プロレス統計

「プロレスの数字とプロレスする」をテーマにプロレスに関連する数字を調べ、まとめ、考えるブログです。

MENU

6.19 新日本プロレス KIZUNAロード 後楽園大会 ツイート解析

さてKIZUNAロード後楽園3連戦も最終日、大ベテランマスクマンであるスーパー・ストロング・マシンの引退記念大会でもある今大会もツイート解析をしていきましょう。

集計結果

f:id:Rodyonsw:20180619230718p:plain

大会中、専用ハッシュタグの#njkizunaに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:00ごろに終了しました。

今シリーズの専用ハッシュタグ#njkizunaにおけるツイート総数は2,265ツイート、RT総数は7,127RT、呟いたユーザー数は394人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは2,895ツイート、8,662RT、912人でした。)

ツイート数的にはやはり日曜日開催だった1日目のほうが多いようですが、それぞれRT数が3,593→5,146→6,257と増えていますね。
最終日はそれこそSSマシンの引退というビッグニュースがありましたし、たくさんのサプライズもあったのでそのおかげでしょうか。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

G1主要カード、発表ッッ!!

www.youtube.com

時刻:19:18
ツイート数:22tweet

というわけで最初のピークはG1の主要対戦カード発表。
とはいえすでにブロック分けがわかっている以上組まれるカードはわかってるんで今市盛り上がりづらいとこではあります。
ちなみに出場選手発表およびブロック分けの時のツイート数が48Tweet/分だったので大体半分ですね。
その一方で実際に会場に行く人、チケットを取った人これから取る人にとってはある意味で死活問題になりかねないわけですが。
そういう意味だと会場での反応はやっぱ首都圏近郊大会は「あのカードは見れる!」みたいな感じで声が大きかったですね、内藤対SANADAとかオカダ対棚橋とか。
しかし一際反響があった気がするのはBブロックの最終公式戦であろうケニー対飯伏。
自分もリアルタイムで見たわけではないのですけど、ある種伝説になった”最後の飯伏対ケニー”が行われた場所であり、「飯伏武道館出禁伝説」を作ったまさにその会場ですしね。
なんだか試合とか以外の部分で不安になってきた…

ジプサムフィンガーフロムホスピタル

時刻:19:40
ツイート数:19tweet

続いてはセミメインイベント、の前に数年プロレスを見ていてもあまりなかった選手の骨折判明報告からの「ギプスで殴ったら反則の特殊ルール」のアナウンス。
まぁジュースがこの2日間の後楽園でジェイに痛めつけられた結果、骨折したみたいなんですが、骨折がわかったうえで試合をするっていうのも最近の新日本にしてはなかなか珍しい。
古い例でいうと1990年代の全日本で三沢さんが腕をテーピングで吊りながら試合をしたなんてことがありましたけど、新日本だと記憶にないですねぇ。
しかしこういう暴行による怪我を押して出場し特殊ルールに、っていうのはなんかアメプロっぽいっちゃあアメプロっぽい。
ジュースの本領はそれこそそういうプロレスでしょうし、ここから今度のUS戦に向けて気持ちを作っていく、んですかね?
でも試合を見てるとそういう負傷っていう要素があるからこその終盤の展開が面白かった部分があるんでそういうUS戦は期待したい。
どっちかっていうとG1に響かないか気になっちゃうんですけどあと1か月もあるしまぁ何とかなるでしょ(楽観)

悪の正太郎君、KYワカマツ登場ッッ!!

時刻:20:09
ツイート数:40tweet

そしてようやくのメインイベント、いつもの田口監督のノリのVTRからどうなるかと思いきやまさかの将軍・KYワカマツの登場!
自分もそれこそ詳しくはないんですけど簡単に言えば、スーパーストロングマシンの参謀役、今でいうオカダさんの外道さんのようなマネージャー役だった人なんですよね。
ちなみに元々はキン肉マンとのコラボレスラーの予定が権利関係でポシャッた際に、KYワカマツさんが「今度来るやつはストロングなマシーンなんだ!」と喧伝していたことからストロングマシンのリングネームが生まれたとかなんとか。
しかしプロレスの舞台への登場は2007年の大日本プロレス以来、新日本への参戦はそれこそ1990年のSWS創設以来ですからねぇ・・・その経緯を考えるとよく来てくれたもんだ、ありがてぇ。

マシン軍団有終の美

時刻:20:28
ツイート数:39tweet

それはさておき増殖したマシン軍団はカテェ蹴りを繰り出すSSMジャスティス、ガス漏れ激しいSSMバッファロー!、野性味あふれるSSMドン、第69号機なのになぜか監督っぽいSSMNo.69、そしてマシンなのにやたらと自己主張の強いSSMエースと個性豊かな面々・・・
いやぁ一体中身は誰なんだ・・・(白目)
しかし上記の通りあんまり正体を隠す気が全然見られない各マシンのなかだとNo.69は結構再現度高いという、うめき声といい技の完成度といいパッと見の体型といい。
そして最後にはエキサイトした本家SSMが場外ラリアットを決めアシストしつつも、最後は一番再現度の気合が入ってるNo.69の魔人風車固めで勝利。
テンヤワンヤではありましたけどマシン軍団としての有終の美。

スーパーストロングマシンよ、永遠に

時刻:20:44
ツイート数:35tweet

しかしそのメインの後に本番が待っていた、割とガチのスーパー・ストロング・マシンのドキュメンタリーだこれ。
新日本のプロレスラーってまぁよく言われるのが「皆がNo.1になりたくてやってる、自己主張をして競い合ってる」とは言いますけど、だからこそそこから外れた、解脱したともいえるスーパーストロングマシンが重宝された、しかも幾多のユニットにわたって、ってことなんですかね。
それができたのはただNo.1をあきらめたから、ではなくNo.1を引き立てる覚悟を決めたこと、そしてそれができるだけの力量を持っていたこと、そしてそれができるだけの器があったおかげ、なんですかね。
最近のファンとしては道場で若手の指導に当たっていたことが記憶にありますけど、そういうのが任せられるのもそういう性質があったからこそ、なんですかね。
亡くなった奥さんへの感謝の言葉を10カウントゴング後、リング上で、生声で送るというのも人柄の表れというか。
何はともあれ、引退試合こそできませんでしたけどこうして多くの選手に見送られて引退セレモニーができたのは幸せなことですよね。

いずれにしてもマシンさん、お疲れさまでした。
第2の人生をどうかお元気で。

 

所感雑感

というわけでKIZUNAロードも最後の中継となる、SSM引退記念大会でした。
引退記念大会というといつぞやの井上亘さんのなんかも思い出しますけど、引退してしまう、もう試合が見られないことの寂しさはあるもののこうして五体満足でリングを去って行ってくれるのをみるとホッとするのも確か。

きょうはこれまで、それでは


プロレスランキング