プロレス統計

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5.14 新日本プロレス Best of the Super Jr.26 2日目 ツイート解析

先日に引き続いての仙台は仙台セーラーボーイズ(仮)が締めることに。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njbosjに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
このハッシュタグにおけるツイート総数は4,000ツイート、RT総数は3,223RT、呟いたユーザー1,000人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは1,879ツイート、5,812RT、585人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

This is "Enterprise"

時刻:19:18
ツイート数:38tweet

今回のシリーズはジュニアの祭典、なのですがその中に混じっているスーパーヘビーが一人。
ブロディ・キングは、ROHにてマーティの結成したがユニットVillan Enterprisesに参加している男であり、昨日のMSG大会を見た人ならタッグ4WAYでPCOと共にハチャメチャやってた人とも覚えているかもしれません(PCOもVillan Enterprises所属)
その全身タトゥーのいかつい風貌通りの荒々しさ、そしてそれを裏切るような身軽さも持ち合わせるまさに怪物級のレスラー。
いやぁ良い、G1とまではいわないまでもWTLにはまた来てや・・・

DOUKI対レンレン

時刻:19:52
ツイート数:37tweet

今回のBOSJ直前に起きた衝撃、ゴードン選手とデスペの欠場により抜擢された成田選手とDOUKI選手が初戦で対戦。
新日本のヤングライオンといえば入門テストも狭き門ならデビューまでの道も過酷で、デビュー以後も過酷で有名であり、それを生き延びてきた成田とそれを忌避してメキシコでルードとしての生き方を10年貫いてきたDOUKI、ある意味で日本人レスラーとしては対照的な両者っていう感じですね。
こういった両者だからこそ成田も序盤のレスリングで威圧的にDOUKIをコントロールしたかと思えば、DOUKIも一切容赦ない椅子攻撃にルード的攻めの数々。
しかし前日の初登場と比較しても自身の技なり試合ぶりが出ていたのはDOUKIだったか、それは最後の三日月原爆固めもですけど成田のフロントスープレックスを抱き着いて崩してのジャベ、といったムーブも伊達ではない10年間のキャリアを感じさせます。
成田のヤングライオンとしてのキャリアも伊達ではなければ、DOUKIの10年間も伊達ではない。

ELP対バンディード

時刻:20:28
ツイート数:36tweet

今回に限らず初物注目選手が多いBOSJですが、今回に関しては事前に幾度も予告VTRで告知されてきたブリティッシュJ-CUP優勝者のELPことエル・ファンタズモ対MSGでIWGPジュニアにも挑戦したバンディード、その両者が初戦で闘うとは。
共にハイフライヤーとはいえELPは長身の割の身軽さが特徴な一方で、バンディードは生来の者に見えるナチュラルなパワーでぶっ飛ぶ感じの飛び技でそこだけでも違いが見えます。
そうしたハイフライヤーの競い合い、かと思えば最後はバンディードのマスクを使った目隠しからのカナディアンレボリューション2での勝利、最後は巧く価値を取っていったなぁ。

圧倒的戦力差

時刻:20:53
ツイート数:53tweet

かつて同所で行われたBOSJで優勝を果たしたオスプレイが、無差別級での栄冠を引っさげて帰ってきたのげセミ。
それもちろん「どんな形であろうと買ってしまえばおいしい」相手でもあるわけですけど言ってみれば今のBUSHIに対して今のオスプレイはあまりにも戦力差が違いすぎた、ような感じ。
ある種起死回生の策で出したミステリオ・ラナもまさかの着地、毒霧も読まれた不発、の末の干渉となるストームブレイカー。
まさしく台風の目、無風状態でBOSJを制するのはオスプレイか。

仙台に良い”潮風”

時刻:21:17
ツイート数:69tweet

そしてメインは宮城県出身同士の対決、同時に新日生え抜きの技巧派対決でもあります。
YOHにとっては前日のSHOが成長を見せただけに期待もひとしおでしたけど、あくまで入場曲もいつものものだったたり、劇的な変化ではなく着実な成長を考えていそう。
その様子は試合中に見せたムーブにも見えて、”ドラゴン殺法”継承を標榜してきたのもあってドラゴンスクリューにつながる膝攻め、しかも膝へのファイナルカットという新たなムーブも見せ確かに成長、そして自分の目指すスタイルへの最適化も見えましたね。
しかしこうした巧さの見せ方では田口監督がやはり何枚も上、序盤にアイルビーバックムーブで股間を見せたのもファンの驚きを生むためだけかと思いきや、そしてYOHが終盤本家のムーブを見せるやその足を得意のアンクルに決めて取るしたたかさを見せる。
そして最後は奥の手も奥の手、というか初披露以降2度の失敗を経験して封印していたどどん・ジ・エンドを解禁しての勝利。
流石に試合後はヘロヘロな様子でしたけど巧さは健在、これは良い潮風吹く。

 

所感雑感

というわけで仙台2連戦も終了です、見事に仙台セーラーボーイズ2DAYSでしたね(なお仙台市出身は皆無な模様)。
Bブロックは、出場メンバーの変更もあったりしてなかなか新鮮味があるかんじもあるので、今後も思わぬドリームカードが出てきたりする可能性も感じられて楽しみですね。

きょうはこれまで、それでは