先日の記事で「興行の谷間」なんて言ったものの、実際両国ではWWELive、アメリカのフロリダではCEOでのイベント、そして間もなくイギリスではStrong Style Evolved UKといろいろと賑わしかったりはするんですよね(全然追えてないけど)。
個人的には大海賊祭りの様子がテレ朝(ワールドプロレスリングかな?)と新日本プロレスワールドで配信されるという話なのでそれをちょっと楽しみにしております。
というわけで世間と界隈に追いつけていないですが、今回はG1 CLIMAX関連企画としてここ数年のG1 CLIMAXの大会ロゴを振り返ってみます。
ジュニアの大会であるBest of the Super Jr.はここ数年はロゴが統一(ライオン+羽のやつ)されてるわけですがG1の場合はブシロード体制移行前後から毎年変えるようになったんですよね、それこそWWEのPPVのロゴみたいな感じで。
それでは振り返りです、画像は新日本プロレス公式サイト、またはAmazonのG1のDVD-BOXなどから参照しています。
- G1 CLIMAX28 (2018)
- G1 CLIMAX 27 (2017)
- G1 CLIMAX26 (2016)
- G1 CLIMAX25 (2015)
- G1 CLIMAX24 (2014)
- G1 CLIMAX23 (2013)
- G1 CLIMAX 22 (2012)
- G1 CLIMAX21 (2011)
- G1 CLIMAX20 (2010)
- G1 CLIMAX19 (2009)
- G1 CLIMAX18 (2008)
- G1 CLIMAX17 (2007)
- 所感雑感
G1 CLIMAX28 (2018)
備考:今年、G1としては初の両国国技館での開催&決勝戦
キャッチフレーズは「Be a Survivor!」
言わずと知れた今年のG1ロゴ、実はここ数年のロゴの中だと一番好き。
形状としては「G1 CLIMAX」とナンバリング(28)の段を分けるタイプで「G1」と「X」の字を大きくすることで全体として逆三角形な形状に。
カラーリングはシリーズとしての豪華さを示すためかメタリックな感じ、ちなみに出場メンバー紹介VTRも金色がふんだんに使われているのでG1自体のテーマカラーが金色ってことなんですかね。
ちなみに夏の定番シリーズとあって熱や炎に関するキャッチフレーズがつけられることが多いんですが、今年は28の部分に炎をあしらっていてこういうデザインは地味に珍しかったりする。
G1 CLIMAX 27 (2017)
備考:冠スポンサーがローソンチケット
キャッチフレーズ:「日本全国闘いサマー!!」
優勝者:内藤哲也
チケットを買う人はいつもお世話になっているであろうローソンチケットが冠スポンサーになった2017年大会。
その関係もあってか、G1で披露された新コスチュームに結構な割合で青色が使われていた覚えが。
大会ロゴの歴史の中でもかなり珍しい3段組み型、金・銀・赤とド派手な配色、最上段の謎の≡と異色なロゴ。
その奇抜さ的に発表された時には「なんだこのロゴ?!(困惑)」となった思い出。
しばらくこのロゴに対する謎の既視感に悩まされていたけど、最近になってトップガンのタイトルロゴだと判明。
G1 CLIMAX26 (2016)
備考:年始の大量離脱に伴い6人もの新規参戦選手
キャッチフレーズ:「ギラギラの夏、メラメラの闘い」
優勝者:ケニー・オメガ
2016年は割とオーソドックスな1段組型のロゴ、ではあるものの「G1」と「26」のみ金色にすることで強調したり、大会期間を盛り込んだり、ライオンマークをあしらったりとなかなか情報量が多い一方でキレいにまとまっている印象で完成度が高い。
個人的にはあまりメタリックな色を使わないでこういうつや消しっぽい色合いのほうが好印象ではある。
G1 CLIMAX25 (2015)
キャッチフレーズ:「極みの夏」
優勝者:棚橋弘至
備考:A-Bブロック交互の公式戦を行う形式がスタート
今年と同じ2段組み型のロゴ、ではあるものの書体がスタイリッシュな感じになっていてそこはキャッチフレーズの「極み」を意識したものか。
さらに「G1CLIMAX」を金色に、ナンバリング(25)を金縁の赤にするところもなんだかセンスがいい、気がする。
G1 CLIMAX24 (2014)
キャッチフレーズ:「空前絶後の夏が来る」
優勝者:オカダ・カズチカ
備考:史上初の西武ドームでの決勝戦を開催
2014年はちびっこ相撲大会と日程が被るというアクシデントによってかなんとなんと西武ドームでの開催が決定。
決定時から「死人が出かねない」という憶測が出るほど気温的に過酷な西武ドームを踏まえてかロゴだけでも涼しげに、ということでか青と白という青空を想像させるようなさわやかなロゴ、まぁ決勝当日は台風直撃で暑さどころじゃなかったんですが。
カラーリングこそ違えど、形状(1段組み)や配色の仕方(G1とナンバリングのみ別色)というのは16年のものに近いか。
G1 CLIMAX23 (2013)
キャッチフレーズ:「史上最大の夏」
優勝者:内藤哲也
備考:後藤さん天山さんが骨折で途中欠場
個人的には初めてちゃんと全試合を見れたG1として思い出深い大会、確かネットiPPVなんかが拡充されていったのがこの時期ではなかったか。
それはさておき16年、14年と同じ1段組み、両端のみ異なる配色となってはいつもののその配色がほかの年と比較してもかなり渋い。
明るく楽しく、というよりは過酷さを表現していたのか、シリーズ途中で2名も骨折するという大荒れの展開、これがのちのスケジュール変更につながっていったのかな。
G1 CLIMAX 22 (2012)
キャッチフレーズ:「THE ONE AND ONLY」
優勝者:オカダ・カズチカ
備考:最後の決勝トーナメント制採用大会
新日本がブシロード制に移ってから最初の大会、ではあるもののなんとなくキャッチフレーズのセンスがユークス時代っぽい不思議。
2段組みでどちらも同色という点では今年のロゴにかなり近い印象を受ける。
G1 CLIMAX21 (2011)
キャッチフレーズ:THE INVINCIBLE FICHTER
優勝者:中邑真輔
備考:ユークス制新日本最後のG1
変形2段組みともいうべきなちょっと特殊な形状、この時期の大会ロゴが結構こういう感じの金属っぽいモチーフが多用されていた気もするので流行っていたんだろうか。
夏のシリーズで寒色のみのロゴっていうのもなかなか馬頭あしいけど色あいとしてかなりまとまっている印象もあったり。
そして大会ナンバリングが10とか20になったとたんにローマ数字表記にしたがるというあるある、かっこいいからね、仕方ないね。
G1 CLIMAX20 (2010)
キャッチフレーズ:不明
優勝者:小島聡
備考:非所属選手の初優勝
うーん、おしゃれ!ぐうの音も出ねぇ!という第一印象なやつ。
他のロゴと比べると大会ロゴっぽさが薄く、シンプルながら上品な感じに仕上がっている、そして何よりローマ数字表記のナンバリングがかっこいいから仕方ない。
G1 CLIMAX19 (2009)
キャッチフレーズ:不明
優勝者:真壁刀義
このあたりになってくるとアーカイブでしか見たことがないからあんまり思い出などについて書くことができない・・・でも「死んでも言いたくねぇけど、サンキューな」の大会、のはず。
ロゴとしてはここまでとは違う「G1」を大きくフィーチャーした形で、旧優勝トロフィーのモチーフにもなっていた元祖G1の大会ロゴも「G1」にフィーチャーしたデザインだったため、これが原点回帰って感じか。
それでも豪華さとしてフォントにこだわったり中世の武器っぽい添え物がいっぱいついているのが特徴か。
G1 CLIMAX18 (2008)
キャッチフレーズ:不明
優勝者:後藤洋央紀
ロゴ単体が見つからなかったので大会ビジュアルで。
こちらも09年と同じく「G1」を大きくフィーチャーし、やっぱり中世感あるデザインで装飾している感じ、この時代の流行なのかな。
G1のGは後藤のGの名言が爆誕?
G1 CLIMAX17 (2007)
キャッチフレーズ:「Winner take All」
優勝者:棚橋弘至
一応現在確認できた最古の独自のG1の大会ロゴがこちら、それ以前は見つからなかっただけなのか、もしくはトロフィーにもなってる由緒正しいG1のロゴを使ってたと思われる。
二段組型ではあるものの「G1」の文字が大きく「1」の位置も旧ロゴに近い部分についている。
そしてナンバリングでなく開催年になっているのがかなり独自。
ちなみにキャッチフレーズは「Winner takes All」じゃないの?とか思っちゃう
所感雑感
というわけでG1の大会ロゴの振り返りでした。
こうして振り返ってみると、今年のロゴも結構好きなんですけどやっぱり15年のロゴ好きですね、それに「極みの夏」っていうキャッチフレーズもかっこいいし、大会自体も名勝負が多かった覚えが。
皆さんのお気に入りはどれですかね?
今日はこれまで、それでは