いよいよ本日エントリー選手も発表される(予定)のG1 CLIMAX、この新日本の名物シリーズも今年で29回目、来年は大台でもある第30回大会が行われることになります。
そんなG1ですがじつは近年は毎年のようにロゴも変更され、キャッチフレーズも設定されており、今年も以下のようなキャッチフレーズになった模様。
キャッチフレーズは、“真夏のライオンキングダム”!!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) June 14, 2019
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・・・キャッチフレーズの良し悪しについてはノーコメンツ!としておいて、今回はせっかくなので大会ロゴとキャッチフレーズについて振り返っていこうと思います
(この記事は過去に作成した大会ロゴで振り返るG1 CLIMAX 2007~2018編の追加・改定記事です)
- G1 CLIMAX 29 (2019年)
- G1 CLIMAX28 (2018年)
- G1 CLIMAX 27 (2017年)
- G1 CLIMAX26 (2016年)
- G1 CLIMAX25 (2015年)
- G1 CLIMAX24 (2014年)
- G1 CLIMAX23 (2013年)
- G1 CLIMAX 22 (2012年)
- G1 CLIMAX21 (2011年)
- G1 CLIMAX20 (2010年)
- G1 CLIMAX19 (2009年)
- G1 CLIMAX18 (2008年)
- G1 CLIMAX17 (2007年)
- 所感雑感
G1 CLIMAX 29 (2019年)
「真夏のライオンキングダム」
備考:初めてアメリカ・ダラスでの開幕戦
文字やナンバリングの配置としては昨年のロゴとおおよその形状が似ており、今後も同様の形状のマイナーチェンジを続けていくんではなかろうかという気もする。
メインカラーを黒にしているのが、大会のロゴの中でもかなり珍しい部類に入る。
昨年がメタリックな配色だったのに対して真っ黒な文字色とひび割れた石のような余白からどちらかというとシックな印象を受けるか。
とりあえずロゴに真夏感とライオンキングダム感はない。
G1 CLIMAX28 (2018年)
「Be a Survivor!」
備考:G1としては初めて武道館での開催
優勝者:棚橋弘至
形状としては「G1 CLIMAX」とナンバリング(28)の段を分けるタイプで「G1」と「X」の字を大きくすることで全体として逆三角形な形状に。
カラーリングはシリーズとしての豪華さを示すためかメタリックな感じ、ちなみに出場メンバー紹介VTRも金色がふんだんに使われているのでG1自体のテーマカラーが金色っぽい。
ちなみに夏の定番シリーズとあって熱や炎に関するキャッチフレーズがつけられることが多いが、今年は28の部分に炎をあしらっていてこういうデザインは地味に珍しかったりする。
今となっては割とテーマソングがかっこよかった印象が強い。
ちなみに2013年から5年続いていた「夏」要素がキャッチフレーズからついに消える(翌年復活)。
G1 CLIMAX 27 (2017年)
「日本全国闘いサマー!!」
備考:冠スポンサーがローソンチケット
優勝者:内藤哲也
チケットを買う人はいつもお世話になっているであろうローソンチケットが冠スポンサーになった2017年大会。
その関係もあってか、G1で披露された新コスチュームに結構な割合で青色が使われていた覚えが。
大会ロゴの歴史の中でもかなり珍しい3段組み型、金・銀・赤とド派手な配色、最上段の謎の≡と異色なロゴ。
その奇抜さ的に発表された時には「なんだこのロゴ?!(困惑)」となった思い出。
しばらくこのロゴに対する謎の既視感に悩まされていたけど、最近になってトップガンのタイトルロゴだと判明。
個人的に歴代キャッチフレーズのなかで最ダサである。
G1 CLIMAX26 (2016年)
「ギラギラの夏、メラメラの闘い」
備考:年始の大量離脱に伴い6人もの新規参戦選手
優勝者:ケニー・オメガ
2016年は割とオーソドックスな1段組型のロゴ、ではあるものの「G1」と「26」のみ金色にすることで強調したり、大会期間を盛り込んだり、ライオンマークをあしらったりとなかなか情報量が多い一方でキレいにまとまっている印象で完成度が高い。
個人的にはあまりメタリックな色を使わないでこういうつや消しっぽい色合いのほうが好印象ではある。
パンフレットのデザインのせいもあるけどめっちゃギラギラ・メラメラしてる。
G1 CLIMAX25 (2015年)
「極みの夏」
備考:A-Bブロック交互の公式戦を行う形式がスタート
優勝者:棚橋弘至
今年と同じ2段組み型のロゴ、ではあるものの書体がスタイリッシュな感じになっていてそこはキャッチフレーズの「極み」を意識したものか。
さらに「G1CLIMAX」を金色に、ナンバリング(25)を金縁の赤にするところもなんだかセンスがいい、気がする。
個人的にはキャッチフレーズもこういうシンプルなものが好きな気がする。
G1 CLIMAX24 (2014年)
「空前絶後の夏が来る」
備考:史上初の西武ドームでの決勝戦を開催
優勝者:オカダ・カズチカ
2014年はちびっこ相撲大会と日程が被るというアクシデントによってかなんとなんと西武ドームでの開催が決定。
決定時から「死人が出かねない」という憶測が出るほど気温的に過酷な西武ドームを踏まえてかロゴだけでも涼しげに、ということでか青と白という青空を想像させるようなさわやかなロゴ、まぁ決勝当日は台風直撃で暑さどころじゃなかったんですが。
カラーリングこそ違えど、形状(1段組み)や配色の仕方(G1とナンバリングのみ別色)というのは16年のものに近いか。
キャッチフレーズは結構かっこいいものの「”絶後”じゃダメでは?」と言われたりもしていた。
G1 CLIMAX23 (2013年)
「史上最大の夏」
備考:後藤さん天山さんが骨折で途中欠場
優勝者:内藤哲也
個人的には初めてちゃんと全試合を見れたG1として思い出深い大会、確かネットiPPVなんかが拡充されていったのがこの時期ではなかったか。
それはさておき16年、14年と同じ1段組み、両端のみ異なる配色となってはいつもののその配色がほかの年と比較してもかなり渋い。
明るく楽しく、というよりは過酷さを表現していたのか、シリーズ途中で2名も骨折するという大荒れの展開、これがのちのスケジュール変更につながっていったのかな。
G1 CLIMAX 22 (2012年)
「THE ONE AND ONLY」
備考:最後の決勝トーナメント制採用大会
優勝者:オカダ・カズチカ
新日本がブシロード制に移ってから最初の大会、ではあるもののなんとなくキャッチフレーズのセンスがユークス時代っぽい不思議。
2段組みでどちらも同色という点では今年のロゴにかなり近い印象を受ける。
キャッチフレーズとしてはシリーズや時期を印象付けるタイプと「勝者は一人のみ」という勝負論を印象付けるタイプがあり、こちらは後者になるか。
G1 CLIMAX21 (2011年)
「THE INVINCIBLE FICHTER」
備考:ユークス制新日本最後のG1
優勝者:中邑真輔
変形2段組みともいうべきなちょっと特殊な形状、この時期の大会ロゴが結構こういう感じの金属っぽいモチーフが多用されていた気もするので流行っていたんだろうか。
夏のシリーズで寒色のみのロゴっていうのもなかなかめずらしいけど色あいとしてかなりまとまっている印象もあったり。
そして大会ナンバリングが10とか20になったとたんにローマ数字表記にしたがるというあるある、かっこいいからね、仕方ないね。
キャッチフレーズは「無敵の戦士」の意味。
G1 CLIMAX20 (2010年)
20th Anniversary G1 CLIMAX XX -3Dスペシャルエディション-(DVD2枚組+Blu-ray Disc)
キャッチフレーズ:不明
優勝者:小島聡
備考:非所属選手の初優勝
うーん、おしゃれ!ぐうの音も出ねぇ!という第一印象なやつ。
他のロゴと比べると大会ロゴっぽさが薄く、シンプルながら上品な感じに仕上がっている、そして何よりローマ数字表記のナンバリングがかっこいいから仕方ない。
キャッチフレーズは不明、どなたか教えてください。
G1 CLIMAX19 (2009年)
キャッチフレーズ:不明
優勝者:真壁刀義
このあたりになってくるとアーカイブでしか見たことがないからあんまり思い出などについて書くことができない・・・でも「死んでも言いたくねぇけど、サンキューな」の大会、のはず。
ロゴとしてはここまでとは違う「G1」を大きくフィーチャーした形で、旧優勝トロフィーのモチーフにもなっていた元祖G1の大会ロゴも「G1」にフィーチャーしたデザインだったため、これが原点回帰って感じか。
それでも豪華さとしてフォントにこだわったり中世の武器っぽい添え物がいっぱいついているのが特徴か。
G1 CLIMAX18 (2008年)
キャッチフレーズ:不明
優勝者:後藤洋央紀
こちらも09年と同じく「G1」を大きくフィーチャーし、やっぱり中世感あるデザインで装飾している感じ、この時代の流行なのかな。
G1のGは後藤のGの名言が爆誕した年ですね、もう11年も前なのか・・・
G1 CLIMAX17 (2007年)
「Winner take All」
優勝者:棚橋弘至
一応現在確認できた最古の独自のG1の大会ロゴがこちら、それ以前は見つからなかっただけなのか、もしくはトロフィーにもなってる由緒正しいG1のロゴを使ってたと思われる。
二段組型ではあるものの「G1」の文字が大きく「1」の位置も旧ロゴに近い部分についている。
そしてナンバリングでなく開催年になっているのがかなり独自。
ちなみにキャッチフレーズは「Winner takes All」じゃないの?とか思っちゃう
所感雑感
というわけでロゴとキャッチフレーズについて改めてまとめでした。
結構毎年毎年変えてきていたロゴなんですけど今年はマイナーチェンジに収めているあたり、新社長体制になってからの方向性が見えますね。
きょうはこれまで、それでは