プロレス統計

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5.22 新日本プロレス Best of the Super Jr.26 7日目 ツイート解析

東北地方の連戦を終えたBOSJは遂に、漸く聖地後楽園に戻ってきました。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njbosjに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
このハッシュタグにおけるツイート総数は3,148ツイート、RT総数は1,950RT、呟いたユーザー675人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは1,455ツイート、2,163RT、422人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

DOUKIvsBUSHI、ルード対ベビー

時刻:19:56
ツイート数:43tweet

第6試合では鈴木軍対LIJ、DOUKI対BUSHIが対戦。
DOUKIはご存知本場のルチャドールなわけですけど、BUSHIは全日本でデビュー後、海外遠征としてメキシコに言ってるんですがその時にいっていた団体がIWRGで実はDOUKIはここに定期参戦していたこともあるんですよね(時期はずれてそうですけど)
しかし、BUSHIが割とベビーよりなスタイルになってるのもあるんですけど、DOUKIのルードスタイルの堂に入ったこと入ったこと、それこそメキシコでの年季を感じますわ。
ルードに必要なのはその暴れっぷり、無法っぷり、そしてやられた時のやられっぷり。
特に最後のMX受けは思わず後楽園がどよめくほどの受けっぷり、うーん、良い。

完全に頭脳プレイ

時刻:20:03
ツイート数:67tweet

今BOSJであっという間に優勝候補へとその名を挙げたSHOがついに後楽園へ帰還、まさにHIGH VOLTAGEの高い期待値のままでの登場でしたが、それをそのまま試合させないのがヒールマスター金丸。
試合開始時の襲撃に始まり、負傷した耳への攻撃、自然にSHOをカッカさせてそのまま南側客席への場外戦を敢行。
ここまでは予想できる戦法ですけどまさか最後の最後に駆け込むSHOに向けて若手をぶつけてリングインを妨害してのカウントアウト勝ち!
いやぁこれは初めて見たけどこの発想はなかった・・・流石ヒールマスター。

h監督対ロビー

時刻:20:18
ツイート数:56tweet

これまで怒涛の三連勝を挙げてきたことで一躍優勝候補になってきた田口監督、その巧さは田口ワールドに相手を誘い込んでおいて今!というタイミングで隠した実力で一気に仕留めてきてましたけど、今回の相手たるイーグルスは序盤から多彩な足攻めで攻め立てることでなかなか田口ペースにしないという対策を見せる。
その序盤の攻めから見ても、同じ攻めをしない多彩さ、そして田口の動きを切り返す技をいくつも持っていたという辺りでもイーグルスの底の深さが見えるという。
特にどどんへの対応はそれがそのままターボバックパックへとつなげられるという相性の良さ、だけに頼らず、さらに丸め込みに行くパターンも用意していたイーグルスの作戦勝ちでしたね。
他にもイーグルスは自分のいくつかある決め技の内どれかにこだわるという様子も見せず、色んな手で勝ちに行ったというのも良かったかも。

汚い、流石Villan汚い

時刻:20:39
ツイート数:54tweet

BOSJどころか新日本参戦以来土の付いてない男鷹木、ここまでくると「じゃあ誰なら勝てるんだ?」というのが議論の種にもなるんですが、その候補の一人の中には勿論マーティも。
パワー型の鷹木に対してテクニシャンのマーティ、オスプレイに勝ったこともありIWGPジュニア王者でもあった男ならあるいは・・・なんていう風に期待されてもいたとは思うんですが。
実際にいつも以上にエグイ攻めを見せ、見事に鷹木と渡り合うるマーティ、しかし流石の鷹木は一筋縄ではいかないとみるやまさかのセコンド・ブロディキングの介入!これはまごうことなき悪党ですわ・・・
しかし鷹木はあえてレフリーのブラインドを作って介入させるや同士討ちからのパンピングボンバーでそれを排除、思えば全日本でスーパーヘビー相手にやってきただけに決して打ち負けないパワーは実証済みなんですよねぇ。
まさに鷹木の完全勝利、しかも介入も跳ね返して、いやほんとこれ誰が勝てるんや・・・

オスプレイvsELP

時刻:21:11
ツイート数:72tweet

さてメインは先日のどんたくでのELP初参戦の時から抗争が、そしてそれ以前にRPWからライバル関係が始まっているオスプレイ対ELP。
そんな両者だからか、これまで新日本のリング上では見たことがないほどのハイスパートでオスプレイが攻める攻める、しかもそれで飛び技の精度が落ちるどころか上がってるんだからすごい。
それに対するELPもオスプレイをおちょくりつつも的確に技を決めていく、その辺りは対戦経験の多さのおかげで先読みができてる部分はあるんですかね。
それは勿論オスプレイの猛攻を受けて、それでもとっさにオスプレイの技を切り返し、妨害できる耐久力があることの現れでもあるという。
そして悪いことにも一切の遠慮がないという、フィニッシュもレフリーのブラインドを突いてのローブローからのフィニッシャー3種の畳みかけ。
まさにオスプレイに勝つための手段を選ばない、そんな勝ちでしたね。

 

所感雑感

というわけで遂にBOSJも後楽園到達です。
ここまで東北連戦だったわけですけど、やっぱり後楽園は客層が違うって感じは見ててひしひし感じますね、特に今回新規参戦した選手への反応がダンチ。
といいつつ、こうして後楽園が選手についてある程度知っている状態で「そうこれこれ」という感じに楽しめているのは東北連戦をチェックしたうえで会場に来ているなんてこともあるんですかね(後楽園前のオフ2日でその時間もあったし)。
まぁ基本的に観戦については(他人の迷惑を考えつつ)自分の好きに見ればいい派ではあるんですけど、心なしか生き生き試合している選手を見るとやっぱり観客という群体のつくる会場の雰囲気ってプロレスにおいて重要だな、と改めて思ったりしました。

きょうはこれまで、それでは