プロレス統計

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11.17 新日本プロレス WORLD TAG LEAGUE 後楽園 ツイート解析

 後楽園大会が来るとリーグが始まった感がある。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njwtlに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:00ごろに終了しました。
このハッシュタグにおけるツイート総数は3,325ツイート、RT総数は1,908RT、呟いたユーザー679人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは2,109ツイート、2,074RT、707人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

RevengeのGは後藤のG

時刻:19:37
ツイート数:54.0 tweet/min
概要:後藤、KENTAからピンフォール

ふと考えなくても、かつての盟友柴田を裏切り、ジェイのIC挑戦でも介入してきたKENTAと後藤さんの間には、少なくとも後藤さんがKENTAに挑もうとする理由はできていたわけですけど、ぶっちゃけ見る側としての問題は「果たして噛み合うのか」という心配。
KENTA選手、しかもBULLET CLUB加入以後のKENTA選手でよく覚えているのは石井選手でガツガツ来る相手との試合は結構良い感じ&後藤さんは石井ちゃんと似たタイプ。
そしてことあるごとにTOMOだブスだとバックステージでいじっていたようにKENTA選手はとりあえず相手を弄ってファンを載せていく、そして後藤さんほど弄りがいのある選手はいないんではっていうぐらいいろんな選手に弄られ切っている弄られのプロ。
つまりまぁ「これはいけるな!」と判断するに十分だとなったわけで、実際の試合でもがっちりとまではいかないものの攻防は噛み合いそうな節もあるし。
とりあえずは今後どうなっても安心だな、となった次第、そして地味にフレドリックスが良かったのも追記しておきたい、要注目や。

曲者タッグ金星

時刻:19:53
ツイート数:72.0 tweet/min
概要:矢野カバナ金星

一人づつでもリーグ・トーナメント戦をひっかきまわすこと確実なのに、その人たちが組んだらそりゃもう金星の一つも上げるわね。
ということでこの日が初戦となったGoDに対して技ありの金的からの丸め込み、からのさらに別の丸め込みという合体技での勝利。
勿論矢野カバナは今回が初タッグなんですけどコスチュームもなんとなーくそろえ、そしてこうしたお互いの持ち技を組み合わせた合体技?を用意してきているあたり、一気に「タッグっぽさ」増すなぁ。
対するGoDですけど負けてしまったとはいえ、今回はあえてなのかいつものコンビネーションの役割を逆にしたり、タンガがタマと同じ技を出して見せたり、新しいGoDへの模索というか動きが見えるところもあったりで今後どうなるのか気になるところです。

解説ノブ

時刻:20:17
ツイート数:83.0 tweet/min
概要:金丸選手が解説につく

そしてセミは鈴木軍対決、しかもデスペラード選手やDOUKI選手こそいないものの金丸選手も一緒に入場してきたかと思えば解説席に着く集合っぷり。
この集合っぷりもですけどユニットの長であるみのるとそれに付き従う度合いが他のユニットと比べても強い鈴木軍の面々の間だけにやはりちょっとシチュエーション面で盛り上げにきている感が。

何かが受け継がれるとき

時刻:20:33
ツイート数:121.0 tweet/min
概要:鈴木軍同門対決

そうして始まった鈴木軍同門対決、ですけど鈴木軍が結成となったのは2011年のこと、TAKAみちのくとタイチが鈴木みのるを呼び寄せる形で結成され、そこに最初に加わったのがランスだった。
そういう意味で今となって最古参になったみのる、タイチ、ランスの3人でザックは2017年加入なので歴史も短いですけど、みのるとはRPWでタッグ王座も獲得した間柄で浅からぬ関係性があるわけで。
たといメンツに関係性があったとしても、「いつのも」試合になる場合だっ手腐るほどあるんですけど、今回に関しては、後楽園の異様な盛り上がりと期待感が為した業か、それとも何か意を決する何かが4人にあったのか、そこは定かではないですけど、タイチはみのるに試合開始から目をそらさずににらみ合いを挑み、ザックは圧倒的不利な打撃戦、しかも火野裕二式意地の張り合いまでやって見せた。
いずれにしてもそれは昨今の鈴木みのるの象徴的ムーブでもあり、そこにあえて挑む姿は何か継承の儀に近いものを感じたり。
まぁやっぱり人気こそ最近カルト的にすらなりつつあるみのるですけど、場面場面をみれば「あれ?」と思う部分もあり、今回でいうとザックとの変則ロープワークで自ら足がもつれる部分があったり。
例えそういう現状のみのるであっても、というかそういうみのるだからこそまだ先を目指すタイチやザックがそこから何かを継承しようと貪欲な姿を見せるのはやはり美しい場面だとも思うんですよね。
まぁすべては印象の話ですけど、こういう試合はなんだかんだと歴史を積み重ね、記憶が降り積もった鈴木軍ならできるんだなぁと思った次第です。

LIJ同門対決

時刻:20:55
ツイート数:45.0 tweet/min
概要:LIJ同門対決

一応今回の後楽園は鈴木軍とLIJの同門対決が~という感じだったとは思うんですけど、上述の通り鈴木軍に関しては最古参のメンツの絡む対決で良いとして、LIJに関しては鷹木が昨年参戦したばっか、実際G1ではEVIL・SANADAとは別ブロックで絡みなし、テリブレもあんまり・・・ということでなんとも同門対決!ではあるもののちょっと機運を高めるには事前の材料が少なかった感は否めない。
となりつつ見ていると、伊達にユニット抗争が多分日本で一番激しいであろうドラゲーにいなかった、と思うぐらい鷹木は今回初純タッグのテリブレと良いチームワークを見せている感がありましたね。
まぁ思えばBUSHIとのタッグでジュニアタッグやってたこともあるしその辺の適応力もすごい、これは優良物件。

 

所感雑感

というわけで後楽園初日でしたが、毎回長い地方巡業を経て後楽園大会が開催されると「あぁ(観客が)訓練されてるなぁ」としみじみ思ったりします。
そういう人たちがどうやら楽しんでいるらしい、ということはまぁいい大会なのだと思うところなんですが今回に関しては普通にコブマイキー組が良かったり、セミの鈴木軍対決が良かったりしたので1+1が2になろうが20になろうが200になろうが「自分が見て面白い」ということの方がよっぽど重要なんでは?という思いを新たにしました。
今更ですけど単純にこのツイート解析は「ツイート数から見るハイライト」であり、文章は私の感想文なので、このあたりがハイライトらしいな?と集中力をうまく分配してみるのに使ってください。

きょうはこれまで、それでは