さてG1 CLIMAX 29もいよいよ日本でも開幕、さっそく見ていきましょう
【いよいよ日本でも『G1 CLIMAX 29』が開幕!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 13, 2019
このあと18時30分から、新日本プロレスワールドで7.13大田区総合体育館大会を生配信!
本日の #G129 メインは、後藤洋央紀vsジェイ・ホワイト!
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集計結果
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
またG1公式サイトで行われた勝敗予想の集計結果はこちらで、全部で1201票の投票がありました。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。
◆ヘビーの壁
【7.13大田区大会・第5試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 13, 2019
『G1 CLIMAX 29』公式戦!
ジュース・ロビンソンvs鷹木信悟!
両者、壮絶な肉弾戦を展開!
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時刻:19:58
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Bブロックの開幕を告げることになったのは先日のBOSJ決勝の両国の地でそれまで大事に伸ばしてたドレッドヘアーをバッサリと切り、武骨さを出すようになったジュースと、その両国で数千の観衆をどよめかせるようなファイトを見せた”無差別級”の鷹木。
事前の印象だと陽気なジュースと無骨?な鷹木であんまり共通点がないな、と思っていたんですけど、前述のジュースのイメチェンもあってお互いのパワーがぶつかり合う展開に。
鷹木はそれこそパンピングボンバーをはじめとしたラリアット使いのイメージはすでにあるんですが、ジュースもジュースでその身体を生かしたラリアットは迫力が抜群。
体格こそ違えどお互いにパワーで一向に引かない試合ぶりを見せたのは意外ではありましたが、それ以外でいうとジュースの独特な間を前にしてもきっちりと合わせてきている感のある鷹木の上手さが目にも就きました。
最後はナックルの二連発からのパルプフリクションでジュースは白星スタート、鷹木はオスプレイに続いて新日本で二度目の敗戦。
◆モクスリー大田区に現る
【7.13大田区大会・第6試合】
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『G1 CLIMAX 29』公式戦!
ジョン・モクスリーvsタイチ!
会場騒然!モクスリーが場外で荒技を敢行……!
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時刻:20:14
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中途半端にディーン・アンブローズという選手を知っているせいで、先日のBOSJ決勝で実際に現れるまでも「本当に来るんだろうか…」と疑っていた私ですが、この日も「本当にG1に出るんだろうか、しかもタイチと試合・・・?」という非現実味が抜けなかったですね。
しかしそういう印象に反して思ってた以上にしっかりと?試合をしている、それはテクニックどうこうでなく、きちんとタイチと攻防を踏まえて試合を展開している、という。
そういう試合をしているだけで非現実感がある選手というのも珍しいような、と思いつつ、フィニッシュになったデスライダーの角度にたまげつつ、という試合でした。
なんというかいまだに現実味がわかない・・・。
◆YTRマジック
【7.13大田区大会・第7試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 13, 2019
『G1 CLIMAX 29』公式戦!
矢野通vs内藤哲也!
両者、まさかの“目隠し合戦”を展開!?
試合は衝撃の結末に……!
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時刻:20:24
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戦前に散々「矢野はG1に出る意味があるのか?」と内藤さんが煽っているのを見て「あっ(察し)」となったのは私だけではないでしょう。
内藤さんも最初から矢野さんのペースにならないよう、必要以上にのらりくらりしたり、相手をまねてみたりだとかという場面もありましたが、その序盤で「お前がTシャツ来てるなら俺も着る!」と宣言したそのTシャツがまさか勝負を分けるとは。
Tシャツでの目隠しにさらに昨年猛威を振るった悪質タックルを組み合わせるマジで悪質なタックルからの丸め込みでまさかの白星スタート。
世界よ、これがYTRマジックだ!
ちなみに今のところ#g129で一番ツイート数が多かったのがこの試合だ!正気かよ!
◆h石井対コブ
【7.13大田区大会・第8試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 13, 2019
『G1 CLIMAX 29』公式戦!
ジェフ・コブvs石井智宏!
両者、一歩も引かない真っ向勝負を展開!
場内大熱狂の死闘を制したのは……?
新日本プロレス・スマホサイトで独占詳報中!https://t.co/p3jEZyxG10 #njpw #g129 pic.twitter.com/jyoF6tv9Li
時刻:20:49
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G1のGは後藤のGというのが識者の中での定説[要出典]ですが、そこに異議を唱える男たちがここにふたり。
ジェフコブは昨年のWTLぐらいから参戦を開始していましたがそこまで本領発揮という感じもなかったのですが、ここにきてテーピングもなしの良コンディションで参戦、しかも相手はあの石井智宏という。
結果的に試合はお互いに削りあうような、体力勝負の様相に。
先にスタミナ切れっぽい様子を見せたのはコブなんですが、それでも石井をぶん投げるさまはまさに圧巻、それこそオリンピック出場選手のフィジカルの強さを見せている感じ。
驚くべきはコブと同じく石井も初戦にしてヘロヘロな様子を見せたところで、これまで試合終盤になってもスピードが落ちなかった印象があったのに・・・
やはりそこはコブとの対格差によるスタミナ消費、しかもお互いに意地を張るように投げ合い打ち合いをしていたためか。
最後こそ石井が勝利を収めたものの、コブも今G1で猛威を振るいそうな予感。
◆G1のGは後藤のG!2019
G1 CLIMAX 29(7/13)を公開!メインはBブロック公式戦!@510njpw VS @JayWhiteNZ!帰ってきた荒武者が怒涛の攻撃をみせる!
— njpwworld (@njpwworld) 2019年7月13日
ジェイ・ホワイトへのリベンジ成功なるか!?
登録&視聴▷https://t.co/y2IopwNwzb#njpw #njpwworld #G1Climax #g129 pic.twitter.com/6SCZuFWgYf
時刻:21:17
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シングル連戦という性質もあって試合にストーリー性が薄い気もするG1ですが、ことこのジェイ対後藤についてはそれまでの物語というものが見える試合でしたね。
因縁?は先シリーズのどんたくでの一騎打ちに敗れたことから、そこからまさかのLA DOJOで一念発起の”修行”を経ての再戦、というなんとも古風なリベンジストーリーも今や珍しい気はします。
とはいえジェイも伊達にIWGP王者としてMSGに立ってない、その手練手管、観客の掌握術、チェンジオブペースはそれこそ後藤を完封する勢い。
しかし一度そのジェイの術中を一度破ってしまえばもはや後藤さんの爆発力を止めるものはなかった。
久々の解禁となった(しかもキレのいい)昇天改に角度のきつい牛殺し、さらには予告されていたという新技・牛殺し式GTRもしくは牛殺し・改も見まい、最後はダメ押しになるGTRでようやく、万感の勝利。
後藤さんについていろいろ言われ、実際いろいろ言いたくなる部分はないとは言えませんけど、やはりこの必殺技級の大技ラッシュが誰にも負けない魅力なのだなぁと思う限り。
宣言通り、G1のGを後藤のGにすることができるか、注目です
所感雑感
というわけで遂にBブロックも日本で開幕でした。
開幕戦がアメリカ開催で日が空いたのもありますけどこれから怒涛の連戦が始まるわけで、また忙しい夏が始まりますね。
きょうはこれまで、それでは