年に一度の(当たり前か)旗揚げ記念日、こころなしかNEW JAPAN CUPに話題を持っていかれてしまっている感じもしますが大いに盛り上がった大会をさっそく見ていきましょう。
【本日も生中継!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 6, 2019
「旗揚げ記念日」の模様を2試合目までYoutubeで無料生中継!https://t.co/Oqj33vEMtJ
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集計結果
大会は19:00に開始され、試合自体は22:10ごろに終了しました。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。
◆良い風吹かせました
3.6旗揚げ記念日第4試合はIWGP Jr.タッグ選手権試合!王者組@Takagi__Shingo & @BUSHI_njpw VS 挑戦者組 @njpwShowT & @njpwyohei_k!ここ1年ベルトから遠ざかっているRPG3K!今宵ベルト奪取して風を巻き起こすことはできるのか⁉︎
— njpwworld (@njpwworld) 2019年3月6日
登録&視聴▷https://t.co/7XeUvWnUmt #njpw #njpw47th #njpwworld pic.twitter.com/pYqCRHV6pw
時刻:20:24
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昨今のジュニアタッグはLIJ鈴木軍、そして3Kの3チームで巡ってるわけですが、その中でいうとキャリア面でも実力面でも一歩遅れているのは3K 。
割とそこについてごまかしごまかしだった気がするんですけど今回はそれをあおりVの次点で認めつつ、「いかに食いついていくか」をテーマにしてる、いわば3K主観セッティングって感じですかね。
そういうステップっていうのはどんなレスラーも必要なもんですけど、3Kにとって幸運だったのはそういう時にぐうの音も出ないほど強い先輩、鷹木がこうして立ちふさがってることですかね、やっぱどの場面でもすげぇもの。
それでいて、ドラゴンゲートも若手が豊富な団体とあって、つたない若手のいじめ方もこなれてる当たりまさに適材。
そういう先輩に対する対抗策としてYOHらが繰り出したのは足攻めなんですが、そういう一転攻めは同時に試合に一貫性を持たせるって意味でも良いんですよね。
これによって鷹木の動きを鈍らせ、BUSHIを引き出しておいて、鷹木を場外で打ちのめした隙にBUSHIのコードブレイカーを受け止めたままでの3Kでの勝利。
コードブレイカーを受け止めるという意外性に、自身のチームの名前でもある”3K”へのこだわりも見えた、そして何より見ていて心地よい試合でしたね。
◆飯伏プレ復帰(解説)
時刻:20:33
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IWGPジュニアタッグの次はIWGPジュニア、しかもライガーの久々の挑戦とあって煽りVTRも気合ありありだったわけですが、まさかまさかのここからゲスト解説に飯伏が登場。
元IWGPジュニアの絶対王者がIWGPジュニア戦を開設するっちゅうのはなかなか興味深いですね。
◆IWGPジュニアヘビー級を賭けて、石森対ライガー
【3.6大田区大会・第5試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 6, 2019
IWGPジュニアヘビー級選手権試合!
石森太二vs獣神サンダー・ライガー!
ベルト戴冠に燃えるライガーが序盤から猛攻を仕掛ける!
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時刻:20:51
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そして飯伏の眼前で始まる始まるIWGPジュニアヘビー級戦、会場の雰囲気としてもやっぱり久々の戴冠どころか久々の挑戦になったライガーもうプッシュって感じですね。
勿論そういった状況を抜きにしたってライガーはレジェンド中のレジェンド、対戦相手の石森もその表情からも意気込みが見えますね。
勿論ライガーも、簡単に技を決めさせずに切り返していくしぶとさ、グラウンドコブラやテーズプレスといった奥の手まで駆使していく手段の選ばなさ、そこかしこに価値への執念が見えました。
しかし、やはり石森も一流中の一流、イエスロックを極めるやライガーを逃さず極め切っての勝利、残念ではあれど今日はそれこそ石森があっぱれって感じですかね。
April 6th. G1 Supercard. Madison Square Garden. Dragon Lee vs Taiji Ishimori for the IWGP Junior Heavyweight Championship. #njpw47th #NJPW https://t.co/d63mH2znnl pic.twitter.com/bOJF1WUdf0
— Italo Santana 🇧🇷 (@BulletClubIta) March 6, 2019
そして試合後には次期挑戦者を呼び込むとそこに登場したのはまさかのドラゴン・リー!
今回も参戦していたドラゴン・リーですけどまさかここで挑戦表明に来るとは。
しかしドラゴン・リー対イシモ・リー、ビッグマッチにふさわしいカードだぁ。
◆This is 後藤式
3.6旗揚げ記念日第6試合は旗揚げ記念日スペシャル6人タッグマッチ!棚橋&オカダ&後藤 VS 内藤&SANADA&EVIL!両軍入り乱れる激しい攻防!全員がNJCにエントリーしています!勝ってNJCへ勢いをつけるのは誰なのか⁉︎
— njpwworld (@njpwworld) March 6, 2019
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時刻:21:20
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セミは本隊&CHAOSの連合軍対LIJの構図、ではありますけどいずれもがIWGPヘビー級挑戦経験ありという実力者ぞろいの6人タッグ。
しかもこの中の5人全員とタイトルマッチしてる当たりオカダさんもいっぱいタイトルマッチやったんやなぁ。
とはいえ6人が6人とも次期NJCへエントリーというだけに誰が勢いをつけるか、というのが重要で、オカダさんもあえてざんまいをやらなかったりする当たりすでに勝負は始まっているのかもしれませんね(棚橋と後藤さんはやる気満々だったけど)
その中で一歩抜きんでたのは後藤さん、まさかまさかの久しぶりの後藤式での完全な3カウント!
こりゃあNJC優勝からのMSGメイン勝利、IWGP初戴冠からのMSGのど真ん中で万歳三唱からの後藤幕府爆誕待ったなし。
◆ジェイ対オスプレイ、そしてジェイ対新日本
『旗揚げ記念日』メインは壮絶マッチの末、ジェイがオスプレイを撃破!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 6, 2019
試合後、IWGP王者とオカダ、棚橋、後藤、飯伏が対峙!!【3.6大田区結果】
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時刻:22:03
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そして始まるメインイベントは、おそらくあまり例がないであろう外国人選手同士のメインイベント。
とはいえオスプレイは参戦歴も長いうえに新日本でのキャリアアップも果たした選手、そしてジェイはデビューこそ違えど新日本の”道場経験者”、そういう意味でこれもまた”新日本プロレス”な試合ですかね。
ちなみにこの両者はROHでも対戦があり、それもジェイのベストバウトと言われる試合だったんですがそれだけに期待が高まる一戦であります。
とはいえその当時とはお互いの力量も、そしてキャラクターも大きく変わっていて、華やかな飛び技で闘うオスプレイに対し、ジェイはオスプレイの腹への一転攻めでペースを崩すなどなんともいやらしい「ヒールチャンピオン」っぷり。
オスプレイも各種得意技で追い込むものの要所要所でそれを妨害していくのがジェイの巧さか。
しかし悪党のジェイに対して真っ向勝負のオスプレイがなんとか攻めかかる、という構図はやっぱり勧善懲悪というか盛り上がる構図ではありますね。
一つ惜しかったのはやっぱりフィニッシュ前のオスカッターへのカウンターブレードランナーがわかりづらかったことですかね、それさえ巧く行けば・・・と思うとなおさら惜しい。
とはいえジェイの”ヒール王者”としての試合、そしてROHの時点からの成長も見れた良い試合でした。
所感雑感
ということで旗揚げ記念日でした。
結果としてはヘビー級はNEW JAPAN CUPに向けたTo be continued、ジュニアに関しては今後に向けてっという感じでしたかね。
そういう意味でいうとなんとなくNJCに対して旗揚げ記念日が重み的に割を食った感じもしないでもないですけど、それでも面白い・いい試合が多くてよかったですね。
まぁいずれにしろ、新日本は続いていく、次のシリーズは史上最大のNJC、楽しみです。
きょうはこれまで、それでは