新日本プロレスファンの方々はご存知でしょうけども、春の恒例行事NEW JAPAN CUPにおいて負傷により欠場となったデビッド・フィンレーに代わって田口選手が代打出場することになりました。
【お知らせ】デビッド・フィンレー選手の欠場を受け、田口隆祐選手が『NEW JAPAN CUP』に代打出場! https://t.co/I7syO6bKeR #njpw #njcup pic.twitter.com/QjbJAgSP1a
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 4, 2019
元々NJCはジュニア選手も数多く出場してきた大会であり、田口自身も過去にジュニア選手として参戦したこともあります。
しかし今回のこのピンチヒッターに名乗り出たのには田口選手なりに追い求めている”称号”があるわけです、それは
田口「まだ正式な返答はないですけども、他に誰もアピールしないのであれば、まあ他に誰がアピールしても、この空いた1枠にふさわしい穴にちょうどいい棒のサイズは私でしょ。田口隆佑をぜひ第69代挑戦するための第一歩、『NEW JAPAN CUP』エントリーよろしくお願いします」https://t.co/Uw3BINPCbf pic.twitter.com/oaDevlEJTB
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 2, 2019
そう第”69”代IWGPヘビー級王者という称号。
何を隠そう、かつては技巧派で鳴らした田口選手が今のキャラクターに豹変するきっかけになったのは第”69”代IWGPジュニアヘビー級王者になったことから、その”69”に引っ掛けていまの破天荒だか破廉恥だかわからないキャラクターに開眼したわけです。
それによって今や会場でも1,2を争う人気選手になり(要出典)、田口ジャパンとしてグッズも続々と発売されロイヤリティもウハウハ(要出典)なのです。
つまり”69”という数字は田口選手にとってはラッキーナンバー、田口ジャパンムーブメントも落ち着いてきたところでもう一花、と狙うのもあってのNJCへの名乗りだったような気もします。
しかしよりによって今年のNJCは32人制のトーナメント、並みいる猛者の中で5連勝し、そして現王者に勝たなければ第”69”代王者の称号は手に入りません。
・・・ぶっちゃけコスパが悪くないか?という気がしてきたので田口監督のためにそろそろ第”69”代がやってくる日本プロレス界のタイトルについてまとめました。
IWGPヘビー(新日本プロレス)
現在:第68代 ジェイ・ホワイト
まず初めにご存知IWGPヘビー級王者、現王者は第”68”代王者のジェイ・ホワイトですね。
短期間にオカダと棚橋というトップ選手を倒してのけるという実力を見せつけた選手ではありますが、前王者のケニーや前々王者のオカダと比べるとまだキャリアも浅いこともあって案外田口監督にも勝ち目があったりしない・・・?と思ったりもします。
しかし最難関なのはその挑戦権利を獲得すること、NJCやG1の優勝であれば文句なしで挑戦決定ですけどそのハードルがかなり高い、一方でその他の場面での挑戦もかなりタイミングとか時流が味方しないと難しそう、という。
三冠ヘビー級(全日本プロレス)
現在:第62代 宮原健斗
続いて”69”に近そうだったのは、先日ジャイアント馬場追善興行で棚橋とタッグで対戦した、”プロレス界で最も最高な男”こと宮原健斗。
勿論今現在新日本と全日本の間に交流はなく、今すぐに参戦するということも難しいでしょうけど、先日の棚橋と宮原の交錯があったり、全日本の現社長の秋山選手は新日本プロレスの永田選手の盟友であったり、という関係から「金輪際絶っっっ対無理」というわけでもなさそう。
現在も第62代ということで”69”まではあと7回も王座交代をしないといけませんし。
ちなみに今から7代前の王者となると2年近くまでさかのぼるので、同じペースでいけば”69”チャンスは2年後、その頃には国交ができてたり・・・しないかなぁ。
そういう現状の国交面でのこんなんもでかいですけど、そもそも新日本と比較しても大型が多い全日本ヘビー級に監督が挑みに行くのはなかなか厳しそう。
KO-Dタッグ(DDT)
現在:第65代 マイクベイリー&MAO
続いてはタッグ部門で探してみるとDDTのKO-Dタッグ王者、マイク・ベイリー&MAO組が現在65代だそうでなかなかのチャンス。
ちなみにDDTを主戦場としてる二人ですけどDDTのHPで写真が見つからず困ってたら、一緒に調べてたKAIENTAI DOJOのHPに彼らがSTRONGEST-Kタッグ王者でもあることが判明。
というあたりに粋の良い実力者タッグだと思われますが、何を隠そう田口監督もタッグの名人、プリンス・デヴィット(現フィン・ベイラー)とのApollo55やリコシェとのファンキーフューチャーなど数々の名タッグでIWGP ジュニアタッグを獲得してます。
まぁ一つの問題は現在は少し前まで組んでいたACHが新日本参戦がなくなって正パートナーが不在であること、あとはDDTとも現在国交断裂状態ってことですかね(こっちは現状復活の見通しもなさそうだし・・・)
トライアングルゲート(ドラゴンゲート)
現在:第64代王者 神田裕之&吉田隆司&KAZMA SAKAMOTO
改めて明日😈👍
— KAZMA SAKAMOTO (@WWEMrSAKAMOTO) March 1, 2019
石田が勢いづいてるのもわかってる。
蹴りもチョップも痛いのもわかってる。
そんなもんで勝てると思っているなら間違いだ。
レベル、、、いや!
レェェェベルの違いを思い知らせてやる‼️#DragonGate #ドラゴンゲート #ChampionGate2019 pic.twitter.com/hzLS2eXiNV
同じくタッグ部門ですが、新日本では最近創設されたものの未だに扱いなれていない6人タッグの王座。
勿論新日本では歴史は浅いですがメキシコでは結構ポピュラーな形式で、その流れを濃く受け継ぐドラゴンゲートにある6人タッグ王座、トライアングルゲートは現在64代王者チームのようで。
田口監督、というか田口ジャパンの名前の始まりは突如組まれたNEVER6人タッグへの田口&棚橋&中西の即席チームでの挑戦、そしてベルト奪取なので、田口ジャパン的にも「6人タッグ王座」しかも「第69代」とあれば狙う価値がありありなのでは。
もちろん今現在、まったくといっていいほどドラゴンゲートと交流はなく、参戦がまず一番難しそうな団体その2ですわ。
所感雑感
というわけでもうすぐ”69”代になる王座まとめでした。
ちなみに簡単調べの結果、KO-D無差別級(DDT、王者:竹下幸之介 )及びUWA世界ジュニア(KAIENTAI DOJO、王者:梶トマト)は今まさに第69代王者だそうで。
こうなったら一体だれが本物のシックス・(ドット)ナイン王者か、戦って決めるしか・・・
まぁその前に田口監督にはNJCを頑張ってほしいですね、目指せ”69代王者”二階級制覇。
きょうはこれまで、それでは