さて9月シリーズDestructionの3大ビッグマッチの2番目、別府大会についても解析していきましょうか。
集計結果
大会は18:00に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。
◆ケビン・ケリーさん逃げて
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時刻:18:34
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最初のピークが飯塚さんとは・・・
今日は近年かなり珍しい飯塚さんのシングルマッチだったわけですがその相手はKAIENTAI-DOJOの期待の若手、吉田綾斗、若手に対しちゃ中々の試練だなぁ・・・
そんな飯塚さんは最近猛犬につけるような口の拘束具をつけてくるわけですけど今回はパートナーもいなかったために英語実況席のケビン・ケリーに外すように頼むという、いやまぁ傍目から見ると襲い掛かってるようにしか見えない、っていうか実際にその後に襲ってたんだけど。
試合も”試合”にならないまま息を吸う様な反則で終了、果たして吉田くんに得たものは・・・
◆ロッキー監督対田口監督
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時刻:18:47
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そして続く試合はジュニア選手8人によるCHAOS対本隊のタッグマッチ、思えば今シリーズ前半はブリティッシュJカップに参戦しててシリーズ帯同してなかった人たちですねこれ。
そして各チームの司令塔になったのは田口とロッキー、思えば六本木3Kの結成時もロッキーが田口に対抗するようにしてた部分もあって、そのお披露目も田口リコシェ組だったりもしましたね。
まぁジュニア勢は今シリーズほぼテーマがないわけですけど一方でジュニアタッグリーグが控えているわけでそっちがどうなるかも気になるとこですねぇ。
なお試合はタイガーが決めた模様。
◆Everything is ZSJ
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時刻:19:28
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そして続いてはメインの内藤対鈴木の対立構造を反映したLIJ対鈴木軍の多人数タッグマッチ。
まぁ実際のところ階級の違いのあるマッチアップもあってあまり今後に続く感じがない組み合わせが多いんですけどその中でいうとZSJとSANADAはG1からの関係が続いている感じはありますかね。
と思えば広島においてEVILがザックに対抗意識を燃やしたりして、その辺の理由についてはどこかで語っているかもですけどEVILとしてはパートナーのSANADAがザックとの一戦で、ザックの土俵に乗ったうえで勝ったことで大いに株を上げたのを踏まえて自分も・・・って部分はあるんですかね。
しかしそういったことは誰もができるわけではなく、ザックの見事なジャックナイフ固めで見事な3カウント。
ある意味で格の違い、技術のレベルの違いを見せつけられたって感じですねぇ。
逆に言えばこれで相手のレベルを知れたからこそ対抗策を練れるってことでもあるんですけど。
それはさておき年齢的にも近い二人の抗争が今後も続きそうなのはうれしかったり。
◆たどり着いた王座
タイチが後藤からNEVERベルトを強奪も、王座を足蹴に!!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 17, 2018
試合後も怒りは収まらず!
「“世紀の大誤審”証明されましたよ? どうすんだ!?」
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時刻:20:25
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そしてセミメインは戦前から舌戦を繰り広げ、なぜか内藤さんまで首を突っ込んできたNEVER戦、後藤対タイチ。
まぁ序盤こそいつもののらりくらりなんですけど、次第に切り出してくる師匠・川田利明ゆずりの川田殺法はやっぱ今の新日本にないものであり、一周回って新鮮でインパクトがある部分はあるんですよね。
さらに言うとそういうタイチの攻撃が真っ向勝負が神髄の後藤さん相手だからこそ映える部分はあるんですかね、技をがっちり受けるし、がっちりやり返すし。
そういう良さがあるのに加えて介入も反則もお手の物なのがタイチの後藤さんに対するアドバンテージで、相次ぐ介入に急所蹴りで苦境を一気に覆して最後はここ最近のフィニッシャーだったラストライド、からのオリジナルホールドであるブラックメフィストで勝利。
これでもって、新日本では初めてのシングル王者になったわけですけど、まぁイリーガルな方法ではあったもののタイチの持っているもの全てを駆使しての初戴冠だったかなぁって感じがしますね。
なんかこれでレスラーとしてもうひと段階登れた、ような気がしないでもないですね。
いずれにしたってタイチらしさを全開にした結果の勝利でしたね。
◆内藤、再び勝つ
内藤が鈴木に意地の逆転勝利!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年9月17日
バックステージでは「一歩進む勇気」と意味深発言も…!!
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時刻:21:10
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そしてメインは、それこそ「試合にかかっているのはお互いのプライドだけ」な内藤対鈴木、まさに言い得て妙って感じですね。
まぁあ本来はICをかけて戦ってた二人ではあるんですけどそれをジェリコにかっさわれた結果妙なことになったというか、鈴木の怒りの矛先がわからなくなったというか。
まぁそういう見方の他に、いまいち低調に終わった熊本での一戦のリベンジという感じもあったりしながら見たりもできますかね。
そういう意味で今回みのるは椅子だけでなくテーブルを使ってきたりとちょっと手法を変えてきましたね、より痛めつける方向にシフトしたというか。
それに対してやはり受けに回る内藤、やり返さないわけではないんですけどどうしてもやられっぱなしという印象が出来ちゃうのが、所謂「手が合わない」っていう印象になっちゃうんですかね。
そして最後、張り手合戦に打ち勝ったところで、おそらく奥の手(対鈴木戦でのオカダのゴッチ式ツームストンみたいな)であったであろう掟破りのゴッチ式がすっぽ抜けてしまうという、パイルドライバーは実際中腰状態で小ジャンプしないといけないから膝がヤバい内藤さんにはかなりしんどいチョイスだったと見える。
いずれにしても、唯一かけられていたプライドを守った内藤哲也そしてLIJでした。
所感雑感
というわけで別府大会でした。
なんか気づけばメイン後のマイクで「一人いないんですが・・・」といいつつもう一人、EVILもいなかったあたり不穏な部分はあったりしましたね、みのるが事前に裏切り者が・・・的なこと言ってましたけども(そういえばノアにいた時にそういう発言してたねあの人)
まぁそれが今後に続くのかどうかはこれからのお楽しみということで、今大会はタイチのらしさが出たタイトル奪取が個人的には良かったですかね、試合としても面白かったし。
きょうはこれまで、それでは