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5.4 新日本プロレス レスリングどんたく 2日目 ツイート解析

さてどんたくシリーズも最終戦、実は平成最後のレスリングどんたくとなったどんたく最終戦を解析して行きましょう

集計結果

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横軸が現地時刻(JST)、縦軸がツイート数/分になっています。
今大会は17:00開始、20:30ごろに終了しました。

今回の専用ハッシュタグは#njdontakuにおけるツイート数は10,643ツイート(#njpw:7,743)、RT数は23,392RT(#njpw:17,318)、ユーザー数は1,921人(#njpw:1,947)となりました。
今回については超ド級のサプライズが3つもあっただけにツイート数値もかなり伸びましたね。

それでは中継中に特にツイート数が増えた点について内訳を見ていきましょう。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
試合結果については公式の試合結果を参照してください。

 

殿の背中に這い寄る混沌、タイチとジェイ

時刻:18:11
ツイート数:50tweet

最初のピークは第5試合、の試合後。
試合自体はCHAOS対本隊で両者共に調子も良さそうで言い感じだったんですが試合終了後にタイチが後藤とエルガンを襲撃して後藤を連れ去り、リング上ではジェイがジュースを背後から奇襲、未遂。
ジェイとジュースに関しては今日の試合を見ても底抜けに明るいジュースと何を考えてるかわからないジェイという対比的にも面白くなりそうでしたね。
思えばこの二人は同じ時期に新日本に参戦して同じようにセコンド業などをしていたなかでもあるんですよね。
で、一方のNEVER戦線はというと、如何せん今度はタイチがカード編成の関係で直接当たることがないので未知数ですが、今日の試合を見る限りエルガンも気合入ってますしエルガンー後藤に関してはまさに折り紙つきって感じですかね。
ある意味で試合展開に予想がつくだけに、そこにタイチが入ることで良くも悪くもどうなるのかは気になります。

Y2J is BACK

時刻:18:34
ツイート数:166tweet

さて次のピークはサプライズ第1弾。
レスリング火の国から引き続いてのLIJ対鈴木軍の抗争としての10人タッグマッチを勝利で締めたLIJと内藤さん、その余韻に浸りつつ退場しているとなんと観客席から謎のLIJグッズ男が乱入。
内藤をリングにまで引きずり上げて、BUSHIマスクを獲るとそこにはクリス・ジェリコですよおおおお!
どんたく前にWWEのGRRにでた時には「新日本とはもう何も契約はない、アレだけ稼がせてやったのにな(笑)」みたいにインタビューで答えていただけにここで再び出てくるのは流石に驚きでしたね・・・(とはいっても大会直前には「ジェリコが来日してるらしい」みたいな噂が海外のサイトで流れてましたけども)
しかしながらケニー襲撃の時もでしたけど、ファンが引くほどの暴れっぷりは流石のジェリコって感じだなぁ・・・わざわざ「LISTA INGOBERNABLES de JERICHO(ジェリコの制御不能リスト)」Tシャツを作ってきたりする辺りも

BULLET CLUB is ...?

時刻:19:02
ツイート数:82tweet

で、そんな衝撃の最中行われたバレットクラブ同士、一応はケニー派、コーディ派に分かれてのタッグマッチ。
この試合の中でもヤングバックスやケニーが攻撃をためらったりと相変わらず煮え切らない感じで、外様を決め込んでいる飯伏が逆にイライラモード。
試合後にはケニーとコーディが場外に走り去っていきましたが、この二人がいなくなると残った飯伏以外のメンバーは結束をアピール。
このシーンを見るにやっぱり今回の内紛はケニーとコーディの対立にバレットクラブのメンバーが振り回されている形なんでしょうねぇ、飯伏もそこに巻き込まれた形ですけど。
そういう意味だと、バレットクラブのメンバーとしても、ケニーとコーディの二人で決着をつけてもらうことが必要になるんじゃないかなぁ・・・

オスプレイ対KUSHIDA!そして対にBONESOLDIER参上!

時刻:19:35
ツイート数:161tweet

そしてセミメインイベント、IWGPジュニア選手権として行われたオスプレイ対KUSHIDA。
実況でも繰り返し言われていたように、これまでの戦績的にはKUSHIDAの圧倒的有利で、前回の対戦でようやくオスプレイが一勝を挙げられたというもの。
空中殺法の得意なオスプレイ対関節技が得意なKUSHIDAという形ではありますが、今回のKUSHIDAはウルトラウラカンラナのようなウルトラCの飛び技を駆使するなど前回から更に進化した攻め。
この試合でキーとなったのはおそらくKUSHIDAが雪崩式のバックトゥザフューチャーを狙ったシーン、去年のBOSJ決勝ではこれが勝利の鍵になったのですがオスプレイはこれを回避して即座にカッターで切り返し、そして流れるように新技ストームブレイカーに繋げての勝利。
ある意味で過去のオスプレイ対KUSHIDAを乗り越えた上での勝利、そう思うとぐっと来ますね・・・

でここに来て畳み掛けるようにやってきたのが我らがBONESOLDIER、タマの紹介でそのマスクをはがされた正体は現在Impactで活躍しているはずの石森太二!
・・・いやまぁ割と小さい体格とそれに見合わないバッキバキの身体ででてきた時にはめっちゃバレバレでしたけども、実力としては折り紙つき、それこそ今の新日本ジュニアのトップに引けを取らないでしょうし、BOSJ参戦の表明しているし楽しみっすなぁ
そして予告VTR公開した初期も初期に招待を言い当てていたクニ斉藤さんしゅごい・・・

ameblo.jp

オカダ対棚橋、11度目の一騎打ち!

時刻:20:22
ツイート数:180tweet

そしてメインイベントは11度目の対戦、”V11”対決、オカダ対棚橋。
ある意味で自分がプロレスにのめり込むきっかけになったカードなだけに開始時からして感慨深かったんですが、試合が進むにつれてこれまでの対戦でも魅せてきた攻防を徐々に出すと今までの10戦が脳裏によぎりましたね。
しかしこの一戦は明らかに今までと様相が違っていて、それはこれまでの対戦がそれまでの対戦に+αすることで進化していたのに対して、今回の一戦はボリュームとしては減り、必要最小限の攻防で進化・変化を魅せていた、引き算の試合だった気がします。
その最たる面がフィニッシャーとなったレインメーカー、レインメーカーを始めてキックアウトしたのは棚橋だったんですが今回は意地でも受けないようにかわし、切り替えし、リストを掴まれても必死になって張り手の連打でそれを切る、と言った感じ。
逆に最後の最後、棚橋の不意をついて決めたレインメーカー一発で棚橋は敗れることになりましたが、思えばこの二人の始めてのIWGP戦も棚橋のスリングブレイドをかわしてのレインメーカー一発だったんですよね。
つまりテーマとしては最初の一戦と同じく「レインメーカーを喰らうか喰らわないか」に戻っていたんですよね。
それによってレインメーカーのフィニッシャーとしての説得力が戻ると同時に、今の棚橋と今のオカダの差が見えた、ような気もします。
試合後には外道さんが意気揚々とマイクをしてましたが、その一方でオカダさんはちょっと浮かない顔をしていたのもなんだか感じるものがありました。
何か強大な壁を乗り越えてのV12の新記録、ではなかったものの何かを感じさせられたV12戦でした。

所感雑感

というわけでサプライズ連発、そして好試合も連続したどんたくでした。
これで一応ドミニオンでの試合として
IWGPヘビー オカダ対ケニー (無制限三本勝負)
IWGPIC 内藤対ジェリコ
IWGPUS ジェイ対ジュース
NEVER 後藤対エルガン対タイチ
タッグ LIJ対ヤングバックス
は決定ですかね、この後のBOSJの結果次第でジュニア系も決まるんでしょうけど。
それにしても・・・ケニーとコーディの決着が先だと思っていただけにオカダケニーはビックリですわ、しかも無制限3本勝負は下手すると数時間かかるなこれ・・・
まぁでも時間無制限はさておき3本勝負なら両者のフィニッシャーが少なくとも一回ずつは見れてお得ではありますし、実際楽しみです

きょうはこれまで、それでは


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