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8.11 新日本プロレス G1 CLIMAX 28 18日目 ツイート解析

さてG1公式戦もこの日が最後、最終公式戦となった武道館大会2日目お解析していきましょう。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#g128に投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。

今シリーズの専用ハッシュタグ#g128におけるツイート総数は13,612ツイート、RT総数は21,496RT、呟いたユーザー3,200人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは8,326ツイート、14,993RT、2,454人でした。)

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#G128Sでの、今G1最後の勝敗予想はこちら。
最後の最後の引き分け予想の多さ(228票)よ、これまでもケニー内藤(99)、オカダみのる(109)など引き分け予想が多い組み合わせはいくつかあったんですけどダントツですね。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

メイ・ストップ

時刻:19:47
ツイート数:137tweet

さて最初のピークは最初の公式戦、すっかりフェアプレーも抜けきった矢野対開幕から最終公式戦までBad Boyを突き通したタマ、というと対照的か。
今回も矢野の悪質タックルでタマが不利になるやタンガとファレが会場に、それに対しては新日本のリングサイドとしては珍しく他のレフリーやスタッフ、果てにはメイ社長に菅林会長まで現れて、反則裁定を下されたタマごと場外へ。
というのが中継で写っていたことの顛末なんですけど、上記ツイートではその後バンに押し込んでお帰りいただくとこまでやってたのか。
うーん中々に珍しいシーンだぁ、メイ社長なんだかんだ言って目立ちたがりね。

BCOG退去

時刻:20:07
ツイート数:116tweet

 そしてその次の公式戦、ジュース対後藤の試合の後「BCOGの3人は日本武道館を去りました」という割と前代未聞なアナウンスが。
うーん、会場で聞く分には何ともシュール。

和製ベストバウトマシーン対決

時刻:20:28
ツイート数:160tweet

そして続いての公式戦は石井対SANADA、個人的には常に好試合を続けてきた和製ベストバウトマシーン、名勝負製造機同士の対決って感じありますね。
まぁベストバウトマシーンというとケニーの自称でありますけど、この二人の場合は厳しい打撃をする・凄い技を出すという感じでなく一つ一つの技の精度が高く、どんな相手であろうがそれに対応しつつ自分の良さを出すことのできる選手って感じですね。
まぁそういう意味で共通項は何でもできる器用な部分、石井が掟破りのスカルエンドを見せればSANADAはスライディングラリアット、未遂になるも垂直落下ブレーンバスターも見せましたしね。
しかしそういう掟破りの試合の中で一番効果的だったのは石井のシャイニングウィザードでしたかね、SANADAが今G1から師匠である武藤の持ち技(マジックスクリューやドラゴンスクリューからの足四の字とか)を使ってたわけですけどその中でおそらく”あえて”使っていなかった武藤の代名詞的技なんですよね。
それもものの見事な決まり具合で、実際のダメージも精神的ダメージもデカかったって感じもあったりして。
しかし今G1一気にSANADAが好きになっただけにここでの敗北は悲しいなぁ・・・

一撃必殺のザックドライバー

時刻:20:55
ツイート数:270tweet

続いてはかろうじて決勝進出の可能性を残す内藤にザックが立ちふさがる一戦。
内藤の試合というと如何にペースを握るか、という点でのらりくらりの試合運びをするんですけどそれが逆に隙になりかねないというのがザックの恐ろしいところ、所謂ねっころびポーズもザックにとっては「”折ってほしい”とでも言うように手を差し出している」という状況にも見えるという。
実況でも実際にこのザックに勝ったSANADAを例に挙げて「SANADAのように戦えばあるいは・・・」という話もしてはいたんですけど、そうは巧くもいかないものですかね、それはポリシー上というのもあるんですけど。
しかもここにきて開幕戦で披露して以降温存していたザックドライバーまでもが内藤のデスティーノを切り返す形で炸裂、いやぁ強いわザック。
一方でなかなかザックに勝てないのが続く内藤、雪辱の時は来るのか。

飯伏対ケニー、3度目の正直、ならず

時刻:21:25
ツイート数:230tweet

そして最終公式戦は飯伏対ケニー、心配されてたBCOGも無事?出荷されたので安心して臨む一戦。
まぁ正直言うとこの日この会場にいた観客はやっぱりこの試合が目当てって部分はあったのか、試合も序盤にじっくりとした攻防をすることなくお互いの得意ムーブをどんどんと出していく感じ、所謂下ごしらえはいらないってことだろうか。
まぁ今回に関しては30分の時間制限もありますし、1日目はそれこそ時間切れだったし。
そういう展開もあってか、たぶんエモーショナルな試合になるんでは、と思っていたのに反して案外淡々と進んでいく印象。
それがちょっと変わったのは飯伏のムーンサルトニードロップ、DDTなんかでは出してた技だとは思うんですけどそれが膝がしらが突き刺さるヤバい一発。
これをきっかけにしてか技のハードさがひと段階上がって、ケニーでいえば背中側にだらんと垂れた飯伏の頭をそもまま突き刺すリバースハローポイントとでもいう技、対して飯伏はコーナーでのフットスタンプからの雪崩式タイガードライバー、そしてフィニッシュのカミゴェへ。
飯伏対ケニーと言えば2012年の一戦はそれこそ今回の一戦の数段上のヤバい技の応酬だったわけですけど、それと比べれば危険度は抑えつつ、それでいて奔放さを隠さないという6年後の飯伏ケニーっていう感じですかね。
しかし、これでケニーは同一カードで3連敗ってことになるんですよね。
そういうことを考えるとなんだか悔しい、一方でケニーが完全に飯伏を支えるモードになっているからなぁ。

 

所感雑感

というわけでG1 CLIMAX 28の最終公式戦でした。
全90公式戦、とりあえず全部1回はちゃんと見たわけですけどそう思うと長かったような短かったようなですね。
とはいえ最後の総仕上げはまだ明日、ということできょうはこれまで、それでは


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