プロレス統計

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5.15 新日本プロレス Best of the Super Jr.26 3日目 ツイート解析

BOSJシリーズは東北をさらに北へ北上しての青森二連戦の開始です。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njbosjに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
このハッシュタグにおけるツイート総数は2,983ツイート、RT総数は2,102RT、呟いたユーザー806人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは1,455ツイート、3,072RT、515人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

h良いジョナサン

時刻:19:48
ツイート数:30tweet

3日目の公式戦開幕はテクニシャン対決となるTAKA対グレシャム、グレシャムは1戦目もテクニック対決でしたけども。
しかしまさに変幻自在のテクニックを見せるグレシャムですけど、踏み付けを軸にした腕攻めからの腕を極める卍固め、いやオクトパスホールドはTAKAの得意とする一転攻めの土俵上で見事に完勝した、そんな一戦な気がしますね。

ドラゴンvsティタン

時刻:20:19
ツイート数:27tweet

そして初戦で共に勝利を飾ったもの同士の対戦となったティタンと鷹木。
うっかりルーツをメキシコに持つ者同士…と言いかけましたけど鷹木てメキシコに行かずに日本の闘龍門でデビューしてたはずなのでそうではないんですよね(全く行ったことがないなんてことはないでしょうけど)。
こうして向かい合ってみれば飛び技とジャベを主体にしたティタンの攻めはそれこそドラゴンゲートの主流となるスタイルだけに、タイプが全く違うとはいえ鷹木にとっては勝手知ったるタイプかもしれませんね。
しかも初戦はフォームを奪ったティタンのジャベからのインモルタルも回転に勢いをつけることで脱出するなど対策もバッチシ。
鷹木のある種盤石の勝利を見てしまうと「果たして誰が止めるのか?」はやっぱりAブロックのテーマですよねぇ。

石森対マーティ

時刻:20:50
ツイート数:41tweet

マーティ対石森はこれまであまり因縁練り対戦がないような、と思ったりしましたけどよく考えなくてもかつてのBULLET CLUB内紛においてケニー派とOG派に分かれた者同士ですね。
じっくりいく技巧派のマーティとハイスパート系の石森とあって対照的な試合になるかと思ったんですが、試合は石森もマーティの試合ペースに付き合う、もしくはのっかる感じのあるじっくりペース。
思えば石森は長いどんたくシリーズでドラゴンリーと連戦し続けた上でのBOSJとあってやはりダメージもあるんでしょうかね、だからこそBOSJを戦い抜くためのペース配分を選択したというか。
しかしそれをもっても見えたのは石森の疲労の深さ、中々自分のペースに持っていけないもどかしさも見えたり。
しかし最後の最後は振り絞るように一気にハイスパートに持ち込んでの勝利、いやぁ石森苦しかった。

SUICIDE DIVE

時刻:21:01
ツイート数:39tweet

新日本の王者として覚悟を決めて今シリーズ挑んでいるドラゴン・リー、
そして先日の鷹木戦での覚醒ぶりからある種確変状態にあるともいえるSHO。
ただでさえ昨年の対戦でも好勝負を見せた両者ですが、それにさらに拍車をかけるような条件がそろっただけに両者の意気込みもいつも以上のもの。
それが特に見えるのは試合中盤に放ったドラゴン・リーのトペスイシーダ。
嫌まさにSUICIDE(自殺) DIVEという感じの自分の身の心配などどこかに置いてきたようなトペ、いやすげぇわ。

ハイボルテージ・マッスルカー・レース

時刻:21:21
ツイート数:75tweet

序盤は意地の張り合いが見えた両者ですけど上記のトペから形勢が変わる、というのもそのトペでSHOが右腕にダメージを受けたとみるやドラゴン・リーがSHOのお株を奪うかのような腕攻めを開始。
それは「俺だってできるんだぞ」という誇示でもあり「何が何でも勝つ」というこだわりでもあったわけです。
それに大きく苦しんだSHOですがそういった窮地こそ若者の新たな引出しをあけるにはいいタイミングで、ショックアローの簡易型ともいえるクロスアームパイルドライバーや、ラストライドバッククラッカーに繋げるランバーチャック(抱え込みバックドロップ式バッククラッカー)なども披露。
その技の威力やあふれ出る感情など、やはりそこには人を引き付けるものがあるのを再確認する一方で、終盤にライガーが苦言を呈した部分も首肯せざるを得ない部分も見える一戦だっだとは思います。
そこはそれこそ経験値が”まだ”足りないんでしょうけど、AJが言うところのサイコロジー、プロレス的にいうと戦略や戦術の部分でまだ未熟な部分がSHOには見え、フィニッシュに至るドラゴンリーにはすくなくともそれが見えた、という感じ。
成長途上の確変中だからこそ、貪欲に吸収すべきものを吸収していってほしい、という感じもしますね。

 

所感雑感

というわけで青森大会でした。
年に一度のジュニアが主役の大会なのもあって開幕からクライマックスな試合があったわけなんですけど、早くも選手に疲れが見える気がするのも心配だったりします。
で、スケジュールを確認してみるとこの青森二連戦が終わればとりあえずの移動日オフがあり、山形二連戦、その後2日間のオフを経て後楽園三連戦へ・・・という感じで、移動を抑え、きちんとオフを差し込んでいるスケジュールではあるので日程面での過酷さは抑えてはいるんでしょうけど。
まぁリング上のことは選手の裁量の場、見ているファンとしてはせめて全員が無事完走できることを祈るのみ、ですかね。

きょうはこれまで、それでは