気付けばもう今週末に迫っている新日本MSG大会ことG1 Supercard、今回は新日本から身のカードの中でもいち早く決定したIWGPジュニアヘビー級選手権についてです。
【現地時間・4月6日MSG・全カード決定】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 25, 2019
第6試合“IWGPタッグ&ROH世界タッグ選手権”は、G.o.D、PCO&キング、EVIL&SANADA、ブリスコブラザーズによる“4WAYマッチ”に!
大空中戦が展開!? 石森vsリーvsバンディ―ドのIWGPジュニア“3WAY”マッチ!https://t.co/TUZRpWCNKi #njpw #G1Supercard #ROH #MSG pic.twitter.com/bqkHtIr3Lj
経緯は記憶にも新しいところですが、新日本の旗揚げ記念日大会において獣神サンダー・ライガーを相手にベルトを防衛した石森太二がリング上で挑戦者を募ったところ出てきたのがドラゴン・リー。
石森もそれを快諾してMSGでの初対決が実現か、と思いきや実はTwitter上で挑戦表明をしている選手もいたという。
それが現在ROHに参戦しているルチャドール、バンディード。
このバンディードの挑戦要望も受け入れられた結果昨年の1.4以来の複数人でのタイトル防衛戦、3WAYでの対戦が正式に決定したわけです。
この3人の内石森選手については新日本に登場した時点で一度まとめていますが、彼も含めてこの3人の各数値についてまとめです。
また参考として、先日公開された石森選手へのインタビューもどうぞ(前半は無料公開、後半まで読むにはスマホサイト会員登録が必要です)
生年月日
石森 1983年2月10日(36歳)
リー 1995年5月15日(23歳)
バンディード 1995年4月17日(23歳)
各人の生年月日及び年齢はこの通り。
ドラゴン・リーとバンディードは同学年の23歳、それに対して石森は彼らと一回り以上年上の36歳でまるきり世代が違うっていう感じですね。
デビュー日
石森 2002年5月11日(19歳デビュー、キャリア16年)
リー 2014年1月1日(18歳デビュー、キャリア5年)
バンディード 2011年6月19日(16歳デビュー、キャリア7年)
デビューはこちら。
いずれも10代でのデビューと日本でいうとかなり早めなのが、3人の共通項であるメキシコ、ルチャリブレの影響を感じますね。
身長体重
石森 163cm 75kg
リー 171㎝ 75㎏
バンディード 170㎝ 83㎏
3人ともに新日本でいうジュニアヘビー級に属する選手たちですが体格はそれぞれ違う感じ。
身長でいうと石森が一番小さいものの体重ではリーに負けておらず、一方体重ではバンディードが10㎏近く他二人よりも重いという。
タイトル数
石森
IWGPジュニア、NEVER6人タッグ、U-30タッグトーナメント、UWA世界ウェルター、AAAタッグ、ImpactXdivision、GHCジュニア(3回)、GHCジュニアタッグ(6回)、G+杯ジュニアタッグリーグ(4回)
9タイトル、19回
リー
CMLL世界ライト級2回、ウェルター級1回、APW King of Indiesトーナメント2018、MLAヘビー1回、
4タイトル5回
バンディード
AMLLウェルター級、Crachクルーザー級、Crachタッグ王座、DGWTrios杯、Eliteウェルター級、Progressタッグ王座、WWAウェルター
7タイトル7回
これまでに獲得してきたタイトルなどはこちら。
流石にキャリアがほかの二人の2~3倍とあって石森のタイトル歴が圧倒的って感じですね。
まとめていてドラゴン・リーってもっとタイトル持ってなかったっけ?という気もしましたけどCMLLがあまりタイトルを重視しない団体だからってのもあるんですかね。
過去対戦
そして気になる過去対戦ですが石森とリー、およびリーとバンディードは今回初対戦になります(一応CMLLでタッグでリーとバンディードは対戦があったみたいですけど)。
そして石森とバンディードに関しては、先日公開された石森のインタビューでもあったようにノアを退団した直後の2018年にアメリカPWGのリングで対戦してます。
試合映像についてはPWGの公式?YouTubeチャンネルが配信してるダイジェストにちょこっとある程度ですね。
石森はSUPER J-CUP参戦時にも来ていた黄色いハーフパンツを着てますね(近年のコスチュームだとこれが一番カッコいい気がする)。
で、バンディードは非CMLLのメキシコ団体にいくつも参戦しており、あまりルチャドール”っぽい”技をしてない気はしますね、相手をポップアップしてのRKOだったり飛びつき腕十字だったり・・・こうしてPWGに参戦したりドラゴンゲートに参戦したり、昨年開催されたALL INにも参戦しているように現在のアメリカインディの影響を濃く受けているって感じでしょうか。
Cagematch評価
石森 8.63 (9.17)
リー 9.07 (9.35)
バンディード 9.00 (8.96)
最後に参考として海外のプロレスファンサイトCagematchにおける各選手の10段階評価の現在の平均値、()内は2018年のものになってます。
ドラゴン・リーもバンディードも9.00をマークする高評価の選手なあたり、彼らへのファンの期待値が見えますね。
石森は全体平均だと8.63と他二人に水をあける形になってますが2018年に限れば9.17とこれまた高評価で新日本参戦して以降の活躍が評価されている様子ですね。
所感雑感
というわけで一プロレスオタクとしては要チェックなIWGPジュニア3WAYに関して簡単にですがまとめでした。
こうしてまとめてみると、石森やリーについては新日本参戦歴もそこそこあってタイトル戦もやってる以上よく知っているのもありますが、この対戦で注目してしまうのはバンディードになりそうな気はします。
自分が初めてその名前を知ったのはドラゴンゲートに来日した時だと思いますけどイマイチ「こいつはすげぇ!」という感じにならなかった覚えもあって、ALL INでの参戦時もメインイベントでの抜擢だったもののパートナーが既にスターだった(自分も噂は耳にしていた)レイ・フェニックスに、レジェンドのレイ・ミステリオだったものでちょっと目がいかなかったという事情もあったり。
まぁいずれにしたって自分のアンテナが低かったせいもあるんですが、何はともあれ気になりつつも今日にいたるまで「未知なる強豪」だったバンディードの活躍に目を凝らしたいと思います。
きょうはこれまで、それでは