プロレス統計

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近年の負傷欠場で振り返る棚橋弘至

さてついに今日からSUPER Jr.TAG LEAGUEを含むPower Struggleシリーズが始まりますね。
というか何やら最終戦大阪大会の売れ行きがスゴイらしいという噂も聞いたんですが、思えばその目玉たるジェリコがちゃんと告知の上試合したのって今年の東京ドーム以降初で、そういうことを考えるとやっぱクリス・ジェリコの商品価値たるや、ってことなんですかね(他にも目玉はいろいろあるんだけども)。

とはいえ今回も弊プロレス統計では回数未定の棚橋弘至まとめシリーズです。
前回はケニーとの因縁?を簡単にまとめましたけど今回は此度の対戦が決まって以降の舌戦でケニーが口にした2年前の一件について。

www.tokyo-sports.co.jp

まぁ2年前の一件て大阪城ホール大会で予定されてたIC戦が棚橋の負傷によってキャンセルになり、代打として名乗りを上げたエルガンとの防衛線になったってやつですね。
まぁその時の経緯については省くとして、そのケニーのコメントを聞いたときに「そういえば結構なペースで負傷しては復帰してたけどどんな具合だったっけか」と思ったので振り返るためにまとめです。

 

2016.5.21~ 7.18 左肩剥離骨折、二頭筋断裂

www.njpw.co.jp

 件の大阪城ホールドクターストップの件。
前回まとめた通り2016年2月のケニーとの王座決定戦の時点で肩のテーピングが痛々しかった棚橋ですが、その後どんたくシリーズまではなんとか参戦し、ケニーとのIC戦の約束を取り付けます。
しかしその後、BOSJシリーズの開幕戦においてケニーがタイトルマッチの予行演習とばかりにハードコア殺法を駆使した結果、棚橋は左肩剥離骨折および二頭筋断裂によって欠場することに。
まぁ「ケニーのせいじゃん!」というとそうなんですけど、実際大阪城で行われた試合の激しさを見るに遅かれ早かれ欠場にはなってそうだよなぁと後になって思ったりもします。
そうなってしまうとG1にも間に合わない、という意味で早期の欠場の判断は利口ではあったんですが、結果としてはタイトルマッチをキャンセルしBOSJシリーズ、大阪城ホール大会、そしてKIZUNAロードも欠場し、なんとかG1に間に合わせた形に。

2017.5.18~2017.6.9 右上腕二頭筋腱遠位断裂

 その後1年間は出場を続けられ、東京ドームでは内藤戦にも出場した棚橋。
しかしどんたくシリーズ後のROHへの遠征で今度は右腕を負傷し、再びBOSJを欠場することに。
この時もまたIC戦が決まっていたわけですが今回は何とか間に合わせた、ものの対戦相手だった内藤さんに散々口撃されていた覚えがあります

2017.12.7 2018.1.4 右ひざ

 そんなコンディション面での不安もあってかその年から年末のタッグリーグは東京ドームでカードの決まっている選手は不参加、という制度が始まります。
そのためいくらか負担も減るかと思いきや、多人数タッグマッチで参戦していた棚橋が今度は膝の負傷で欠場へ。
膝と言えば膝を攻められても「もう切れる靱帯がないんだよね」なんていう逸材ジョークをかましたこともありましたけどそれが正常であるとはいいがたいわけで。
その結果、タッグリーグ最終戦で来場を予告していたスイッチブレードことジェイ・ホワイトの追撃は年末最後の後楽園にずれ込むなど他にも影響が出たり。

2018.1.28~3.9 右膝変形性関節症

なんとか1.4を乗り切ったものの待ち受けていたのはザックの影響も受けてより一層関節技特化に進化した鈴木みのる。
奇しくも2017年と同じく2月の札幌での鈴木みのる劇場で散々甚振られる棚橋。
この試合では無念のギブアップ、ではなくレフリーストップにより王座陥落。
そしてそのダメージ色濃く、1.4での復帰戦から一月と経たないうちの再欠場に。
前年末の欠場の際は「膝の負傷」とだけされたのが今回は正式な名称とした右膝変形性関節症という何とも恐ろしい名前、調べてみると靱帯の損傷の後遺症として起こることが多いとかなんとか。
その後2月シリーズを丸々休んで再び上半期の大一番たるNJCで何とか復帰する。

欠場期間・活動期間まとめ

まぁ、というわけでいつぞやのオカダさんでないですけど「欠場して、復帰して」の連続なんですよねぇ、特に2016年以降。
2016年と言えば棚橋もついにレスラーとしては満場一致でベテラン枠と言っても良い40代に突入したことと、それまでの過労もあってかその影響が如実に表れた感じですかね。
で、この欠場期間、そしてその間の活動期間の主な活躍をまとめると以下のような感じ

2016/5/21 ~ 2016/7/18 左肩剥離骨折、二頭筋断裂(58日間) ケニーとのIC戦キャンセル
2016/7/18 ~ 2017/5/18 (304日間) 1.4で内藤のICに挑戦も敗北、NEVER6人初戴冠(田口ジャパン、2度)
2017/5/18 ~ 2017/6/9 右上腕二頭筋腱遠位断裂(22日間) 内藤とのIC戦は何とか間に合うも色々言われる
2017/6/9 ~ 2017/12/7 (181日間) 内藤よりIC奪取、ビリー・ガン、ザックセイバーJr、飯伏幸太に防衛する
2017/12/7 ~ 2018/1/4 右ひざ負傷(28日間) WTL途中から欠場に入る
2018/1/4 ~ 2018/1/28 (24日間) 復帰して何とかジェイ・ホワイト相手に防衛するも札幌で鈴木みのるを相手に陥落、そのまま欠場へ
2018/1/28 ~ 2018/3/9 右膝変形性関節症(40日間) 以降のNEW BEGINNINGシリーズ・旗揚げシリーズを欠場

という感じ、現在は最後の欠場から222日間非欠場ですね(ちょくちょく参戦してない大会もある気がするけど)

 

所感雑感

まぁこうしてまとめる前は「最近欠場して無くない?」と思ったんですけど今年の2月に欠場していたことを忘れていたという。
まぁその後はNJCもその他シリーズも参戦し、G1も完走した挙句優勝もしてるのでそういう印象が薄れている気もするんですけど、その実決してコンディションが上向いているわけでもないんですよね。
右ひざの変形性関節症で欠場して復帰した際に本人もコメントしていたように、膝に関しては治る怪我ではないらしく、その痛みやらに付き合っていくしかない、
転じて「動けないなら動けないなりにプロレスするしかない」わけで、逆に言うとG1以降はそっち方向に振り切った感じはありますね。
正直どんたくでIWGPに挑んだ時は、正直言って見るも無残っていう悲壮感すらありましたけど、G1以後のオカダ及びジェイ戦に関しては動けないことを逆手に取ったような感じもあるんですよね、たとえアスリート的動きが出来なくても”プロレス”はできるという。

とはいえ、果たしてそういった試合になった場合、アスリートプロレスの第一人者たるケニーの良さは出るのか?というとかなり疑問符がつくんですよね。
判官びいきなプロレスで輝くタイプが、ジェイとかいる一方で、ケニーは明らかにそうではない、というよりもそういう雰囲気になった2016年2月の1戦が今見るとケニーとケニーファンにとっちゃ最悪だったな・・・と思う部分もあって、結果的に棚橋と棚橋ファンだけが得をするような試合になったら嫌だな、と思うばかりです。
もちろん、これを踏まえてケニーが自身のプロレスの幅を広げて「いややっぱケニーすごかったよ、あの棚橋相手に」という印象にできたらケニーも数段階上に評価が上がるんでしょうけど。

と、普段ならここで記事も終わりなんですけど今回の調べごとをしていて一つ気にかかっていた部分をご報告。
基本的にこういう調べもの企画では、公式資料とも言える公式サイトのニュース記事へのリンクを張るようにしているんですが、近年の棚橋の欠場に関する記事を探してみると冒頭の2016年6月のものぐらいしか見つからないんですよね(この場合はタイトルマッチが代打エルガンになるという報告も兼ねてるから残ってる?)。
2017年5月と12月、そして今年の1月の欠場に関しては公式Twitterのツイートは上記の通り発見したものの、ツイート内のリンクをクリックして分かるように該当する負傷欠場のお知らせのページは削除されてるくさいんですよね。
こういう事柄に関して印象操作だとか事実隠ぺいとか言いたくもなりましたけど、それは100歩譲って声高に叫ばないにしても、後世になって調べた時にすっげぇ面倒くさくなるからやめてほしいなぁ、ものの半年後でもこれだけ面倒くさいんだから・・・

まぁいずれにしろ、2016年以降半年に1回ぐらいのペースで負傷欠場している棚橋弘至。
それぞれ決定打となるシーンもあったりなかったりするあたり、その肉体もあちこちガタが来ているというのも確かですし。
そういう意味では冒頭の東スポ記事じゃないですけど、直前でまた(アクシデントでも事件でも事故でもなんとでも表現はできますけど)欠場してコンディションを悪化させて1.4に挑む、ってことを心配するのも仕方ないっちゃあ仕方ない気もします、まぁ実際今年の1.4はとてもじゃないが好試合とは言えませんでしたし。
そういう意味で、大事を取る意味でそろそろ休養とっておいた方が良いんでは?と思わないこともないです。
自分が見たいのは棚橋もケニーも、お互いの魅力を出し切れる試合なので

きょうはこれまで、それでは。


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