不定期開催故に何時がその季節なのかはわかりませんが、少なくとも直近2回はこの夏に行われているあたり、個人的には晩夏はSUPER J-CUPの季節という心地がしなくもありません。
ヘビーの祭典G1に前後してエントリー選手も発表されてきましたがついにそのフルメンバー16名、およびトーナメントの山分けも決定したようです。
3年ぶり7度目となるSUPER J-CUP2019!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 13, 2019
今年アメリカに初上陸!!
熾烈極めるトーナメント戦を制するのはどの男だ!?
動画はコチラhttps://t.co/73yNlEMg0h#njpw #sjcup pic.twitter.com/7NI0eV7DbD
最後の発表はサプライズゲストはなかった、とはいえNJC-BOSJ-G1そしてJ-CUPと2019年働きづめでオスプレイヤバない?という驚きはありましたが。
何はともあれ大物ゲストに実力者、そしていつもの面々がそろった感じのSUPER J-CUP2019について、今回は各種数値で機運を高めたいと思います。
今回のサプライズゲスト2名については個別にまとめているのでそちらを参照してください(そういえば同じくサプライズだけどカリスティコについてはまとめてなかったな・・・)。
エントリー選手各種数値
もう簡単にまとめてしまいましたが、エントリー選手16名について各種数値は上図のようになっています。
今回は身長、体重、年齢、キャリア、そしていつもお馴染みCagematchでの2019年のユーザー評価を調べました。
まず平均身長は173.7㎝とやはり小柄がそろった感じです。
最長身は185㎝のオスプレイ、そういえばG1でも明らかに小さいと感じることはなかったあたり骨格のデカさを感じますね。
そして最小は163㎝でROHから参戦、BOSJに引き続き参加のジョナサン・グレシャム、身長のわりに手足がめちゃくちゃ長い印象がある選手です。
続いて平均体重は81.1㎏、当たり前ですが100㎏以下のジュニアヘビー級の大会らしく100㎏以下です。
その中で最重量となったのは筋肉もりもりマッチョマンのSHO選手でなんと93㎏、そういえば若手時代からヘビー級志望だったなぁ。
そして最軽量なのは身長と同じくグレシャム選手で73㎏、ジュニアの中でもことさら小柄なんですよね。
平均年齢は31.8歳、レスラーとして脂ののった時期の選手が集まっているようです。
最高齢となったのは我らが監督、田口選手(40歳)、なんかそういうイメージないけどもうベテランなんだなぁ・・・。
そして最年少は24歳でドラゴン・リー選手、ちなみにLA DOJOから参戦のクラーク・コナーズ選手もそれに並ぶ25歳です。
平均キャリアは12.6年、最長キャリアは六本木3Kのコーチことロッキー・ロメロ、最短キャリアは昨年9月にデビューしたばかりのコナーズ選手です。
J-CUPというと若手選手が大抜擢の大ブレイクを遂げた伝説もある大会だけにコナーズ選手の奮闘に期待したいですね。
最後にCagematch評価ですが平均値は7.96点となりました。
最高値をとったのはドラゴン・リーで驚きの9.3点、最低値になったのはYOH選手で6.56点でした。
とはいえコナーズ選手とソベラーノJr選手は評価がなかったりするのであくまで参考までに。
過去対戦
流石に全選手の過去対戦を調べるのはもうしばらくやりたくなかったので、既に発表されている1回戦の対戦について過去対戦を調べてみました。
1回戦8試合の内、TJPvsコナーズ、田口vsグレシャム、ドラゴン・リーvsYOH、カリスティコvsBUSHI、ロメロvsソベラーノJrの5試合については過去に対戦はなく今回が全くの初対戦になる模様です。
残り3試合の内、オスプレイvsアメイジング・レッドに関しては厳密なシングルマッチについては過去に対戦がないのですが、
2015年にSWEという団体で開催されたスピードキングトーナメントというものに両者が参加しており、その決勝で6WAYの方式でリング上で対峙したことはあるようです。
一応YouTubeで探したんですが試合映像は見つからなかったのでどなたか詳細知っていたら教えてください。
石森vsSHO
初対決の場は千葉・幕張(2019.5.26)
というわけで過去にシングルマッチでの対戦があったのはSHOvs石森、これは記憶にも新しい今年のBOSJ公式戦で対戦がありました。
場所はこの時初開催になった千葉の幕張、このG1で一気に一シングルプレイヤーとして名を上げたSHOでしたがさすがに百戦錬磨、元IWGPジュニアヘビー王者でもある石森には及ばず。
SHOにとっては思った以上に早くリベンジの機会が巡ってきた形ですね。
イーグルスvsファンタズモ
前回対戦は”BULLET CLUB対決”だった(2019.5.19)
イーグルスは石森のタッグパートナーとして、ELPはブリティッシュJ-CUP優勝の引っ提げての鳴り物入りでBULLET CLUBに参加したわけですが、この両者はSHO石森と同じく今年のBOSJで対戦。
この時はいわゆる普通?の同門対決だったわけですが、その後関係が悪化。
イーグルスが意気込んで臨んだオスプレイとの公式戦においてELPが乱入して台無しにしてしまい、イーグルスは勝利こそ収めるものの試合後は一人でバックステージに戻ってしまうほど。
その後イーグルスの母国たるオーストラリアでの大会においてELPおよびBULLET CLUBと決別し、オスプレイと組む決断をしたイーグルス。
というわけで前回の同門対決から打って変わって、因縁の対決になるようです。
所感雑感
というわけでアメリカンSUPER J-CUPについてまとめでした。
私自身J-CUPの歴史については詳しくないので何とも言い難いですが、若手からベテランまで、そして実力者から未知なる強豪?まで様々な選手がいるのでなかなか楽しみです。
エントリー選手を見てみると、何となくアメリカ、メキシコ在住者が多めな気がして、日本在住選手が最小限?っぽいのはやぱり渡航費も馬鹿にならないからだろうか、という邪推をしたりしています。
きょうはこれまで、それでは