後楽園も3日目は一味違う大会でした。
本日5月24日(金) 18:30〜 生配信!#njpw BEST OF THE SUPER Jr.26 Day9
— njpwworld (@njpwworld) May 23, 2019
本日は #njbosj 全戦公式戦!
メインは、ロッキー・ロメロ @azucarRoc VS エル・ファンタズモ @elpwrestling!
会場に行けない方は #NJPWWorld で!登録&視聴▷https://t.co/Tj7UBINesh pic.twitter.com/VjXfIvES7b
集計結果
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。
◆悪党対決
【5.24後楽園大会・第3試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) May 24, 2019
『SUPER Jr.』公式戦!
マーティー・スカルvs金丸義信!
スカルが金丸のミスト攻撃を傘で防御……!?
新日本プロレス・スマホサイトで独占詳報中!https://t.co/DAbEN31IIg #njpw #njbosj pic.twitter.com/MtYMMQjSSd
時刻:19:09
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今BOSJ、というかこの後楽園2連戦で一気に怖い存在に化けた、いや本性を現した感がるのは金丸。
連日ツワモノ相手にダーティテクニックを活かした勝利を見せており、その姿たるや「コメディ要素のない矢野」とかいう明らかに強い形容詞が。
とはいえ今回の相手は同じく本性を現し、ダーティファイトも辞さなくなってきたマーティ、まさに悪党対決。
共にリングアウト勝ちを狙ったり、レフリーが気絶していれば共に凶器に手を出す。
しかし最後の最後で口の中に含めるというウイスキーの利点を仕えたマーティが一手先を言っていた感じ。
しかしウイスキーを傘で防ぐっていうシーンがちゃんとあったのはわかってらっしゃる上にその先を行くとは。
◆鷹木危機一髪
【5.24後楽園大会・第5試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) May 24, 2019
『SUPER Jr.』公式戦!
鷹木信悟vs TAKAみちのく!
TAKAが場外&リング上で大暴れ……!
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時刻:19:34
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この日一番の対照的な対決となったTAKA対鷹木、勿論どちらもフリーランスという共通項はありつつも、今BOSJでは全敗と全勝、だからこそ逆に「大金星が・・・?」と思っちゃうあたりが怖い一戦でもあります。
実際に試合では序盤からTAKAが熟練のテクニックで攻める攻める、どこか一点攻めという感じではなくありとあらゆる場所をありとあらゆる技で攻めていく、まさにTAKAみちのく総動員で勝ちにいっている感じ。
最後こそまさに力づくでラストオブザドラゴンを決めて勝利したものの、連日苦しめられた感のある鷹木でしたね。
◆マスカラ・コントラ・マスカラ・ウィズ・マスカラ
Red Shoes, the referee luchador. #njbosj #NJPW https://t.co/d63mH2znnl pic.twitter.com/A6b1zD6iJt
— Italo Santana (@BulletClubIta) May 24, 2019
時刻:20:24
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我々は一体何を(以下略)
◆Best of the CMLL
【5.24後楽園大会・第9試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) May 24, 2019
『SUPER Jr.』公式戦!
ドラゴン・リーvsティタン!
注目の“メキシカン対決”は感情むき出しの両者が一進一退の攻防を展開!
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時刻:20:40
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奇しくも同じCMLL所属、しかもテクニコのマスクマン同士の対戦となった一戦ですが、よく考えればジュニアタッグリーグにこの二人で参戦したことなんてのもあったのでまさにパートナー対決なんですよね。
ルチャドール対決といえば1月のファンタスティカマニアですっかり定着しているわけですが、日本人同士、米国人同士、イギリス人同士・・・そういった他の対決ともまた違う趣がある気もします。
それはメキシコ人特有の陽気さ+負けん気の強さ、そして来日するのがCMLLという超巨大組織に属するレスラーだからこそ新日本以上に厳しい格付けと生存競争で日々争っているが故のライバル意識のいずれもがまじりあったもので。
ドラゴン・リーの激しさについてはもうすっかり定着しているとは思うんですが、リーと向かい合った時のティタンの容赦なさもまたそれに負けるとも劣らぬものになるというのはティタンの新しい面が見えた感じもします。
最後は有無を言わせぬラッシュでドラゴンリーの勝利、それでも何とも言えないさわやかさが余韻にあるのは不思議でもあります。
◆Rocky rocks you up
なんと28分越えの大激闘! ロッキーがファンタズモに執念の逆転勝利!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) May 24, 2019
ドラゴン・リーはティタンとの“CMLL対決”に激勝!
☆『SUPER Jr.』5.24後楽園大会をスマホサイトで独占詳報中!
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時刻:21:15
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このメインについては「まさかこのカードがメインになるとは」そして「まさかこのカードがここまで爆発するとは」という印象を集計後に抱きながら試合を見ることになりました。
近年はサポート役に徹してシングル戦線からは程遠くなっている(というかそもそもシングル戦線に来たことは全然ないような)ロメロ、
先日オスプレイを相手に本領を発揮して見せたもののまだまだ新参の部類でもあるのらりくらりのファンタズモ。
正直言えば今年のBOSJのこれまでの大会を見てみるとけしてメインにはならないであろうカード、それはつまり全く逆の方法論で”作品”を構築するという宣言でもあったかもしれません。
その方法、答えは先日の面で一気にヒールとしての印象を強めたファンタズモにじっくりじっくり苦しめられて苦しめられていったロメロの最後の最後、時間切れギリギリでの奥の手での大逆転。
これまで技と魂とタフネスを競い合う刹那的な試合が多かった今BOSJの公式戦の真逆を行くような試合、定着した選手への印象を利用したうえで予想を裏切る試合。
時折レスラーが「こういうのだってできるんだぜ?」という試合をするのはよくあることではありますが、それがこうして大きな爆発を生んだというのはファンタズモそしてロメロの巧みさの証明に他なりません。
所感雑感
というわけで後楽園3連戦の最終日でした。
後楽園の1,2日目はまさにBOSJらしい(というのもここ数年で変遷が見えますが)試合が続いていたと思うのですが、個人的印象ではこの3日目にして大きく試合と大会の構成が変わってきたなぁという感じがあります。
それはすなわち選手層の厚さだけでなく多様性の証明にもなるのですが、それをこの満員の後楽園3日目に持ってきたのは結構意外だったり、それでもやって最も効果があるのはここだよなとも思ったり。
いずれにしろ思いもよらぬ幅の広さをみせられて唸った3日目でした。
きょうはこれまで、それでは