結成時の年齢構成で振り返る新ユニット

Juice Robinson introduces LIFEBLOOD! Here to bring Honor back to ROH! @TenilleDashwood @ThisIsHaskins @sauce_williams @LuchadorBandido @THEdavidfinlay pic.twitter.com/KGVAF0OQGw
— Will Henderson (@willh94) January 13, 2019

さてつい先日のことですが、海の向こうのROHでジュース・ロビンソンとデヴィッド・フィンレーらが中心となって新ユニットが結成されたそう。
その名もLIFEBLOOD！
なんだかおどろおどろしいユニット名な感じでヒールユニットかな？と思いきや、単語としてのlifebloodの意味は生き血、活力のもと、源泉、生命など・・・生きる活力とかそういう感じなんですかね。
思えばジュースもフィンレーも余りある活力を溢れ出させるようなファイトが売り、ということで集まったメンバーも粋の良い選手ぞろいなんでしょう（多分）

で、その所属メンバー6人について年齢を調べたところ

ジュース・ロビンソン　30歳
デヴィッド・フィンレー　26歳
テニール・ダッシュウッド　30歳
マーク・ハスキンス　31歳
トレイシー・ウィリアムズ　不明
バンディード　23歳

といった具合で平均年齢は28歳、どのメンバーもレスラーとして脂がのるであろうと言われる[要出典]30代の初めかそれ以下の年齢とかなり若いメンバーであるのがわかります。
で、こうして新ユニットの年齢について調べたのもちょっとした縁なのでここ最近の新日本プロレスにおけるユニットの結成時のメンバーの年齢構成について調べてみました。

以前調べた新日本のユニットの結成～解散の時期についてはこちら

www.pwanalysis.com

CHAOS　2009年結成
鈴木軍　2011年結成
BULLET CLUB　2013年結成
Los Ingobernables de Japon　2015年結成
theELITE　2016年結成
BCOG　2018年結成
所感雑感

CHAOS　2009年結成

中邑真輔　29歳
矢野通　31歳
石井智宏　34歳
飯塚高史　43歳
邪道　41歳
外道　40歳
平均年齢：36.3歳

最初に、最近何となく本隊と混合されがちのCHAOS。
年齢的な特徴としては中邑矢野石井の30前後のバリバリ勢を中心としつつも、飯塚さんや邪道外道といったベテランヒールもまた抱えているとこですかね。
若手だけだと行き当たりばったりになりそうなところをベテランがいるおかげで安定感があったりする、かもしれません。

鈴木軍　2011年結成

（新日本プロレス公式サイトより引用）

鈴木みのる　43歳
TAKAみちのく　38歳
タイチ　31歳
平均年齢：37.3歳

続いて次期シリーズでも絶賛極悪非道の限りを尽くすであろう鈴木軍。
この結成経緯についてはいろいろあったりするんですが、最終的にはTAKAタイチの二人がみのるを招き入れる形で結成されてますね。
そういうのもあってか結構年齢層が高めで、当時最年少のタイチでも31歳。

BULLET CLUB　2013年結成

（新日本プロレス公式サイトより引用）

プリンス・デヴィット　32歳
バッドラック・ファレ　31歳
カール・アンダーソン　33歳
タマ・トンガ　31歳
平均年齢：32.3歳

続いて今もその名前こそ続いていますけど、その後いろいろあったのを見るに第一次BULLET CLUBと称してもいいであろうオリジナルの4人。
見事なまでにレスラーとしてバリバリ全盛期な30代前半で固められているあたりがわかりますね(キャリアの差はあるんだろうけど)

Los Ingobernables de Japon　2015年結成

（新日本プロレス公式サイトより引用）

内藤哲也　33歳
EVIL　28歳
BUSHI　32歳
平均年齢：33歳

続いて記憶にも新しいLIJ、内藤さんがロスインゴに加入したのは2015年の春当たりで、EVILが凱旋帰国したのは10月ですが、LIJという名前が付きユニットとしての活動がはっきりしたのは2015年のタッグリーグでしたね。
なので一応この3人をオリジナルの3人としますが、リーダーである内藤と同年代のBUSHI、それに一人年下のEVILが入るっていう形は実は蝶野・ヒロ・天山で始まった狼群団と同じ年齢構成なんですよね。

theELITE　2016年結成

（新日本プロレス公式サイトより引用）

ケニー・オメガ　33歳
ニック・ジャクソン　27歳
マット・ジャクソン　31歳
平均年齢：31歳

そしてAll ELITE Wrestlingの名の通り、ついに団体にまで発展したtheELITE。
一応形式としてはケニーがリーダーの第三次BULLET CLUBのユニット内ユニットの形ではありますが、その後BCOGとの抗争とその結果的敗退、”BULLET CLUB”の冠が外れるっていう経緯もあるのでややこしい感じもあります。
しかしその始まりはやはりこの3人組、年齢の近い若者同士によるユニット、っていう意味では第一次BULLET CLUBと同じでもありますね。

BCOG　2018年結成

(新日本プロレス公式サイトより引用)

ジェイ・ホワイト　26歳
バッドラック・ファレ　36歳
タマ・トンガ　36歳
タンガ・ロア　35歳
平均年齢：33.3歳

で、こちらも単純なBULLET CLUB紛争の結果メンバーが再編された第四次BULLET CLUBといえるかもしれませんが何となくカウントした、ジェイ・ホワイト率いるBULLET CLUB。
形としてはtheELITEを追い出したタマらがジェイをリーダーとして迎え入れた形なんですが、そのリーダーのジェイがかなり若くてそれを30代後半、中堅の位置に来つつあるメンバーが担ぎ上げる形なのは珍しいという。

所感雑感

というわけで記憶に新しいユニットだけをまとめた形ですが、年齢についてまとめでした。
見てわかるように現在新日本で活躍している各ユニットはいずれも結成時の年齢構成に違いこそあれ、平均年齢は30代半ばぐらいとあって、逆にLIFEBLOODの平均年齢の若さが目立ちますね。

新たに結成されるユニットの年齢構成パターンとしては
１．全員が同年齢
２．一部だけかなり若い
の２つに大まかに分けられますね。
1番は最初のBULLET CLUB、2番は今のBULLET CLUBに当てはまるのが面白かったりもします（そういう意味でいうとCHAOSは結構珍しい気もするけど）。

ちなみにこういうことを調べ始めたのは、上記のLIFEBLOODのニュースを聞いて、というのもあったんですけど最近ふと「CHAOSが本隊に吸収されそうな今こそオカダさんの独立・新ユニット結成のタイミングでは？」と思ったりもしたからなんですよね。
で、よく上の年齢構成を見てみると鈴木軍と現BULLET CLUBを除けばいずれも新ユニットのリーダーになる選手は30歳前後なんですよね。
オカダさんも今31歳、中邑から受け継いだCHAOSも棚橋の手によって風前の灯火、幸い？なことにベルトも今は手元にない。

やらないかなぁ・・・？

きょうはこれまで、それでは

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