先日開催が発表されたSUPER J-CUP、その発起人ともいえるライガーがプロデューサーとあってそのエントリー選手も期待されていたわけですが、先日遂にその第一弾の選手が発表(どころかもう第3弾まで発表されてますが、時空のゆがみが・・・)。
【『SUPER J-CUP』トーナメント、第1弾出場選手が決定!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 26, 2019
あのTJPが電撃参戦! SHO、ドラゴン・リーもエントリー!
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前IWGPジュニアヘビー級王者であるドラゴン・リー、そして今年のBOSJでシングルプレイヤーとして大きく株を上げたSHOとともに”あの”という冠詞付きで紹介されているのがTJPという選手。
少しWWEなども見ていた人には「えぇっ?!」という選手、そしてその参戦ではあるんですが、今回はそのTJPについて簡単にですがまとめです。
体格
TJPことTheodore James Perkinsは身長178㎝、体重78㎏。
以下でも詳しく経歴は紹介しますが新日本ではBOSJへの参戦経験が、WWEでは205LIVEなどクルーザー級に所属している選手でした。
そのため今回のSUPER J-CUPにも参加ができるジュニアヘビー級なのは間違いないようです(G1とかと違ってこっちは結構厳密にやってるよな)。
ちなみに今回共にエントリーが発表されたSHO選手は173㎝、93㎏、ドラゴン・リー選手は171㎝、75㎏という体格で、
TJP選手は身長はこの2選手よりも高く、体重はドラゴン・リーより少し重いがSHO選手よりはかなり軽いという感じですね。
生年月日
TJP選手は1984年9月3日生まれの現在34歳。
同様に上記2選手との比較でいうとドラゴン・リーが24歳(!)、SHO選手が29歳なのでこの両者よりも上ですね。
デビュー
そしてデビューしたのは1998年8月、なんと13歳でのデビューを果たした今年キャリア21年のベテランであります。
若年デビューでいうとメキシコの選手なんかが思い浮かびますけど、WWEのアンドラーデ・シエン・アルマス(CMLLにおけるラ・ソンブラ)もデビューは13歳でデビューしてますが他にはあんまり覚えがないですね。
キャリア・タイトル略歴
そんなTJPですがそのキャリアのごく初期において新日本と交わっています。
今や伝説の、というかつい最近した新日本プロレスのロサンゼルス道場ですが、その”先代”LA DOJOにおいて2001年から2003年の間トレーニングをしているんですよね。
同期には今も新日本で活躍するロッキー・ロメロ、そしてWWEのトップスターであるダニエル・ブライアンも名を連ねます。
で、この時期にPumaというリングネームで四代目タイガーマスクのタッグパートナーとして参戦もしていました。
その後少し期間が空いて2011年のBOSJにて再度参戦しています。
とはいえメインの主戦場はアメリカのインディペンデントの各団体、PWGやROHそしてTNAなどに参戦していますね。
で、ここ最近で最も注目を集めたといえるのは2016年にWWEで開催されたクルーザー・ウェイト・クラシック(CWC)への出場でしょう。
このクルーザー級トーナメントに先んじてWWEと契約していたTJPはフィリピン代表として出場(お母さんがフィリピン出身らしい)、準決勝で優勝候補とみられていた飯伏幸太を破り、決勝ではグラン・メタリック(元CMLLのマスカラ・ドラダ)を破って優勝し、初代クルーザー級王者になっています。
その後205LIVEなどで活動していたようですが2019年の2月までWWEと契約が終了しました。
その後、AAWなどの小規模な団体で活動していましたが6月になってImpactに出場しています。
これをもって今後Impactに出るのか?と思われていたんですがその後の参戦の契約はないとかなんとか(情報元)
というわけでおそらくは身分としてはフリーランサー、ということで今回のSUPER J-CUPへの参戦も可能だった、っていうことなんでしょうね。
所感雑感
というわけでアメリカンJ-CUPで久々の新日本リングとなるTJPについてでした。
いや本当は参戦が告知されたらすぐに投稿するつもりがこんなタイミングに・・・もう参戦選手も第3弾まで来てますわ。
後日その中でも気になる選手についてはまたまとめる予定ですが、現状の参戦選手を見てみるとアメリカでの開催というのもあって北米で有名だった選手が目玉になっている感じですね。
今回のTJPは上述のとおり、カリスティコもルチャファン的には「初代ミスティコ」といった方が通りはいいですが北米ファン的には「シン・カラ」といった方が通りが良いかもですし、アメイジングレッドもTNAで活躍した選手ですし。
現状だと中継はなかったはずですけどアーカイブ配信でも配信してくれるとありがたいなぁと思う日々です。
きょうはこれまで、それでは