プロレス界における春といえばその実いろいろなイベントがあります。
新日本でいえば先日閉幕したNEW JAPAN CUP、そして海の向こうでは世界最大規模のプロレスイベントであるWRESTLE MANIAがあったり。
それらに負けぬ日本プロレス界春の風物詩といえるのが全日本プロレスのチャンピオンカーニバル。
2019チャンピオンカーニバル開幕まであと7日!大会公式ハッシュタグはこちら→ #2019cc
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) March 28, 2019
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気づけばあんまり全日本関係の記事も書いていなかった弊ブログですが、先日(最近全日本にはまっている気配のある)トペスイシーダさんとこでチャンピオンカーニバルに関する記事(下記参照)もあり、
乗るしかない、このビッグウェーブに、の精神で各種数値を調べてみました。
tope-suicida.tokyo
今年のチャンピオンカーニバルの参戦選手や日程については全日本プロレス公式サイトを参照してください。
ちなみに以前集計した新日本全日本NOAHのリーグ戦に関するまとめはこちら
エントリー数&所属/非所属内訳
まず初めにエントリー人数ですが、手っ取り早く調べるため2012年以降に限定すると、今年は2012年以降最多となる18人が参加となりました。
全日本は2013年の大量離脱があり人員がかなり減り、CCも規模が縮小した時期がありましたがここ数年で活気を取り戻し、象徴的シリーズであるCCも規模が拡大していっていますね。
で、そのうちの所属/非所属の内訳に関して見てみると上のようになっています(一応ジョー・ドーリング選手は所属としています)。
この通り所属選手は18人中8人で非所属選手が過半数(10人)を占めています。
非所属の選手が半数以上を占めるようになったのは2016年からのことで、2013年の離脱に続いて数名の選手が退団し、さらに陣容が薄くなった年であり、それを補う意味でも他団体やフリーの選手を積極的に起用するようになった年ですね。
結果的にはその方策のおかげもあって、様々な団体をみるマニア層からの支持が増え、いまの盛況につながっているというのが面白いとこでもあったりします。
そういうわけで、今年は所属の人数も2人増えてはいるものの、非所属選手の数は据え置きで、陣容に関しては現状維持の形ですね(出場選手は結構入れ替わってますが。)
平均年齢
続いて平均年齢を見てみると、今年は2012年以降最小となる33.4歳になりました。
参考として昨年の新日本のG1が平均年齢35.63歳でしたので2歳弱低い平均値になっています。
これに関しては秋山や大森などのベテラン勢がCCを勇退する一方で、所属の青柳(今年最年少の23歳)などの若手を抜擢した結果と思われます。
平均キャリア
一方で平均キャリアは11.3年となり、昨年から2年弱の減少になりました。
こちらに関しては近年でも低めの数値、ではあるもののキャリアについては増加・減少傾向いずれもない感じですね。
G1の平均キャリアに関しては13年弱ぐらいだったので比較的若いということは言えそうです。
平均身長
全日本といえば体格の良さ、ということで注目する部分が多い身長ですがこれに関しては今年は昨年から2cmも増加して187.3㎝となりました。
というか2012年以降に限っても184㎝を下回ったことがないのでやっぱ「全日本といえば大型選手」の伝統ってあるんですかね。
ちなみに昨年の新日本G1の平均身長は182.5㎝ほど、なんと5㎝近くも差が。
平均体重
続いて体重ですが、こちらは身長とは打って変わって4㎏近く減少して平均109.5㎏となりました(新日本G1が104㎏ぐらいなのでそれでも5㎏多い)。
そして傾向としても平均体重は減少していく傾向が見えます。
特に2015年を皮切りに10㎏近く体重が減少しています(これに関しては曙選手の退団の影響が大きいんだろうけど)
新日本においても近年は軽量化が進んでいるのは先ほどのNJCでも見えましたが、全日本でも同じ傾向があるようです。
所感雑感
というわけでCCの各種数値でした。
一応まとめるにあたって参戦選手の名前を見ていたんですが、ドラゴンゲートの吉田選手は名前と試合スタイルぐらいは知っていて「あぁ確かに全日本向きな選手かもなぁ」なんて思ってたんですが、
Bブロックに参戦しているサム・アドニスなる名前に何となく既視感を覚えて検索したらメキシコCMLLでドナルド・トランプ大統領信奉者レスラーとして大ヒール化してた人ですね。
たしか新日本プロレスワールドのCMLL中継にもなんどか映ったことがあるはずですけど、まさかその人が全日本にやってくるとは…一応メキシコといえばウルティモ・ドラゴン校長が全日本によく参戦していたのでその伝手だろうか。
サム・アドニス選手については下記記事が詳しい
まぁそんなこんなで例年通り、国内外を含めた大型選手が集まるチャンピオンカーニバル、春の祭典が始まります。
何かと海の向こうに目が行っちゃう季節ではありますけど、ここは日本のど真ん中で繰り広げられる熱闘に酔いしれるのもいいんではないでしょうか。
チャンピオンカーニバル2019は4月4日、後楽園ホールで開戦です
きょうはこれまで、それでは