでトレンドに入る男、SANADA

時刻:21:19
ツイート数:111tweet

さてメインは正真正銘の初対決となった飯伏対SANADA、私のTL上でも「これを見に来たんやで!」みたいな声があったとおり、ただ初対戦だからというだけでなく期待度大なカードですね。
共に身体能力に長けた二人、ではあるものの飯伏がその身体能力と天才的センスで自由奔放に、または勝手気ままに試合を行うのに対して、SANADAは身体の力を駆使こそすれど一つの戦略をもって、一貫した攻めを見せるという印象がありますね。
そういう対比でいうと一手一手戦略を進めていくSANADAに対してひらめき一発でそれをひっくり返す飯伏、って感じにも見えましたね。
正直に言えばこれまでのプロレス界での実績や知名度でいうと飯伏の方が明らかに上だったんでしょうけど、それに対して一歩も引かず、それどころかある意味で手玉に取るような試合運びをしたうえでの勝利は胸が熱くなりますねぇ。

そして試合の盛り上がりもさることながらマイクを持っただけでも歓声が起こる、それがSANADAという男。

 

所感雑感

というわけで北陸(だよね?)の聖地、長岡大会でした。
多分北陸って大会数自体はそんなに多くない場所なんですけど今回の大会と良い、以前のNJCといい中継で見てもわかるほどの盛り上がりなのは見ている方も盛り上がりますね、不思議だぁ。
まぁそうやって客席の盛り上がりが良いからこそ選手もやりがいがあって、だからこそ盛り上がって・・・っていういい相乗効果が見える土地でもありますよね、アクセスも良いし今後大会数が増えると良いのに。

きょうはこれまで、それでは


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