プロレス統計

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WRESTLE KINGDOM 14 Twitter勝敗予想 初動調査

東京ドーム前は恒例ではありますが今年も新日本プロレス公式サイトにおいて東京ドーム二連戦のシングルマッチについて勝敗予想が開催されています。
ベストバウト投票などとは異なって今回は仕様も例年とほぼ同様ということなのでサクッと集計し、解析していきたいと思います。

 

集計したもの

今回のTwitter予想も公式サイトで予想勝利選手を選択、その結果をTwitterに投稿する形になっています。
ちなみに予想する試合は1.4からは「IWGP USヘビー級 ランス・アーチャーvsジョン・モクスリー」「IWGP Jr.ヘビー級 ウィル・オスプレイvs高橋ヒロム」「IWGP IC ジェイ・ホワイトvs内藤哲也」「IWGP ヘビー級 オカダ・カズチカvs飯伏幸太」の4試合、
1.5からは「ブリティッシュヘビー級 ザック・セイバーJr.vsSANADA」「NEVER無差別級 KENTAvs後藤洋央紀」「スペシャルシングルマッチ 棚橋弘至vsクリスジェリコ」の3試合。
開催が告知されているもののカードが確定していない、1.5のUSヘビー級戦、IWGPヘビー級王者vsIWGP IC王者、敗者追い打ちマッチの3試合は今回含まれていませんが、多分1.4の大会終了時に改めて予想するんじゃないですかね?

いずれにしてもその予想結果は上のツイートのような形で投稿され、#njwk14の大会ハッシュタグに加えて#WK14_(0,1,2の組み合わせからなる7桁の数列)がついており、後者が予想内容を示しています。
公式サイトの画像でいうところの、1が左側、2が右側の勝利、0が引き分け予想に相当します。

このツイートの集計には、これまでも使っていたツイート集計プログラムで#njwk14を検索し、各ツイート中のentities情報中のhashtag情報をチェックし、その中に「#WK14_」で始まるタグがあった場合その数をカウントするというプログラムに改造し、集計しました。
今回集計したのは予想が開始された12月26日~27日の2日間についてで全部で893票の集計ができました。
以下ではその解析結果を見ていきます。

各試合予想状況

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まず初めに各試合に関する予想の総票数の結果を示したのが上の棒グラフ。
この結果については予想ページでも確認ができるんですが、そこそこ票が偏っている対戦が多い中で1.5に行われるNEVER無差別級選手権試合KENTAvs後藤はかなり均衡していますね。
両者というとTwitterプロレス(仮称)が白熱していますけどTwitter上で盛り上がりすぎて逆にリング上でどうなるのか予想がつかないまである、のかもしれない。

ちなみに最も多かった予想は数列でいうと2221211、
勝者を「モクスリー/ヒロム/内藤/オカダ/SANADA/KENTA/棚橋」と予想したものなのですがその票数がわずか79票、割合にして9%弱となっている辺り如何に予想が分散しているかが見えます。
ちなみに次点は「モクスリー/ヒロム/内藤/オカダ/SANADA/後藤/棚橋」で63票(7%)でいかにKENTAvs後藤の予想が拮抗しているかがうかがえます。

また、1.4と1.5で試合予想を別々に集計してみると、
1.4では「モクスリー/ヒロム/内藤/オカダ」の予想が294票(33%)と大多数を占めている一方、
1.5では「SANADA/KENTA/棚橋」と「SANADA/後藤/棚橋」がそれぞれ212票(23.74%)と206票(23.07%)で拮抗しています。

二冠戦関連予想

上述の通り、現状対戦カードが決まっている試合についての投票の見になっている今回のTwitter勝敗予想ですが、IWGP-ICの二冠戦に関しては1.4の勝敗結果により決定するのもあり、上の予想はすなわち「1.5でどの組み合わせの二冠戦が観たいのか?/実現すると思うか?」というアンケートとも解釈することができます。

同様のアンケートは以前カクトウログさんで行われており*1、その結果については先日弊ブログで解析した*2ところですが、この結果との比較を行ってみたいと思います。

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今回のTwitter予想におけるIWGPヘビーとIWGP ICの勝敗予想の結果から「1.5でどの対戦が行われると予想したのか」の結果が上の表になっていますが、
ここでも圧倒的に多かったのはオカダ対内藤で552票(61%)となっています。
カクトウログさんのアンケートでは同結果の割合が65.6%となっていたので多少の誤差こそあれ、Twitter投票でも同様の結果が得られることになりました。
つまりはカクトウログアンケートとTwitter勝敗予想とで、投票している人達の間にあまり意見の性見受けられないということですね。
Twitterは新旧色んなファンがいる認識ですが、カクトウログさんは比較的年季の入ったファンが多い印象なのでそういったファン歴による意見の相違は今回見られなかったという。
他の選択肢についてもほとんど同じ傾向が得られていますが、こちらでは飯伏ジェイの予想が6%で、カクトウログアンケートの3.9%よりもわずかながら増加していますね。

 

所感雑感

というわけで毎年恒例Twitter予想の結果集計でした。
まぁ解析的にはカクトウログアンケートと全く違う結果が出たほうが面白かった気もしますけど、ファン層にかかわらず予想分布が変わらないということは、二冠戦の話題がどの層にも浸透し、どの層でも少なくとも1.4の時点・1.5の対戦カードまでは同じ期待を抱いているという証左でもあります。
となると果たして1.5のカードが決定したときに実際どういう予想になるのかは気になるところではありますが、果たしてネタバレにもなりかねないアンケートをやるかなぁ?とも思うところ。
やるんだとしたらタイミングの問題もあるのでサクッと集計してTwitterに投票したいと思います。

きょうはこれまで、それでは